[movie/スカパー]ラストダンス

ラストダンス
シャロン・ストーン

ブエナ・ビスタ・ホーム・エンターテイメント 2004-07-23
売り上げランキング 18,947

Amazonで詳しく見る
  by G-Tools



原題: Last Dance
監督: ブルース・ベレスフォード
出演: シャロン・ストーン, ロブ・モロー, ピーター・ギャラガーほか
1999年アメリカ/カラー/104分/

12年前に幼なじみとその恋人を惨殺し、死刑囚となっているシンディ(シャロン・ストーン)に、最後の日が迫っていた。兄のコネで恩赦課に職を得たリック(ロブ・モロー)が最初に手がけた恩赦案件がそのシンディの事件。「ドラッグに溺れ、次々と押し込み強盗をしていた手の付けられない不良娘」の面影すらない今のシンディに同情するリック。なんとか減刑されないかと八方手を尽くすが・・・


どんな場合にせよ、「人が死ぬ」ということはドラマになるってことなのでしょう。シンディの死刑判決には問題があったかもしれないけれども、やはり殺人は殺人。そこでもやはり「人が死んでいる」のです。そこを抜かして、シンディの生い立ちや現状に同情するだけなのは、やはり片手落ち。そう言う意味で奥行きの無いストーリーでしたが、でもやはり最初に言ったように「人が死ぬ」のはいかなる場合にもドラマがあるものなのです。それは死刑の是非とか、法システムの瑕疵とかそんなことではなくて、人が死ぬことの重みに心動かされるということに、この映画の意味はあるんだと思います。あえて社会派的な臭みを無くし、どちらかというとラブストーリー的な雰囲気なのところを評価。

コメント