明日は我が身

六畳間の床が抜け男性落下、けが 東京・目白のアパート - asahi.com : 社会

怖いですねー。昨日UNCHARTED SPACE2/5付けの日記「本の増殖に関する考察」を見て笑ってたのですが、不謹慎ながら本当の最終段階とはやはりこんな状態を指すのかも。本を買う人間は注意しないとダメですよね。私は結婚して引っ越すとき、「鉄骨鉄筋コンクリートのマンション」っていうの第一条件にしましたもの。床の抜けた原因は主に大量の雑誌だそうですが、雑誌でも本でもやはり度を超すと床抜けるんですよね。

私は実家では「本の増殖に関する考察」で言うと第7段階ぐらいでした。とりあえず窓以外の壁はすべて本棚入れてました。ベッドと壁が接している部分がもったい無いので、ベッドを中央にずらしてそこにも本棚を置きました。今はまだそこまで行ってないんですけど、今設置していてる本棚は本棚の容積-棚の大きさ=本になってます。本棚の上にも横に本積んでますし。

図書館ではさすがに2重に本を並べるわけにはいかないのですが、閉架書庫だったりすると段ボール詰めとか(たまに所蔵調査をすると、「段ボールに入っているので、そこから探していただくことになります」とかいう返答がきたりする)、床置きとかはよく見ますね。書架の上に本を置いたり、閲覧スペースを潰して書架を設置したり、自動書架にして書架面積を圧縮したり、床と床の間に床を入れて(つまり階数を増やして)書架設置可能面積を増やしたり(最近は消防法とかがうるさくてこの選択肢はあまり無い)という涙ぐましい努力をして資料を置く場所を広げてるのですが、そういう涙ぐましい努力のことを「書架の引き延ばし」と言ってます。

しかし、「週刊プレイボーイ」とか「サンデー毎日」とか、国会図書館でもかなり欠号がありますから、もしかするとものすごい貴重な資料かも?紀要とか、学術雑誌とか、アカデミックな資料って一般にはあまり出回らなくてもどこかの大学図書館、特に執筆者が在籍してた大学の図書館なんかはきちんと保存してるものですが、こういったものすごい量が出回っているくせに、図書館では一時保存で1年前のものが捨てられてしまうような資料は、ちょっと前のものはどこを探してももう見られなかったりするんです。内容の是非は関係なく、当時の大衆文化を後世に伝えるものとしてはやはり貴重な資料ですから、単にマニアの間で金銭価値のある「お宝」という意味だけじゃなくて、持っててくれるのは意味あったりすると思うんですけどね。

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