2005年8月13日

[movie/スカパー]郵便配達は二度ベルを鳴らす

郵便配達は二度ベルを鳴らす

発売日:2005/08/19
価格: ¥ 500

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原題: Ossessione
監督: ルキノ・ヴィスコンティ
出演: マッシモ・ジロッティ, クララ・カラマイ, ジュアン・デ・ランダほか
原作: ジェームズ・M・ケイン
イタリア/1943年/カラー/140分

レストラン・ドガナの経営者・ブラガーナ(ジュアン・デ・ランダ)には年若い妻・ジョアンナ(クララ・カラマイ)がいた。しかし自分を女中扱いする年老いたブラガーナとの生活に辟易していたジョアンナ。そんなある日、レストランにやってきた放浪者のジーノ(マッシモ・ジロッティ)にジョアンナは激しく惹かれる。不倫の恋に落ちた二人は、駆け落ちしようとするが、ジョアンナは安定した生活を望み、結局戻ってしまう。離ればなれとなった二人だったが、ひょんなことから再会し、ある計画を思いつく。


ジェームズ・ケインの処女作にして、ルキノ・ヴィスコンティの初監督作品。日本で上映されたときは、2時間弱に削られていたそうですが、今回スカパーで放映されたのは、ノーカットの完全オリジナル版です。

実は私、この原作をミステリと勘違いしてたんですよね。そのせいもあってか、かなり拍子抜け。。。やっぱり古い作品だけあって、すごーくじれったい。やっぱりハードボイルドってもう古いんですかね。序盤まるでサロメもかくやの淫婦だったジョアンナが、突然かわいらしくなってしまうラスト。悪女は最後まで悪女を気取らなきゃ。一方で、ジーノも中途半端。今ならここで邪魔な女も殺して、保険金は全部いただき、くらいやりそうですけど(やりすぎ)。

多分当時なら十分ショッキングだったであろう映画も、50年も経ってしまうと、単なる退屈な恋愛映画になってしまうという良い例なのかもしれません。というか、そういう荒んだ現代の目で観てしまうのが間違っているのかも。

この映画、原題は『妄執』となっているのですが、原作の題は邦題と同じ"The Postman Always Rings Twice"。この題が非常に難解で、様々な解釈があるようです。私は絶対郵便配達が何か関係あるんだ~と思ってたのに、一度も来ないんですもん。<郵便配達。おい、じゃあタイトルはどういう意味なんだよ、と思って"郵便配達は二度ベルを鳴らす and タイトルの意味"でググると、結構いろんな意見があるようで面白いです。当然「タイトルの意味わかんねー」という意見も多いです。私は「一度は偶然でも二度は必然」ってことなのかな~と思いましたが、早川から出ている日本語訳版には解説があるようですね。

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