2005年10月28日

[movie]親切なクムジャさん

親切なクムジャさん

今年は東京国際映画祭に行こう~と思ってて、どれ見ようかなと選んだときに、映画祭だけに案外平日昼間の上映も多いことを知りました。上映されたら見ようと思ってた映画で、かつ時間があったので、親切なクムジャさんを選択。チケット取った後、イ・ヨンエの舞台挨拶があるかもしれない、と知って喜びましたが、結局スケジュールが合わなかったそうで、残念ながら上映のみとなりました。しかし、「国際映画祭」と言うだけあって、案外華やかなんですね。私は単に上映するだけだと思ってましたが、飾り付けとか面白かったです。来年も機会があったらチケット取ろうと思いました。


監督: パク・チャヌク
出演: イ・ヨンエ, チェ・ミンシク
2005年/韓国/カラー/112分/

6歳の子供を誘拐し、殺害するという残忍な犯行に似合わない、天使のような美貌。イ・クムジャは13年に渡る服役中も、誰にでも笑顔を振りまき、「魔女」と恐れられる一方で「親切なクムジャさん」と呼ばれてもいた。そして13年後の2004年。出所することになった彼女には、ある計画があった。


何と言っても見所は、イ・ヨンエの表情七変化。正に般若と天使を併せ持つとは、こういう人のことを言うのでしょう。これが本当に同じ人か、ってくらい顔が違うのです。物憂げな顔、聖母のような清らかな顔、そして復讐を誓う般若の顔・・・。とにかく、イ・ヨンエファンは一見の価値あり。

この作品は、『復讐者に憐れみを』『オールド・ボーイ』に続く、復讐劇最終章。なんかこの監督の作品を見るたびに私は北野映画を思い出すのです。全体的に流れる陰鬱な空気と、暗い雰囲気を、どこか笑いで落とさなくちゃ気が済まないような絵とか。
でもそういうところも含めて、嫌いじゃないですね。最後の最後で、嫌な雰囲気のどんでん返しが待ってたりしないですし。どこか虚しさが残るラストではあっても、良いシーンでした。

人を選ぶかもしれませんが(グロテスクな絵とか、血しぶきが嫌いな方はとりあえずやめておいたほうが無難)、『オールド・ボーイ』を面白いと思った方にならおすすめです。11月12日から公開。

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