2005年12月6日

[movie/スカパー]阿修羅のごとく

阿修羅のごとく

発売日:2004/06/25
価格: ¥ 6,300

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監督: 森田 芳光
出演: 大竹しのぶ, 黒木瞳, 深津絵里, 深田恭子ほか
原作: 向田邦子
2003年/日本/カラー/135分

昭和54年冬。それぞれが独立し、ばらばらになっていた4姉妹がひょんなことから、再び顔を揃えることになった。父の浮気が発覚したのだ。母に知られないようにと右往左往する4人だったが、そうしているうちに4人それぞれの悩みが浮かび上がってきて・・・。


仏教の守護神でもあり、インド神話の悪神でもある阿修羅に女性を例え、取り繕い、穏やかに見える表と、実は悩み、妬み、傷ついている裏とを見事に描いた作品。4人姉妹の性格分けもよくて、夫を亡くし自由に生きているように見える長女、子供も大きくなり、良妻賢母として生きる次女、図書館に勤める真面目一徹の三女、男と同棲する四女、それぞれ違うようで似ていて、それに女性ばっかりだから、妙なところで取り繕い、どこかでは信頼しているという姉妹の微妙な距離感が面白い。女性だからこそわかる映画、という感じもします。

脇を固める男性陣も豪華。姉妹の集中砲火を浴びる父親に仲代達矢、妻に浮気を疑われる情けない夫に小林薫、真面目一徹な滝子に惚れる、これまた真面目でちょっと抜けてる青年に中村獅童、どこかだらしないところがある四女の男に八千草薫。中心は女性なのですが、彼らのキャラクターがちょうどいいスパイスになっていました。

思った以上に良い映画でした。おすすめ。

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