『容疑者Xの献身』の貢献

二階堂黎人氏の「容疑者Xは本格ではない」議論から始まった一連の議論、楽しく読ませてもらってました。政宗九さんの1月16日の日記で、ミステリ評論家の巽昌章氏のすごい文章が二階堂氏HPの掲示板に出てると見たので、さっそく見に行くことに・・・。(直後に「このままでは見づらいので、別の掲載方法をご提案」と二階堂氏が書いているので、掲示板に直リンははりません。少なくとも16日6時の段階では掲示板に掲載されていました。)

確かにすごい。なんか、今更ながら「そう言えばそうだったな~」と思ってしまいました。「ミステリマガジン」3月号には二階堂氏・笠井氏の議論が載るそうですが、これだけ様々な副産物を出したことだけでも『容疑者Xの献身』の貢献は大きかったのでは・・・と思う私でございます。『容疑者X』を読んだあと、この一連の議論を読んで、もう一度『容疑者X』を読むとさらに面白そうですね。なんか、『容疑者X』愛蔵版などと称して、この様々な評論を後ろにつけた本を出版してもいいくらいかも?(議論参加者もかなり様々な面々ですよね)

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