エンバーミング輸入

asahi.com:お別れ、安らかな顔で 「エンバーミング」に関心高まる?-?暮らし

エンバーミング(遺体防腐処理)を知ったのは、プリル著『葬儀よ永久につづけ』(東京創元社, 1998.1)でした。私はその「遺体処理」自体を知らなかったものですから、そんなことが当たり前として語られる、まずそのことに衝撃を受けました。私は国内外を問わずに各地の葬儀形式というものに興味(というと語弊がありますが、他所の人間にわざわざ見せるものでもないし、簡単に異文化が入り込むものでもないので、その地域の特色が強くでるものだと思う)を持っているのですが、こんなところで静かにエンバーミングが日本にも入ってきてたのですね。

確かにお別れできないのは寂しいけど、戦死や事故死よりも病死や老衰で亡くなることが多く、火葬が基本の日本では「当たり前」になるほど広まるかなーとは思いますけど。

そう言えば、キリスト教文化圏では火葬というのはやっぱり衝撃みたいですね。先日見た『エリザベスタウン』では、主人公が父親を火葬にするかどうかでものすごく迷うシーンがありましたし。

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