セミの死んだふり

ようやく梅雨も明けて、夏だなーと思える蝉の鳴き声がうるさいほどになってきました。そしてこの時期になるとアホな蝉が、階段やベランダに飛び込み、そして疲れたのかひっくり返ってそのままお亡くなりになっているのをよく見かけます。

ところが、この蝉のひっくり返ったやつは、完全に死亡しているやつと、そうじゃないやつと見分けがつきにくく、予測不能な動きをするので、私はどうも苦手です。ちょうど映画『セブン』で、どう見ても死んでると思われた被害者が、近寄ったら突然起き上がってブラピが飛び退く、あのシーンを思い出すのです。

昨日も出がけにひっくり返ったセミを見かけ、こっそりと横を通ったのですが、帰りはそのことをすっかり忘れて、ポストに入っていた郵便物に気をとられ、知らないうちにそのセミのひっくり返ったやつを蹴っちゃったんですよね。そしたら突然飛び起きて、どこかへ飛んでいきました。あれ、生きてたんだー。

蝉ってなんで死んだふり?するんでしょうね。

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