2006年8月24日

東京マガジンバンク・・・でも多摩

都立図書館の再編がいろいろ議論されてましたが、具体案が出たそうです。

都立図書館改革の具体的方策について

カレントアウェアネスの記事にも出ていますが、目玉は雑誌16000タイトルを目標とする東京マガジンバンクの創設のようです。学術雑誌は都内のあちこちにある大学図書館で賄えるのですが、大学図書館が収集範囲としない少しやわらかい雑誌や、非常にニッチな専門業界誌だと、国会図書館や大宅壮一文庫にあるかないか、みたいなモノも結構あるので(そして国会図書館は閲覧に時間がかかる)、開架式の雑誌書架を東京都が持ってくれるというのはありがたいかもしれません。

が、多摩図書館に設置なんですね。うーん。確かに雑誌というのは週や月単位で冊数が増えるものなので、広い書架が必要というのはわかるのですが・・・遠いなあ。それとも新宿から最寄りの立川や西国立まで約40分だからそれほど遠いとは言えないのかしら。雑誌の場合は、一論文、一記事なら複写して取り寄せ可ですが、とりあえず通覧したいという要望も多いんですよね。さっさと電子化しちゃえばいいのに、と思うのですが・・・(特に、どうせ図書館でしか手に入らないようなバックナンバー)。紙媒体の保存が無駄と言ってるわけじゃなくて、紙媒体の保存は比較的広い多摩で、中央館ではそれをオンラインで見られますよ、というのが理想ですね。日本は本当に電子化が遅れてます。最近は英語圏の雑誌なら、まず紙媒体なんて思わないのです。電子ジャーナルを検索して、それが無いと、「うーん、面倒くさいなー、後にしよう」って思っちゃう。国会図書館でも結構そうした電子ジャーナルを買ってるのですが、国内の雑誌はいつ電子化されるんだろう・・・(まあ数年前に比べたら大分増えてはいるのですが)。こういう海外の電子ジャーナルって、学術系だけじゃないんですよ。この前イギリスの競馬新聞を検索してたら、大学が電子ジャーナルで持ってました(基本的に分野などでまとめ買いなので、パッケージに入っていたりする)。0

今日、こんな記事を見つけました。

図書館の本、大通駅で借りられます(札幌テレビ)

札幌市立中央図書館が、市内図書館の資料を貸し出し・返却できる窓口を中心部の大通駅に開設したというニュース。最近市立図書館の多くはオンラインで予約が出来るので、家から予約しておいて、届いたと聞いたらその窓口で受け取ればいいわけです。これ便利だな〜。私も大学近所の公共図書館はほとんどオンライン予約で利用しているのですが(そして帰り道にあるので特に駅にある必要は無いのですが)、在住の市の図書館は、駅からやや遠く一々そのために駅を出るのが面倒なんです。大きい乗換駅とかにでも、こういうサービスポイントがあるともっと使えそう。調べてみたけどやってなさそうです。残念。体の不自由な人やお年寄りのための宅配サービスや移動図書館を展開している話は聞きますが、駅にサービスポイントを置いてる図書館って他にもあるのでしょうか。前に同じ北海道で、駅舎内の図書館を見たことがありましたが、雪が降り(移動が大変で)、面積の広い(図書館まで遠い人が多い)北海道だからこそ、こういうサービスを思いつくのかもしれません。

話がそれましたが、つまるところ、図書館を利用してもらうには、まずは便利な場所にあるというのが必要だと思うのです。青少年・児童サービスを多摩地区に、というのはまだわかるのですが、どちらかというとビジネスマンなどの利用が多そうな雑誌類、しかも多くの都民が都心に通勤しているだろうことを考えると、どーんと多摩に置くというのはどうなのかな〜と思ったのでした。

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