デジタル移行する?しない?

最近2011年のアナログ停波のCMが流れていて、「ご協力ください」とか言ってます。相方は「テレビはいいよなあ、『ご協力ください』の一言で国民に出費を迫ってもいいわけか〜」とぼやいてましたが、実際地デジを見るにはどうしたらいいんだろうなあと思って、少し検索してみたんです。

地デジのインフラ整ってますか - 意外と知られていない受信のツボ

そしたら確かに結構な出費になる場合もあるんですね。光回線もそうでしたが、一番の問題は既存のマンションらしいです。我が家は家主が特殊なので何も問題なく勝手に設置してくれましたが、上の記事によると・・・


マイナスの面は、設置にかかる費用だ。協同視聴用のアンテナ、混合機、ブースター、分配器、屋内配線などを一度に変更しようとすると、結構とんでもない費用がかかる。実際に筆者が居住しているマンション(約210戸)でこれらの工事を行った際にかかった費用は、約1400万円だった。


へえ、意外とかかるんですねぇ。実家とかどうなってるんだろう。じいさんばあさん、ちゃんと分かってるかしら。それに移行しようと考えてる人ってどのくらいいるんだろう。

と思って検索してみたら、2005年4月21日に放送文化研究所シンポジウムで「2011年テレビはどうなっているのか」という研究発表がされていました。(研究発表資料)

既に見ている層が3%。その数字はあと6年で100%の普及率を誇るテレビの代替となることを考えるとどうなのかとは思いますが、それでも意向としては3分の2ぐらいはアナログからデジタルに機会があれば換えようと思ってるんですね。「新しいのを買ったら見られた」みたいな消極的移行もあるようですが、もう皆さんは既に移行されてますか?

我が家は買い換えるなら実際に停波した後かなーと思ってるんです。今の新型テレビって、アナログにも対応できるようになっている移行時期のテレビなわけですよね。余計な機能をそぎ落とした、デジタル放送しか見られない普及型が出てからでも遅くないかな〜と思っているのですが・・・。まずはPC用のチューナーボードで地デジ対応のが安くなったら買おうかな。

一方で、こんな見方も。

大前研一:地デジよりSNSに注目する広告業界(SAFETY JAPAN)

昨日、iTS→iTunes→TVという話が出たばかりだったので、この考え方も一理あるなあという印象です。というのも、既に私、朝のニュースってほとんど見なくなっちゃったんですよね。日経、読売がニュースをPodcastで流してるので。朝はニュースサイトのRSSとGoogle news alertを読みながら朝ご飯を食べ、その間にiPodにPodcastをダウンロード、スケジュールを同期、家から乗り換え駅までPodcastでニュースを聞いて通勤してます。土日の競馬はグリーンチャンネルだし。それに既にスカパー!は光回線を使った放送を行っています(スカパー!光)。サッカーや野球、そればかりかオリンピック・国際大会でさえ最近地上波じゃなくて、スカパー!やBSで独占中継ってことも多くなってきました。映画を見ようとする人は既に地上波に期待してはいないでしょう。とすると・・・テレビって他に何見る?

5年後、もしかしてパソコン(Mac)があったら、地上波対応テレビは要らないかも?

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