図書館界の展覧会

例年この時期になると図書館総合展が開催されますが、もうこの展覧会も8回になるんですよね。今年結構面白かったのが、Web2.0的な情報検索システムの展示です。図書館にも様々なベンダーさんが説明会にいらっしゃいますが、どこも頑張ってるなーという感じがします。もう随分前から図書館で扱うものは本だけじゃないとは言われてましたが、それでもCDやDVDはモノが存在するものでした。しかし現在主流になりつつあるのは、形のないサブスクリプションモデルの電子ジャーナルや、契約の必要もないインターネット上のフリーデータベースだったりします。近代デジタルライブラリーなど、無料と言っても十分学術利用に耐えうる(それどころか料金取ってもおかしくないような)データベースや、オープンアクセス(無料で誰でも見られる)ジャーナルが増えている中で、そう言うものを無視しては図書館もやっていけない状況にあります。だからといって、常にリンク先を監視してるわけにもいかず、なかなか難しいものです。

予定していたプレゼンテーションの合間に、展示ブースでつかまったり、NetLibraryの日本語本導入などの話もあったので、その辺りの今後も少し聞いてたりしたら、以外と時間が無かった・・・。来年はまたもっと変わってたりするのかしら<検索システム。これからその辺りの変化は面白そうです。

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