2007年2月11日

問題って作る方も大変

受験シーズンも大詰め。受験生の皆さんは、次から次へとやってくる試験日に、そろそろ疲れがたまってくるころではないでしょうか。あれって結構問題作成するほうも大変なんですよね。前に科学とはYESとかNOとか簡単に答えられるものではないと、ニセ科学を批判する菊池先生もおっしゃっていましたが、大学というところは正にそのYESでもNOでもないものを様々な形で研究するところですから、選択肢から選ばせる問題を作るとか、実は非常にリスキーで難しいものなのです。後で「実は2番も正解」とかよくニュースになりますが、何度点検してもそういうものが出る可能性はあるとか。「とも言える」みたいなもの、特に人文系はたくさんありますからね。

そんなこんなで職場もそろそろ試験準備中なのですが、一方で私のほうは来年度の授業で出すレポート課題の問題作りに必死です。図書館関連の授業で、図書館の中の様々な資料やデータベースを使いながら答えを出すという課題で、毎年部署で問題を作っているのです。が、これが年々厳しくなっている。というのもGoogleはどんどん高機能になるし、国会図書館は古い議会資料をどんどんデジタル化してるし、政府の統計なんかもほとんどがネット上に載っている時代です。Wikipediaも敵です。何しろ本当に幅広く様々な事象を取り扱っているので、これで答えを出されてしまうと、図書館のツールを使うという課題になりません(しかもWikipediaはやはり問題も多い。実際に間違っていることが平気で載っています。その場でとりあえず単語を確認するレベルなら良いですが、図書館のレファレンスでこれを根拠に解答するのはもちろん不可です。なんとかとはさみは使いようとは正にこのこと)。勢い問題はどんどんどんどん古い時代へと遡るわけですが、そうすると今度はこっちの知識が限界に達してしまったりして。学生としても、なんじゃそりゃというのよりも、へーそうだったんだーと今に繋がる話のほうが面白いだろうし、そうやって図書館のツールの使い方を覚えてもらいたいので、こちらとしても考えどころなのです。

最近ニュースを見るごとに、ついあらゆる単語を問題にしようとしている自分に気づいてしまいました。掃除機をかけながら今朝ニュースを見ていると、あるニュースで1個作れそうな気がしたので、掃除機を放り出してMacを開いてデータベースを確認。「お、これは行けそう、あとはそれを大学の資料で確認できるかどうかか」とか。なんかもう問題作成マシーン?

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