2008年4月7日

窮屈な世の中になってきたと思う

最近巷(ネット界隈?)で話題の「ネット規制法案」。いくつか右下の「気になるニュース」にも貼っておきましたが、「子どものため」を言い訳にした検閲が議会に提出されようとしている件です(まだ自民党案も民主党案も議会サイトの「議案」に載ってない模様)。

今回は、新聞もテレビでもなく彼らの目の上のたんこぶである「インターネット」が対象だから、あまり報道がされてないという話もあるそうです。誰を何から守るのかさっぱりわかりませんが(私には政府を世論から守ると言ってるようにしか聞こえない)、例えどんな理由があったとしても、図書館員としても、もちろん個人としても、私は検閲には絶対に反対です。検閲には反対、と思ってても、「でも子どもに有害サイトを見えなくさせるというのであれば・・・」とか、「SPAMを減らすためなら」なんてのは甘いです。検閲には「でも」なんて無いんです。一旦規制を許したら、あれもこれも何らかの理由を付けて制限されるものです。既に、ケータイの未成年への強制的フィルタリングによって、一般のサイトまで見られない事態になっていると業界から批判があるのも事実です。また、こういう意見が「正しい」ことのように流されることで、学術情報の世界でも情報収集と言う意味では欠くことのできないインターネットが、単なる悪者になりさがることに危機感を感じます。いずれにせよ、最近は心理的な検閲とも言える事件も多いのです。「靖国」の上映中止問題もそうですし、プリンスホテル事件もそうです。ネットで絶え間なく起きてる炎上問題も、もしかしたら人々の言論に何らかの影響を与えてるのかもしれません。

結構いろいろ意見のあるCNET Japanのパネルディスカッションでもあの手この手で皆さん全員が反対意見を表明してるのはやや安心(以下のリンク)。ただこれだけいるパネリストに女性がいないのが不満。

インターネット規制法案をどう読むか?:CNET Japan オンラインパネルディスカッション

うちには子どももいないし〜、私はもう18歳未満じゃないし〜って個人的に無視しちゃうことも出来る話なんですが、ニーメラーの詩にように「声をあげたが、既に遅かった」になりそうで、書いておこうと思ったのでした。印象論で申し訳ないのですが、『図書館戦争』の世界がすぐそこに来てるような気がして、気味の悪い今日この頃です。

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