[映画]20世紀少年 第2章 最後の希望


監督: 堤幸彦
原作: 浦沢直樹
出演: 豊川悦司 常盤貴子 平愛梨 香川照之 ユースケ・サンタマリア 藤木直人 石塚英彦 宇梶剛士 小日向文世 佐々木蔵之介ほか
2009年/日本/140分/カラー

西暦2015年。カンナ(平愛梨)は高校生になっていた。ユキジ(常盤貴子)のもとを飛び出した彼女は歌舞伎町の中華料理屋でバイトをしながら一人暮らしをしている。「ともだち」は世界的なヒーローとなり、権力の頂点に上り詰めていた。一方、「ともだち」にとって神の子であるカンナを教団が狙っていると知ったオッチョ(豊川悦司)は漫画家と共に海ほたる刑務所からの脱獄を試みる。


第1章を観た後、原作を全部読んだんです。でもなんか映画で第1章見ちゃったし、映画の日が日曜日だしということで、映画の第2章も観てきました。カンナはよく探してきたなーというくらい原作そっくりなイメージ。というか、他も確かに並べると違うんですが、イメージを壊さない程度に原作の世界を見事再現してるなぁと改めて思いました。

そして、第1章のときも思いましたが、とにかく本当に数秒のちょい役まで主役級の人間使ってるんですよね。それを探すのも面白いのでは。

原作読んだから、行間を読めるようになり、第1章よりは話の繋がりが分かった気がします。というか、原作の雰囲気を(きっと莫大なお金をかけて)ここまで再現したのだから、どちらかというと漫画を読んだ人向けの映画なのかも。ストーリーだけだと本当におバカ映画です。漫画だから許されるって感じ。もちろん第1章を観てないとちんぷんかんぷんです。この人が誰かということさえ分からないと思います。

少なくとも予告編だけで原作をぶち壊していると思われる「実写版ドラゴンボール」よりはずっとましです。ええ。多分。

しかし週末と重なる映画の日ってすごいんですね。水曜日のレディースデーの比じゃありません。びっくりするぐらい人がいて、vitの引き替えにまで列ができてました。

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