2009年2月7日

[exhibition]妙心寺展

春からは次々と大きな展覧会が行われるのですが、この時期ってちょっと狭間な雰囲気。1月20日から3月1日というちょっと短い期間で妙心寺展が行われてるので行ってきました。

京都は何度も行ってるんですが、妙心寺ってそう言えば行ったことないなーと改めて思ったのです。だから、誰が開祖とか予備知識ゼロだったんですが、皇室と近く、途中足利義満につぶされながらも再び勢力を盛り返した「かなりやり手」の禅寺だったんですね。私は禅宗ならどちらかと言えば権力と離れて地味なイメージの曹洞宗のほうがひいきなのですが、そういう意味では京都で権力者とつかず離れずの関係を続けた妙心寺の力がそのまま出ているような展覧会でした。

目玉はポスターにもなってる狩野山楽画『龍虎図屏風』。六曲一双という横幅もさることながら、妙心寺屏風と呼ばれる一般よりも高さもある迫力ある大きさに、これまたものすごく迫力のある龍と虎。別に線が入ってるわけじゃないのですが、右上から強く風が吹いてるような感じで、私のお気に入り。金屏風ってあまり好きじゃないのですが、これは迫力にやられました。

狩野元信の四季花鳥図は、余白の力が素晴らしいなあと感動。写真でもすごく力のある写真だと空気が写ってる気がするんですよね。同じくこれも余白に空気を描いてる感じ。

展示品を見ながら、妙心寺の歴史や臨済宗独特の言い回しを学べるようにもなっており、結構勉強になります。最近別件で「遷化」という言葉を覚えたのですが、臨済宗では(禅宗では)示寂と言うそうです。遺偈とか、他にも特徴的な言葉が面白いです。

2月8日までが前期で、2月9日からは展示品ほぼ総入れ替えの後期です。龍虎図も明日までの展示。一見の価値ありなので興味のある方は是非行ってみてください。

参考:妙心寺展

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