2009年2月22日

[movie/スカパー]運命じゃない人

監督・脚本: 内田けんじ
出演: 中村靖日、霧島れいか、山田聡、山下規介ほか
2004年/日本/98分/カラー

マンションを買ってすぐに同棲していた彼女に出て行かれてしまった宮田(中村靖日)は、いつまでも彼女のことがふっきれない。それを歯がゆくおもっていた中学時代からの親友・神田(山中聡)は、いつものレストランに呼び出し、一人で来ていた真紀(霧島れいか)に声をかける。

『アフター・スクール』を観た後、同じ監督のデビュー作も同じように脚本が見事な作品だということを知って、スカパーでやらないかとチェックしてた『運命じゃない人』。年末の総決算的な時に入っていたので録画したものの、ドラマを見るのに忙しくて放置されていたのをようやく見ました。

最初の30分くらいは、すごーく普通に物語が流れていきます。ちょうど上に書いたあらすじまではよくある恋愛ドラマ風。ところがここからが面白い。宮田・神田そして、ヤクザの浅井(山下規介)という3つの視点から同じ時間を見ることで、実はそれが全く別の物語を秘めていたということが徐々にわかってくるところがもう最高。ちょい役の「山ちゃん」とか「あゆみのファイル」と「強引な先輩が家を借りに来ること」とか、全くストーリーとは外れたところで実はすべて繋がっているという爽快感もたまりません。あの完璧なミステリーを読んだときの「うぉーすげー」を映画で味わえるなんて。『パルプフィクション』の時間軸を参考にしながら、でも全体としてのストーリー性を大事にしている作品だと思います。おすすめ。

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