2009年4月29日

[movie]スラムドッグ$ミリオネア

原題: Slumdog Millionaire
監督: ダニー・ボイル
出演: デブ・パテル フレイダ・ピント イルファン・カーンほか
2008年/英/120分/カラー/

ボンベイのスラムで育ったジャマールは、クイズ・ミリオネアで1000万ルピーの問題をクリア、翌日2000万ルピーの最終問題へ進むことになる。ところが教育も受けていないスラム育ちの孤児の快進撃を不審に思われたジャマールは、警察でいかさまの方法を話せと拷問を受けるはめに。しかし、それらは暴動で母を失い、兄のサリームと共に生きていくために様々なことをやった、その人生で得た様々な知識から出たものだった。

クイズ・ミリオネアの問題と共に、ジャマールとサリーム兄弟の半生が描かれる映画。それは時に喜劇、時に悲劇で、あらがいがたい魅力があり、気づくと我々も聞き手である警察官と同じく「それで?」と促したくなるのです。構成がしっかりしていて、映画としての見せ方が良いなあと思った作品でした。

この作品、2月に『チェ28歳の革命』を見たときに「あーなんか面白そうな映画やるなー」と思い、手帳に付箋貼ってチェックしてたものだったのですが、予告編を見る限りはインドが舞台、しかも喜劇系っぽかったので、まさかアカデミー賞獲るとは思わず。恐らくアカデミー賞でここまで話題にならなければ、同じ東宝系の日劇などではなく、シャンテで上映ということからして、きっとマイナー作品として単館系の映画館で上映されて終わり、だったのでしょう。が、大番狂わせでアカデミー賞作品賞を含む8部門受賞という「超メジャー」な作品になってしまいました。今日は祝日のレディスデーということもあって、なんと12時の上映は満員。券売所の前に列が出来ているのも、今はネットや携帯で座席も指定して予め券が買えることを知らない人が多いということの証左、つまり普段映画を観ない人が来ているということだったのでしょうね。

「感動」というより「面白い」という色が強い作品です。2時間インドに行ったような、そんな力のある映画でした。

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