2010年2月6日

[movie]ラブリーボーン

原題: The Lovely Bones
監督: ピーター・ジャクソン
出演: シアーシャ・ローナン マーク・ウォールバーグ レイチェル・ワイズ スーザン・サランドン

ペンシルベニアの片田舎で、幸せに暮す家族。長女のスージーは14歳。同級生の男の子に夢中な彼女は、しかし突然殺されてしまう。遺体は見つからず、家族は絶望の中、徐々にバラバラになってしまう。スージーはあの世とこの世の間でさまよっていた。悲しむ父や、自分の部屋に入ってきてくれない母のことを遠くから見るうち、ある決心をする。

ピーター・ジャクソンらしい天国でも地上でもない世界の、「この世ではない美しさ」を表現する映像がとてもよかったです。いわゆる現実的なミステリではなく、犯人もわかってるが、近くにいる家族はそれが分かっていない、そして殺されたスージーが語り手、という特殊な設定のファンタジー。殺された子供が全く出てこずに、家族だけの話だったら、ものすごく暗い映画だったと思うのですが、スージーを取り巻く映像と、スーザン・サランドン演じる祖母のぶっとび加減が、その暗さを打ち消して余りある感じでした。が、最後まで見て、この物語が何を語ろうとしていたのか、まだ見えていません。「人は皆死ぬ」という言葉が、勧善懲悪とは全く違う、人の複雑さを表しているようにも思えました。

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