2010年8月22日

まずは国道に自転車専用車線を作って

自転車は車道とか言いながら、「この車道をどう自転車で走れと?」と思うような場所が沢山あります。

例えばここ


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15号線は、横浜方面に行くには比較的道が広くて路肩もあり、第2京浜よりは走りやすいので使うのですが、東京を出るときの難関のひとつが、箱根駅伝の難所のひとつでもある八ツ山橋。大きな道路が左右に分離する場所は、左側通行が義務付けられている自転車には怖い箇所のひとつです。私が行きたいのはもちろん川崎方向。東品川・五反田方向ではありません。そうすると、品川方向へ曲がろうとするトラック(彼らは当然自分たちも直進してると思っている)を避けつつ、左側2車線をまたがなければなりません。

こういう左側車線が左折車線というのは非常に危険です。自転車が視認されずに巻き込まれる可能性もあるし、しかも「左折可の信号」があったりします。しかもそれが案外多いのが大きな国道です。国土交通省も「どうせ自転車は歩道走るだろ」とか思ってるっていうのが見え見えです。

15号線で横浜へ向かうと、途中に出てくるのが当然多摩川を渡る橋。ロードバイクで富士山に登っちゃう人間もいるくらいですから、橋を登るのはさほど大変ではありません。しかし、この橋はなぜか横浜方向から来ると車道が自転車侵入禁止です。東京方向は進入禁止の看板が無いので、登ります。登れますし、そこそこ路肩もあるので問題ありません。なぜ反対側はダメなんでしょう。


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↑GoogleMapでは標識を顔と認識したのか、モザイクがかかってますが、いわゆる自転車・リアカー進入禁止の標識がかけられています。

ちょっと踏めば女性でも時速30キロとか出る自転車で、歩道を走って対人事故なんか起こすくらいなら、自分が死んだほうがましなので、私は絶対に車道を走ります。また、国道なんて走らなくてもと思うかもしれませんが、ちょっと脇に逸れると歩道が無くて歩行者がふらふら歩いてたり、変に狭い道で後ろから車に追いかけられたりすることもあるので、国道のほうがまだ路肩がある分走りやすいです。迷うこともないですし、国道は最も直線的に作られているので、距離という意味でも利点があります。

100キロなんて自転車で走るのはおかしいと思われる人も多いのかもしれませんが、100キロはともかく、片道20キロ、往復40キロレベルなら余裕です。私は小学校以来運動には全く縁のない生活をしていましたが、1年ちゃんとした(ママチャリじゃない)自転車に乗っていたら、50キロくらいなら行けるなという自信が持てましたし、東京から20キロって川崎まで行けちゃうんですよ。原動機付自転車と同じだと考えてもらっていいのです。自転車乗りは誰もが言いますが、自転車は最もエコ(何しろ動力は人力)で、渋滞も無く、そしてある程度の距離は行けるという非常に便利な移動手段です。だから国はまず、国道に自転車専用レーンを作って欲しいのです。今、ちょうど15号が拡張工事してますが、是非自転車道考えてください>国交省。その際、自転車が2台余裕ですれ違えるというのは絶対条件。自転車と言ったら、彼らが想起するところのママチャリではなく、原動機付き自転車を想像することが大事です。スクーターでものすごく狭いレーンを走るって考えたら怖いですよね。当然速い遅いがありますから、追い抜くことも考えなくてはなりません。そして、車道から入って来られないような工夫が必要です。じゃないとただの駐車帯になってしまいますから、そのたびに車道に出なければならなくて意味がありません。そして、自転車は大きな橋を登れます。登れるというのを前提に橋の道路分離設計もやり直して欲しいです。

自転車フレームは残念ながら自転車利用が盛んな海外製(外車と言って友人に笑われた)に押されてしまってますが、ああいう細かい工作こそ、日本人的とも言えると思うんですよね。そのうちメイド・イン・ジャパンのすごい自転車を、ツール・ド・フランスでトップレベルのチームが採用してるっていうのを夢見るんです。実際、自転車の最重要パーツのギア回りは、世界的にもほぼ2社独占で、そのうちの1社は日本のシマノ。内需喚起と共に、再び海外に追いつけ追い越せの国産車の夢っていうのも良いのではないでしょうか。

二酸化炭素25%削減とか鳩山さんはもう首相じゃないから、あのときのあの発言はもう関係ないのかわからないのですが、本当に25%の二酸化炭素を削減することを考えるならば、自家用車の利用を制限するのが最も手っ取り早いと思うんです。国土交通省は2008年頃まで自転車をもう少し活用することを考えてたみたいですが、その後全然進んでないような気がして残念です。

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