2010年9月12日

トロント滞在1週間

 まだ1週間しか経ってないのが信じられないです!毎日いろんなことが起こったので、今まで生きてきた中で、最も密度の濃い1週間でした。海外に行ったことはもちろんあるけれど、旅行で行くのと住むのとでは全然違います。なにしろトイレットペーパーから洗剤まで、すべてを買う必要があるわけで、ここ数日で最も大変だったのは、スーパーやお店で何がどこにあるのか(どういう分類になっているのか)を把握することでした。何しろパッケージを見ても何なのかわからないので、何度も同じところをぐるぐる周り、ようやく「ああ、これがあかすりか」と思ったり。洗剤は日本と同じものが全然なく、かつパイプクリーナーのような形をしていたので、最後まで見つけることができず、たまたま同僚とショップに立ち寄った際に教えてもらいました。一度行って分からず諦めたときは、中心街のマツキヨみたいなところだったので、洗剤の種類が少なく、よくわからなかったということがわかりました。郊外のスーパーには、ちゃんとdetergentという分類がありました。
 最初の1ヶ月、大学内の宿が取れなかったので、図書館の人事の人の厚意でコンドミニアムを貸してもらっています。オンタリオ湖畔にあり、野球場や、ホッケー場、CNタワーが近いです。


我が家からのCNタワーの眺め

とりあえず1ヶ月間のうちにこのあたりを見ておこうと思っています。大学図書館までは歩いて45分くらい。地下鉄も使えるのですが、歩けない距離ではないし、運動にもちょうどよい距離です。逆にこれがよかったなーと思ったのは、観光を兼ねて歩けること。最初から大学内にいたら、ここまであちこち歩かなかったかもしれませんが、歩かないと帰れないので、行きはともかく、帰りは毎日道を変えて歩いています。
 唯一の問題はインターネットが部屋で使えないこと。ネットジャンキーの私にはこれが最初辛かったです。でも大学でネットワークに接続できるようになったので、もう少し頻繁に使えるようになるかも。大学内でツイートできたのは、Wifiが使えるようになったおかげです。まだiPhone4は手に入れてません。
 先週の水曜日からトロント国際映画祭(TIFF)が始まっています。たくさんのスターが来ると、いろんな人に教えてもらったのですが、たまたま大学から帰ってくるとき、映画館の前に人だかりができていたので、待ってる人に「誰が来るの?」と尋ねると、ロバート・デ・ニーロだと教えてくれました。まだ来るまで時間があるようだったので、速攻家に戻って、望遠レンズをつかみ、簡単に夕食を食べて戻ってきました。映画館の前の道路はセキュリティのため封鎖されているのですが、反対側は自由に歩けます。その反対側の歩道に人だかりが出来ていて、私もそこに陣取りました。200mmなら十分狙える距離です。待ってる群集にはありとあらゆる人種がいます。周りの人は話してるのは、もちろん英語もありますが、全然わからない言語もたくさん。世界中からこの映画祭のために人が集まっているようです。そして最初の車が現れたとき、車道の反対側にいた群集(私を含む)は一斉に車道を横切り、バリケード前を埋め尽くしました。もちろん立っているのは車道です。夜の20時過ぎ、イートンセンターのすぐ近く、日本で言うと原宿のような場所です。日本ではありえない光景です。警備員が「解散、解散、後ろに戻って」と言いましたが、言い方も適当。しかたないなーというニュアンスが多分に含まれてます。当然群集は一斉に"NO!!!"と返しました。そうしたら警備員はもう何も言わないのです。こういういい加減さが私は大好きです。さて、車から降りてきたのは、エドワード・ノートンとミラ・ジョヴォヴィッチです!日本の芸能人はお高くとまっていて、全然フレンドリーじゃないですが、エドワード・ノートンはわざわざ回ってきて、車道を(不法に)埋めている群集に手を降ったり、ミラも回ってきて握手をしてくれたり、カメラを構えてる人々に向かってポーズをとってくれたりしました。すごいです。それからさらに1時間が経ちました。ロバート・デ・ニーロが現れません。近くの人に聞いたところ、映画の開始は21時。なのにもう今は21時半。そしてようやくロバートの車がやってきました。ところが彼は遅れてるからなのか、車を降りると、群集を一瞥もせず、プレスのちょっとしたインタビューを受けると、そのまま中に入ってしまいました。群集は一斉にブーイング。残念。しかし、プレミア上映は他の上映の倍するし、群集に対してもっと警戒厳重だと思ってたので、この緩さは驚きです。それに、同じ目的のためにただ待っている人たちは、次第に一体感が出てきて仲間のような雰囲気になり(しかも道路を不法に占拠[笑])、「写真撮れた?」とか「どの映画観に行くの?」とか話せるので楽しいです。私の体に全然合ってない70-200mmのカメラも、何かと注目をひくので、話しかけてくれるのも私の勉強になります。私の最大のミッションはキアヌ・リーヴスを見ること!彼来るかなー。まずはプレミアのスケジュールをゲットすることにします(笑)。
 トロントは今、街全体が再開発の真最中。あちこちで新しい建物が建設中です。聞くところによると、コンドミニアムやホテルが多い模様。まるで高度経済成長期の日本のようです。天気も面白くて、突然気温があがったかと思いきや、次の日は10月下旬を思わせるような気候だったり。朝はとってもいい天気だったのに、突然雨が降りだしたり。あと、驚いたのは、どんなお店もビニール袋が有料なこと。1枚10セントくらいなのですが、要するに買い物バッグが必須だということです。家主さんが私にこれ持っておいたほうが良いと2つバッグをくれました。そして、大学の売店に行って大学のロゴの入ったカップを買ったら、最初のコーヒーは無料、次からカップを持ってくれば80セント(80円弱)でコーヒーが入れられると知り、それを愛用しています。でも正直コーヒーは(スーパーのも含めて)あまりうまくありません。次のミッションは、コーヒー豆を挽き売りしてくれる場所をさがすことです。

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