2010年10月15日

[travel]自由の女神

最終日は再びマンハッタン。今度はLower manhattanを回ろうと思ってました。まずは自由の女神。ニューヨークに来てここに行かないわけにはいかないでしょと私的には思ってたのですが、トロント大の人に聞いてみると「ニューヨークには何度も行ってるけど、自由の女神には行ったこと無い」という人が意外といます。日本で言うと何にあたるのかなあ。東京タワーの最上階の展望台とか、六本木ヒルズの展望台とか?そんな感じでしょうか。あえて船に乗らなくちゃならないし、しかもその船はものすごい人気で、かなり前から予約をするか、当日長蛇の列に並ばなくてはなりません。予約をしないと台座まで入ることもできないし、さらにそこから300段階段を登るクラウンツアーは、3ヶ月前の予約でも結構難しいという超難関のアトラクションです。人気だと聞いて、カナダに来てから予約したのですが、やっぱり遅くて、クラウンツアーはすでにSold Outでした。

前日のサークルラインの船の説明で言ってましたが、自由の女神のあるリバティー島と、移民局の遺跡があるエリス島は、ニューヨークでもニュージャージーでもありません。アメリカ合衆国直轄の島だそうです。だから、リバティー島へ行く船は、国によって運営されています。しかも、空港なみのセキュリティチェックがあって、それだけでもかなり時間を取られました。さらに台座に入るときはもう一度セキュリティチェックがあって、上着を着ていた私は、なんか空気がバンバン出てきて、全身スキャンする機械でチェックされましたよ。日本のパスポートを持っていて、そんなに怪しそうには見えない私は、空港でもどこでも比較的適当なチェックしかされなかったので、この時のセキュリティチェックが一番厳しかった気がします。








2時間くらいで帰ってこられるかなーと思っていたら、自由の女神の台座まで100段以上の階段を登ってみたり、エリス島の博物館が思ってた以上に面白くて長居をしてしまったせいで、朝一、8時過ぎの船で出たのに、マンハッタンに戻ってきたら、もうお昼でした。自由の女神を満喫したい方は、半日見ておいてもいいかも。特にクラウンツアーは階段を登るだけでもかなりかかりそうですから、余裕で半日かかると思われます。

エリス島の博物館は、今で言う入管だった建物ですが、長らく廃墟になっていたものを博物館として修理して公開しているものだそうです。当時の落書きやらも保存されていたり、チェックの仕方や、移民たちが宿泊していた寮なども再現されていたりして、面白いです。廃墟になっていたころの写真や、廃墟に残されていた家具などが展示されている一角がありましたが、もっと廃墟部分を残したまま公開しててもよかったかも。軍艦島みたいに廃墟マニアが喜んで訪れそうと思ったけど、それって「滅び」に美学を感じる日本人だけ?

マンハッタンに戻ってきて、とりあえず近くのワールドトレードセンター跡地に行ってきました。WTC跡地には、現在9.11の記念碑(的なもの)を建設中です。その隣には再びでかいビルが建つ模様。アメリカは絶対にヘコタレないのです。でもこのビルの谷間に立って改めて思うのですが、それほど大きな旅客機ではなかったとはいえ、戦闘機ではなく、それほど小回りが効かないだろう旅客機で、このビル群の中からWTCを正確に狙い、しかも自分も死ぬであろうミッションをやりとげる、その狂った意思が理解できません。太平洋戦争時の特攻と同じと言われてしまえばそれまでですし、ある意味日本人的とも言えるのですが、彼らは結局何を変えたのだろうかと思うと、彼らが思うような方向に変わったとは思えないのが、この手の作戦の無意味さを物語る気がします。カナダに来て、何度かこちらの人と9.11について話す機会があったのですが、「テレビの緊急ニュースを見て、すぐ子供を迎えに行った」とか、「たまたま引率で子供たちをナイアガラの滝に連れてっていて、アメリカの国境が突然閉鎖されて大変だった」とか、「新婚旅行で直前までニューヨークにいた」とか、とにかく9.11の話になると、いろんなエピソードが出てきます。私のように当時は出身国にいたという人も多いので、いつどこでその話を聞いたかというエピソードもバラエティに富んでいて、世界中の人が入ってこられるという話題です。ただ、難しいのは、「世界中」の中には当然イスラム系の人もいるんですよね。意外とセンシティブな話題であったりもします。9.11が世界に与えた衝撃の強さを思いますが、テロリストの目的はやっぱり果たせてない気がするな。

ブロードウェイに出て、再び南下、ウォール街に向かいました。お昼は別のところで食べる予定だったのですが、もうお昼過ぎだったのと、ちょうどウォール街とブロードウェイの角のところで大量の屋台が出てたんですよね。多分コロンバスデーだったので、お祭りの一環だったのだと思いますが、あまりにいい匂いにピタにラム肉をたっぷり挟んだサンドイッチを食べてしまいました。「レタス入れる?」「トマトは?」と聞いてくれるのですが、「オニオンは入れないでー」って言ったら笑われました。すごく美味しかったです。あとアメリカといえばレモネードだよなーと思って、何度か飲みましたよ。ミニッツメイドのレモネードもあるのですが、別の屋台で本物レモンを使ったレモネードが美味しそうだったので飲みました。トロントでは見ないので、あれは合衆国的なんでしょうね。

ウォール街は確かに壁のようでしたが、もっと長い道だと思ってました。意外と狭い範囲なんですね。びっくり。写真って焦点距離や撮り方で、どういう風にも見せることができるので、やっぱり実際に来てみないと分からないよなあと思った場所のひとつ。



中途半端な時間だったので、ブルックリン橋を渡ってホテルに預けた荷物を取りに行こうと、ブルックリン橋を徒歩で渡りました。ちょうど私と100歳違いの橋は、今も立派に現役です。歩くと約30分くらいかかりました。



実はこの日初めて明るいうちにブルックリンに着きました。真っ暗なときは人気がなく、ものすごく物騒に思えたホテルの周りは、ものすごく栄えた場所でした(笑)。昼間は人も多く活気のある場所で、よく見ると商店の壁が落書きだらけになってたりもしないし、もちろん窓に格子がはまっていたりもしないし、実際は安全な場所だったのかもと思います。

荷物を取って、グランドセントラル駅まで戻ってきました。最後に買い物ぐらいしようと、マディソン通りのCOACHを見たりしたのですが、すごーく気に入ったカバンが展示品しかないと言われ、非常に迷った挙句諦めました。トロントでもCOACHもその他のブランドショップも歩ける距離にあるのですが、カナダの消費税はありえないほど高いので、多分アメリカで買ったほうがお買い得なんじゃないかと思うんですよね。あまり時間もなかったし、いろいろ心残りもあるのでもう一度来ようと思いました。次来るときは、買い物と食べ物とメトロポリタン美術館を目当てに来るぞ(できればクラウンツアーも、と思って、帰ってきてもう一度見たら、もう来年の1月以降じゃないとダメとわかってがっかり)、そうだ、ロックフェラーセンターのツリーも見なくちゃと思ってます。前の家主さんに、ピアソン空港じゃなくて、トロントアイランド空港から出るポーターエアラインなら、空港に行く手間も省けるし、多分エア・カナダとかよりも安いと教えてもらったので、今度はそれも試してみようと思います。他の同僚によると、そのうちエア・カナダとかウェストジェットもアイランド空港に乗り入れる計画があるって話なので、日本の羽田空港みたいなものなのかもしれないですね。地球の歩き方にもあまり書かれてないですが、アイランド空港からは、ニューアークやシカゴのほか、カナダ国内の主要都市にもポーターエアラインが飛んでいます。トロントのダウンタウンに泊まってから、モントリオールやケベックに行くなら、絶対にアイランド空港からのほうが便利です。場所によっては(例えばウォーターフロントのウェスティンやユニオン駅近くのフェアモントとかなら)空港まで歩いていけます。

ラガーディア空港ではまた海外行きなのでいろいろあるのかと思いきや、1時間前にでも着いていれば十分OKって感じのゆるさ。もともと小さい空港ですし、セキュリティチェックも行きとは比べ物にならないほど適当で、私は本当に海外行きに乗るんだろうかと不安になるような感じでした。もちろん出国はノーチェック。アメリカは出て行く人には興味はありません。また、カナダ→アメリカでは、カナダ国内で入国審査がありますが、アメリカ→カナダではカナダだけ特別扱いしてくれるわけではありません。普通にカナダで入国審査があるのですが、初めて入国したときの混雑はどこへやら、「どこでも人がいるところに行って」という感じ。「どこから帰ってきたの?」と言われたので「ニューヨーク」「目的は?」「観光です」って言ったら「一人で?」って聞き返されました。一人で悪いかよー。

トロントに帰ってきても、私にとっては長い「旅」の途中ですが、それでも地名を見てどこにいるのか分からないことが無いのが、これほど安心できるものだとは思いませんでした。

飛行機からホテルまで、全部自分で手配して行く海外旅行は初めて(しかも海外から海外へ)だったので、いろいろ不安もあったのですが、やってしまえばなんとかなるなーと思いました。一人で旅行するのは慣れてるのですが、それが海外となると大変かなーと思ってたのですが、英語圏なら看板も読めるし一応話せるし、「あとはその場で聞けばいい」という精神で行けば、どうにかなるものですね。次はどこに行くかまた考えます。

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