[自転車]日塩もみじライン

10月最後の土曜日は、これ以上無い自転車日和。今日は那須塩原まで輪行して、塩原温泉から鬼怒川温泉へ抜ける日塩もみじラインを走ってきました。

本日のルート


那須は御用邸があるからか、道路が県道なのにえらい綺麗なんです。路肩もあるし、デコボコもないし、とっても走りやすかったです。県道55号から国道400号に入り、塩原温泉の方向へ。徐々に上っていきますが、それほどきつい上りがあるわけではありません。まもなく日光国立公園へ入ります。

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途中、「←もみじ谷大吊橋」の看板が出てきたので、寄り道。標高が300m前後のここでは、まだ燃えるような紅葉は見られませんでした。

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この辺りは山の中なので、あちこちにトンネルがあるのですが、今回はトンネルが無いルートを通っていたはずだったんです。ところが塩原温泉郷に入る直前に突然立派なトンネルが現れました。あれ、絶対こんなトンネル地図になかった!と思って後で調べてみたら、9月30日に開通した真新しいトンネルでした。トンネルは明るくて、しかも新しいだけあって路面も綺麗だったので、全く怖くは無かったのですが、長い!行けども行けども出口が見えないと思ったら、1500mもあったんですよね。ほぼ平坦で塩原に着いたので、楽と言えば楽なんですが・・・。

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遠くに見える山だけでなく、道ばたの木の色も変わり始めて、標高が高くなっていることが分かります。和泉屋旅館の前の銀杏は色づきはじめてました。

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温泉街を過ぎると、いよいよ日塩もみじライン。ここまで楽した分、ここから急速に高度が上がります。8%の坂がたびたび出てきて、一気に速度が落ちました。


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高度が上がりはじめたら、最初は色づきはじめだった紅葉トンネルも、

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ついに真っ赤に。

「日光市」の標識が見えて、道路が下っていたので、ここで峠かな、あとは下りかなと思いきや、そこからエーデルワイススキー場までが、最後の難所でした。

少し下ると峠の茶屋。

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茶屋のもみじも、山の木々も紅葉真っ盛り。

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上り始めは上に見えた周りの山も、下に見えるようになりました。

下りきると料金所。自転車は50円です。自動車と一緒に料金所に並ぶと変な感じ。そのまま国道を南下して、鬼怒川温泉街まで来たのですが、想像以上に寂れてました。ちょっと怖いくらい。土曜日の昼過ぎの温泉街なのに、人気が無い。紅葉もシーズンなのに・・・。ただ駅まで行くと、多少人がいました。多分日帰りで十分なんでしょうね。日光行くなら湯元に行くだろうし・・・。

ここでハプニング。特急券を買おうとしていつものようにVIEWカードを出したら、「支払いは現金だけ」と言われて真っ青に。自転車乗りは現金は最低限だけしか持たないんですよぅ。手持ちは2000円と端数だけ。浅草までの料金を聞くと、2500円とか。えーん足りない。「カードで払う方法はありませんか?」と聞いたら、お姉ちゃんが気を利かせてくれました。「これ(私のカードはVIEWSuicaカード)Suicaの残金入ってますか?」と。乗車券はSuicaで払って、特急券(1000円)だけなら私の些少な残金でも支払えます。というわけで、無事特急に乗れました。

鬼怒川温泉駅は駅前に足湯があります。下りで冷え切った足を入れたら、とっても気持ちよかったです。日塩もみじラインはヒルクライム好きなら絶対良いと思うんですが、案外自転車に会いませんでした。箱根と同じくらいの斜度と高度差ですが、箱根よりも断然良いと思います。脚力に自信のある人は、そのまま日光に行ってもいいかも。龍王峡や塩原温泉郷あたりは紅葉もまだこれから。日塩もみじラインの名所でもある大曲りのもみじもあと1週間後ぐらいのほうが綺麗だと思いました。しばらく楽しめそうです。

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