2011年3月30日

放射線被曝について、役立ちそうなサイト

Twitterは便利だけど、まとまった情報を流すのには向いてない。放射能・放射線関連は超ホットトピックだから、あらゆる人がRTするし、メディア上でもいろんな人がいろんなことを言っているし。しかも「シーベルトって何、シューベルトじゃないの?」というところから始めなくちゃならない一般市民にとって、それがどんだけ大変なことなのかよくわからんし、実際まことしやかなデマも多いので「正確な情報を手に入れよう」って言われても、どこで手に入れたらいいのかわからんって人も多いと思うのです。私も含めて。

というわけで、図書館員らしく、一般市民向けに情報を発信している専門家サイトをリンクしてみます。ある程度役に立てれば。ここもあるよーって方はお知らせください。以下、2011年3月30日現在。

team nakagawa (東大病院放射線治療部門) 東大病院放射線治療部門による、一般向け解説ブログ。twitterもあり
日本科学未来館 地震、原発をよみとく 原発についての解説、今回の事故状況のログなどを公開
放射線医学総合研究所 一般向けの「被ばくに関する基礎知識」などを掲載。
日本原子力学会 [東北地方太平洋沖地震における原子力災害に関する情報」として一般向け解説あり
日本核医学会 「東北太平洋地震における福島原発事故について」として一般市民向けのページあり
日本医学放射線学会 市民の皆さまへとして解説を掲載
JAEA図書館 Twitter 図書館の復旧状況のほか、新着の原子力関連記事へのリンクがtweetされてます。
厚生労働省 「東北太平洋沖地震関連情報」あり。大本営発表が嫌いな方はみなくてもいいのかも。でも規制をしたりするのは彼ら。

中には計画停電の影響でダウンするとか、アクセス集中してます的なサーバーもあるようですが、新着記事を全部集めてRSSにして流せばいいんじゃないかと思いました。誰かすでにやってるかなあ。

2011年3月26日

停電による図書館サービスへの影響

サーバーなんて、場所と電源があれば、操作や監視は遠隔でもいいんだから、地価の高い都心部ではなく、郊外にサーバーを持っていくという方策は、平常時なら正しいと思うのです。もしかしたらもっと実際的な意味合いもあって、職場本体ではない場所にサーバーを持っているところもあるかもしれません。

が、計画停電という非常事態によって、それが大きく裏目に出ています。本部は23区内、被害もほとんどなく停電もない状況だったりするのに、サーバーが停電地区にあるために、頻繁にサーバーの電源を落とさねばならず、停電の状況によって長期の停止を余儀なくされたり。サーバーはもともと電源を頻繁に入り切りすることを想定していないので、毎日の停電入電は負荷も大きいはず。

図書館関係者にとって、今最も大きい痛手はNACSISの停電。千葉にあるというNIIのサーバーは、停電が実際に行われる回数が多いことで「死のグループ」と呼ばれている計画停電第1グループに入っており、特に輪番停電が始まった週は、ほとんど動いていない状態でした。レファレンス的にはCiNiiWebcatが動かないと痛いし、業務内ではNACSIS-CATやNACSIS-ILLが動いていないのは仕事にならないというレベルです。特に、日本の学術雑誌をかなり網羅的に検索でき、かつ一部は全文も取れるCiNiiは、放射能の危険性について様々なデマが飛び交い、地震や津波についての情報を欲する人がいるであろう今こそ、重要な情報源だと思うのに、ちゃんと動いてくれません。実は私の職場のサーバーも第3グループ停電地区に置かれていたため、これが動かないと図書館内の資料の所在が調べられない以上、たびたび落ちるのでは図書館として機能しないので、対処せざるを得ない状況に。

4月に向けて、ホームページのリンク切れを確認していたときにも、文化遺産オンラインが停電の影響で停止していました。以前停電地区に置かれていた官報は、3/17の時点で当面の間継続配信が可能になったと書かれているので、サーバーを移動させたのか、何か対応をしたのかもしれません。

サーバーが切れてることが分かるのはまだまし、うちなんて大学ごと、図書館ごと停電地域という場所もあると思いますが、開館してるのに(うちはサーバーが停電地域で結局開館もできてないのですが)、サービスできないのも結構辛いです。図書館として機能しないという意味では同じですから。

現在、徐々に停電事情は改善されているように見えますが、夏になったら停電地区も拡大すると言われています。そもそも「夏」っていつからなの?って思っているのですが、例年5月末頃から真夏の暑さになることもあり、6月頃から冷房が入ることを考えると、それほど先のことではなさそうです。しかも夏の場合は、電力消費のピークがデンコちゃんの歌からすると、昼間の「1時〜4時」のはず。もろに授業時間の1〜4時にどかんと停電が来たら、大学の混乱もピークに達しそうです。幸い大学がある場所は「最後まで停電にならないだろう」と言われている地区ですが、これで首都圏の主要サーバーが軒並み千代田・中央・港の3区に集まるようなことになったら、それはそれで危険な気もしてしまうのですが・・・。

2011年3月21日

震災から1週間が過ぎてー東京の文化・娯楽施設ー

私が主に使うような場所のみで、コメントは間違ってる可能性、変わる可能性ありです。本当に使う際は、リンク先のホームページ等を確認してください。

●映画館 (日比谷・六本木界隈)
TOHOシネマズ 日劇・六本木・シャンテ・スカラ座・みゆき座・有楽座 24日までは18時頃終映の回まで。当日のみオンライン予約可 
ユナイテッド・シネマ 豊洲 おおむねレイトショーなしの感じ。オンライン予約可。
ヒューマントラストシネマ有楽町 上映時間を変更して上映。概ね19時頃終映の回で終了。
銀座テアトルシネマ 概ね19時頃終映の回で終了。
シネスイッチ銀座 概ね19時頃終映の回で終了。

※個人的には電力消費の多い平日昼間の上映はなしにして、電力消費の少ない時間帯のレイトショーだけやればいいのに、って思う。単に平日昼間は行けないから、ひねてるだけなんだけど。

●博物館・美術館・動物園 (国立・都立)

東京国立博物館 当面休館
国立西洋美術館 25日まで休館、26,27日は企画展のみ開館
国立新美術館 19-21日は短縮開館、22日通常休館、23日以降未定
東京国立近代美術館 3館とも19-21日開館、22日通常休館、23日以降未定
東京都現代美術館 10:00-17:00開館予定
東京都庭園美術館 19-22日開館、23日休館日、24日以降未定
東京都写真美術館 18-21日開館、22日休館日、23日以降未定
江戸東京博物館 設備点検のため休館中
江戸東京たてもの園 開園している模様。計画停電地区第3グループ。
東京都美術館 地震と関係なくリニューアルのため2012年まで全面休館中

上野動物園 当面休園

※個人的に東博休館は痛い。

●図書館(国立・都立)

国立国会図書館 東京本館 利用できない資料あり、23日まで10:00-17:00開館、ただし16,20,21日はもともと休館日。
東京都立図書館 中央図書館 17:30まで開館、多摩図書館は計画停電地区第4グループ、17時閉館。


●競馬 (現在 阪神・小倉開催中。馬産地や繋養先も被害を受けてます。「ギャンブルなんて」って言わないで。馬は生きてるんです。)
中央競馬 中山競馬場の3月中の開催なし、東日本のWINS・競馬場はすべて休館・休場(払い戻しもなし)、オンライン投票は、IPAT(PC)のみ投票可
南関東競馬 21〜25日の浦和開催は全日程キャンセル、28日〜の大井開催は未定。


●自転車に乗る方

荒川緊急用河川敷道路 清砂大橋〜岩淵水門まで、3/19実走しました。1箇所段差ができているところがあるものの、特に問題なしです。野球少年たちもすでにもどってきてます。電気・ガソリンを使わないストレス発散法また移動手段として、自転車はもっと見直されるべきです。余震にお気をつけて。

2011年3月11日

[東北地方太平洋沖地震]徒歩で帰宅して思ったこと

15時前、地震が起こりました。私は図書館の1階のレファレンスカウンターで仕事をしていましたが、突然横揺れが大きくなったとき、利用者が一斉に入り口に殺到。3,4階の雑誌は雪崩を起こし、すごい状況に。

余震が続いていて通常開館は無理となり、16時頃、帰れる人は帰っていいというお達しがでました。Twitterによると、津波・液状化・水道管破裂などの情報もあり、家に誰もいなくて不安だったので帰宅することに。もちろん首都圏の電車はすべて止まっているので、徒歩での帰宅です。まずは家と職場のちょうど中間地点にある旦那の会社に向かいました。自転車で何度も行き来しているので、道は分かっています。道に迷う心配が無いこと、距離感が分かっていることは、「徒歩で帰宅しよう」という決断を起こすのに役立ちました。ちなみに職場から自宅までの距離は約7.5キロです。

ちなみに旦那との連絡はGmailを使っていました。ケータイは全く役に立ちませんでした。電話は繋がらないし、メールも送れません。旦那のアドレスもケータイではなく、会社直にメールしていました。Gmailは職場のネットワークを使っても、またiPhoneからの送信も全く問題ありませんでした。こういう事態になったとき、ケータイだけで生きているとどうしようもないということを思い知らされた一面です。

大学を出てすぐのコンビニで水を購入。ただ、後で思うと、ここでもう少し買出しをすればよかったのです。。。その後歩いていたらお腹が空いてきたのですが、入るコンビニ、入るコンビニ下の写真状態。日比谷通りはどちらかというと品川方向に向かう人が多く、私は流れに逆らいつつ北上してたのも原因かもしれません。



約40分で日比谷の旦那の会社に到着。ところがある問題があって、Softbankの電波が入らない!仕方なく受付で旦那を呼び出してもらってようやく合流。家に向かいました。

銀座周辺では、数が少なくなってしまった公衆電話には長蛇の列。また唯一動いていた公共交通機関である都バスもバス停に長蛇の列。タクシーは全く来てないようでしたが、これまたタクシー乗り場に長蛇の列が出来ていました。歩道は地図を見ながら歩く人、iPhoneの地図を見ながら歩く人、また交番にも道を尋ねる人が沢山います。4丁目の交番では「電車はすべて止まっています」というアナウンス。

ようやく晴海を通過、春海橋を渡るとき、水が隅田川方向からものすごい勢いで流れていました。おそらく引きの津波だったのではないかと思います。

幸い、我が家の回りは道路が波打ったり、液状化したりすることもなく、エレベーターも普通通り動いていました。家は本棚と自転車、そして旦那の愛するウィスキー瓶(林立)がものすごく心配だったのですが、全く問題ありませんでした。机の上や棚の上に積み上げられた本も大丈夫でした。ビバ免震。

固定電話からは旦那の実家などには連絡ができました。母からも電話がかかってきました。でも妹とは連絡が取れてません。妹の家はIP電話で、とりあえず繋がらないので171を使おうとしたら、050の市外局番がダメなのか「対応していない番号が入力されました」といったアナウンスが流れてきました。ダメなの?

帰る途中、ヘルメットを持っている人を沢山見ました。会社から支給されたものと思われます。旦那の会社では、乾パン、水などが入ったバッグが支給されていました。やっぱりちゃんとした備えはすべきですね。長距離になればなるほど、トイレや食料の問題もあります。コンビニでも食べ物はほとんど手に入れられない状態。都内の多くのお店が閉まっていましたし、開いている数少ないお店はこれまた列が出来ていました。道路は渋滞がひどくなり、タクシーやバスも使えない状況です。停電している地域は真っ暗だったそうですから、暗くなってから動くには懐中電灯も必要かも。あと、家族との連絡の取り方もちゃんと話しておいたほうがよいなーと思いました。電話は全く役に立ちません。特に携帯。

都内は強いところで震度5強の揺れを観測したそうです。まだ余震が続いているし、帰ってきてからも「緊急地震速報」が鳴りました。我が家はゼロメートル地帯ですし、晴海には2mレベルの津波が到達しているようです。まだ予断を許さない状況です。阪神・淡路大震災のときも、本当の災害状況はしばらくしてからわかったので、本当に大変なのはこれからかもしれません。

2011年3月9日

[movie]英国王のスピーチ

原題: The King's Speech
監督:トム・フーパー
出演: コリン・ファース、ジェフリー・ラッシュ、ヘレナ・ボナム・カーター、ガイ・ピアースほか
2010年/英国/カラー/111分

吃音症のある王の次男ヨーク公は、彼のスピーチによってたびたび国民を失望させていた。どもりを全く治すことができない専門家に嫌気がさしたヨーク公は、治療さえ諦めようとしてしまう。藁にもすがる思いで妻が見つけた言語障害の専門家は、役者くずれのオーストラリア人・ライオネル・ローグだったが・・・

私はアカデミー賞主演男優賞だったコリン・ファースよりも、ジェフリー・ラッシュの演技が好きでした。治療のために対等であることを求めるライオネル。結構この「対等」が笑えるんです。相手は王となる人。彼は対等を王に求めながらも、彼自身はそう振舞うためにものすごい努力をしていたんじゃないかと思うんですよね。そういう微妙な部分も含めて、フェフリー・ラッシュの演技はすごくよかったなーって思うんです。

もちろんコリン・ファースもよかったです。王の吃音症を誰もが心配しながらも、彼の人柄がよかったからこそ、国民は彼の努力して努力して話したスピーチに感動したんじゃないかなあと思いました。写真とは全然違うスピーチ会場?に、演説に重要なものって何なんだろうとも思いましたが。

水曜日ってこともありましたが、シャンテでは全部のスクリーンを使ってこの映画を上映しているのに、それでもほぼ満席状態が続いている状況。シャンテで見たい方は、チケットが売りだされる2日前の夜中に予約することをおすすめします。そして、すでに見た映画とか、向こうでは上映が終わっていた映画の予告編を見ながら、なんかタイムスリップした(時間が戻った)ような気分になったのでした。

2011年3月4日

久しぶりにスカイツリーを撮ってみました

今日はお天気がよかったので、半年ぶりにスカイツリーを撮影してみました。随分印象が変わりました。



ちなみに渡加直前に自転車仲間たちと行ったときのスカイツリーの写真



私がCNタワーを眺めている間に、CNタワーを超えてしまいました。開業後、ライトアップされるのが楽しみです。