2012年7月28日

[自転車]真夏のビーナスライン


ビーナスライン


昨年10月に、佐久平から女神湖、白樺湖を抜けてビーナスラインに登るルートを走りました(詳しく)。今年は同じルートを緑の時期にやりたいなーと思っていて、梅雨明けを今か今かと待っていたんですよね。出来れば7月のニッコウキスゲが咲く時期がいいなと思っていました。ようやく26日の天気がよさそうだったので、1日休みを貰って行ってきましたよ、真夏のビーナスラインへ。

実は佐久平に着いた時は、雨降りそうな空だったんです。実際霧雨でした。多分登ればこの雲の上に出るだろうと一路浅科の方向へ向かいます。



雨が降ってたのは佐久平駅周辺だけでした。10キロも行けば、青空が広がってきました。田んぼの緑も眩しいです。夏って感じです。


信州は夏の景色

前回は県道152号線を行くルートを使ったのですが、ツーリングマップルでは県道44号をおすすめしていたので、今度は44号を使いました。どっちも悪くはないですが、走りやすいという意味では44号ですね。ほぼ2車線で車の通りも多くはなく、白樺高原の看板あたりまではほぼ平坦ですし、脇を清流が流れていて気持ちの良いルートです。



無粋なガードレールもあまりなく、近くを川が流れてます。


三望台から一気に高度があがります。ここから長門牧場まではかなり斜度もある直線的な登りです。綺麗な道路なのですが、車もほとんど通らず、鳥の鳴き声しか聞こえません。途中、イタチのような動物が道路を横切って行きました。シカ飛び出し注意の標識があちこちにありましたが、残念ながらシカを見ることはできませんでした。

このルートで一番厳しいのは、県道152号線と合流した直後のスノーシェッドのある登りです。若干カーブしたこの登りは、見た目も斜度もかなりのものだと思います。トンネルだから早く抜けようと、スノーシェッドの最初のところで気合を入れてダンシングなどしようものなら、カーブを曲がってさらに現れる登りに心折れ、途中でガス欠です。前回もここで心折れそうになったので、慎重に進みます。


前回は長門牧場で休憩したのですが、今回は当初の予定通りその先にある牛乳専科もうもうへ。牛乳というメニューがあって、小ジョッキ(小)または中ジョッキ(大)が選べます(笑)。もちろん中ジョッキ一気飲み。そしてメロンパンをいただきました。誤算だったのは、ここに自動販売機があるかと思ってたのですが、なかったことです。峠まではあとちょっとなので、自販機を探す方は女神湖まで頑張りましょう。



牛乳専科もうもう

もうもう前では、草原の向こうに雲は見えましたが、牛や馬の姿は見えず。


蓼科牧場


もうちょっと先、雨境峠あたりまで行くと、馬が放牧されてました。


馬発見


女神湖はスルーして白樺湖へ。大門峠前のローソンで水を補給して、車山へ向かっていよいよビーナスラインです。


大門峠を過ぎたところ。結構サイクリストもいました

ビーナスラインは綺麗なんですが、首都圏からの高速道路も近い快走路だけに車も多いのが難点なんですよね。大門峠まではほとんど車を見ないのですが(こんなところで熊に出会ったらどうしようと思うくらい)、白樺湖手前辺りから急速に車が増えます。平日なのでこれでもまだましなんでしょうけれども、夏休み期間中は車も多くて走りにくいかもしれません。



昨年撮ったのと同じ場所で1枚


でも今回もお天気良くて景色は最高です。そして、この半年間山に登り続けたおかげか、前回来た時よりもずっと楽に登れました。諏訪市に入る前の駐車場で休憩、さらにその後車山肩の富士見台でも休憩しましたが、今回は富士見台まで一気に行けました。残念ながら富士見台からまたしても富士山は拝めず。でも、乗鞍岳が見えました。5月頃に来れば、冠雪した山々が見られそうです。写真中ほど、光が当たっている丘(高ボッチ高原)にも行ってみたいな。



そしてもうひとつの目的であるニッコウキスゲ。車山肩の辺りからちょっと登ると結構咲いている場所があります。ありますが、私が期待していた「群生」というにはちょっとさびしい感じ。少し時期が遅かったのもありますが、シカの食害であらかたやられてしまっているとか。そのために、遊歩道の左右には厳重に柵がされています。それもちょっぴり残念。「山が黄色く見えるくらい」というキスゲが見たかったのにな。ネットで検索すると2011年はそれなりに咲いてる写真もあるので、今年は気候も悪くて「当たり年」ではなかったのもあるのでしょう。また来年来てみようかな。車山肩、そして霧ケ峰あたりは、道路からちょっと登ったあたりで綺麗に見られます。上から見る山の景色も綺麗です。


一応咲いてるんですが・・・わかりますか?

霧ケ峰のS字が見えたら、そこからは下り。




昨年よりも良くなったなと思えたのは、上りよりも下りでした(笑)。昨年はブレーキかけっぱなしだった15%の下りも怖くありませんでした。そういえば、その15%の下り(逆からくると15%の登り)を登ってくるママチャリの高校生たちに会いました。最初は2人くらいだったので、「すごいなー、ここ毎日通ってるのかな」と思ったのですが、その後ぽつぽつと同じ野球のユニフォーム?を来ている子たちが見えて、「もしや部活でヒルクライム?」と思いました。でも心肺強化、足腰強化にはもってこいですよね。途中、「もう無理」とばかりに自転車を降りてる子もいたりして、がんばれーって声かけたくなりました。

最後はお約束、上諏訪駅で足湯につかり、特急で帰ってきました。スーパーあずさは快適ですね。でも特急あずさが新宿終点ではなく、東京駅発着だったらどれだけ楽かといつも思います。特急だけでも東京発着になれば、新幹線とも繋がるし便利なのにな。



この日のルートです。

2012年7月16日

海の灯まつり2012

今日は海の日。毎年海の日の3連休と年末に、お台場でペーパーランプで地上絵を描くイベントが開かれているのですが、暑さで昼間はバテてたので、久々にお台場まで夜ライドしてきました。

到着したときは、ちょうど点灯式をやっているところでした。東京のビル街に日が沈んでいきます。


点灯開始。ボランティアの人たち(子供もたくさん)が次々と点灯していきます。中には火事になっちゃうやつも?(笑) 3万個(主催者発表)のペーパーランプを点灯するのは結構手間です。お疲れ様です。


日が沈みあたりが暗くなるにつれて、ろうそくの灯が明るくなってきました。



今回はオリンピック招致のアピールも兼ねています。下の写真はオリンピックの輪の部分。多分上から見ると、全体がオリンピック招致ロゴになっていると思われますが、お台場で砂浜を見下ろすことのできる高い建物は大抵マンションで、一般人は入ることができません。


メイン側ではなく、ちょっと離れたところの直線が綺麗でした。


2012年7月1日

[自転車]国道最高地点まで

土曜日はお天気が良いという予報を信じて、長野駅まで輪行。そこから国道最高地点を目指し、再び長野駅まで戻ってくるというルートを作っていました。秋の紅葉シーズンに行きたいと思ってて、日が短くなった時期でも日が暮れる前に帰って来られるかどうかのテストライドです。

長野駅からMウェーブを横目に須坂へ向かいます。須坂まではほぼ平坦ですが、そこからは早くも登り。高山村にはいった頃には、暑さもあってかなりしんどかったです。

日差しが眩しい

登りは山田牧場方向から登ることにしました。こちらのほうが斜度がきつくなさそうだし、路面が荒れてそうだったから(下りにくそうだったから)です。路面が荒れてるのは正解でしたが、斜度がきつくないというのは大いなる勘違いでした。途中、八滝という滝が見える場所があって、その前に休憩所があるのですが、もう水が無くなりそうだったのでそこでいったん休憩。滝をみながらふと通ってきた道路の反対車線に目をやると、下り10%の標識が。登りは10%標識出すと自転車乗りがへこたれるからでしょうか。全く気づきませんでした。どうりできついわけだ。

そこからが山登り本番。ヘアピンカーブが重なって、高度がどんどん上がります。この最初の登り坂で、野生の猿に遭いました。おさるさん、変な格好の自転車乗りをじーっと見つめるので、私も補給食を獲られないようにと威嚇してみたら、逃げて行きました。

ちなみに私は斜度はたいしたことないけどずーっとまっすぐ続いてる坂道よりも、ヘアピンカーブが重なってる斜度のあるルートのほうが精神的には楽なんですが、他の方はどうなんでしょうね。いずれにせよ、10キロも20キロも続くとつらいんですが。

というわけで、山田牧場到着。ここから北アルプスの山々が展望できるのですが、若干見えるという感じでした。綺麗に見るにはやはり夏場はダメそうですね。笠岳の茶屋のおじさんも夏はまず見えないと言ってました。

かろうじて北アルプスが見えてるんですが・・・

ここからさらに笠岳まで登るのですが、きつかった〜。ものすごい上のほうに道路が見えるんです。あそこまで登るのかーと思いながら、あそこへ着いたら写真撮ろうと思って撮ったのが下の写真。

山田牧場の上から登ってきた道路を見る

このあたりから山の上には雲がかかり始めてました。おかしいなぁ天気良いと言ってたのにと思いながらもうひとふんばり。笠岳の峠の茶屋に到着。茶屋でとうもろこし頂戴と言ったら、「昨日のだからあげるよ。食べられるとは思う」と言われつつ、焼きとうもろこしをタダで貰いました。別に問題ありませんでした(笑)。車で来ていた老夫婦に「自転車で来たの?」と話しかけられました。私が先に出たのですが、熊の湯あたりで追いついて来られて、「ガンバレー」と声をかけられました。ありがたいです。



ここからいったん下ります。日が陰ってる上に、1800mをこす標高で、ものすごく寒いです。ジャケットを来てても寒い寒いと思いながらおりきって、国道292号を右折すると、再び登りです。ギアを変えて踏み込んだら、冷えきったからか、いきなり足が攣りました。痛い(T_T)

ここからもそこそこ登るのですが、斜度がきついというより、既に山越えを含めて45キロ以上来ていて、標高2000m近くなって空気も薄いという体力的な問題できついという感じです。途中、走っている人に会いました。追いついて抜いたのですが、私が途中で息を整えているうちに再び追いつかれて抜かれるというのを繰り返し、結局横手山のドライブインまで行くというその人に負けました(笑)。ひどいヘタレっぷりです。その人はドライブインに車をデポして、熊の湯まで走って下り、再び走って登ってきたそうです。私は走るのが大の苦手なので、お互い「すごいですねー」と健闘を讃え合いました(笑)

横手山ドライブインは2100m。久々の2000mごえです。若干天気は悪いものの、こんな風景を見ながら走れば、気分はツール・ド・スイスか、ツール・ド・フランスか。



今日の最高地点まであとちょっと。群馬県境まで頑張って登り、看板犬のインディくんに挨拶しつつ、国道最高地点(渋峠)へ。すると先客ローディがいたのですが、その後ろ姿に見覚えが!あれ、Mさんじゃないですか〜。二度上峠からここまで登ってきて、再び草津方面へ下りて上田へ行くとか。その時は二度上峠から(しかもアウター縛りで)ここまで来たのに感心してたのですが、後で考えると上田まで行くのにもう一度峠超えるし。相変わらずのバケモノっぷりです。というか、山登ってて知り合いに会ったのは初めてです。



そして二度目の渋峠も雲の中でした。いつになったら絶景が見られるのか(笑)


雲の中の渋峠

ここから万座温泉まで下りです。道路もよくて気持よく下れます。そして万座のプリンスホテル手前から登りです(まっすぐ道なりに行くと、自転車では走れない万座ハイウェーに入ってしまうと思われます)。このプリンス手前の登りが、最後の登り区間中最大の傾斜でした。インナーに落とそうとしたら、チェーンが落ちました(^^;

万座温泉へ森林の中を下る


ここから毛無峠への分岐までが再び登りですが、それほどの斜度ではありません。今までに比べれば止まることもなく淡々と登れます。ただ、渋峠では雲に隠れていた日差しが、再び戻ってきて暑かったです。





最後の下りは一気に降りてきました。登り区間はグレーチングが気になったのですが、下りは舗装も綺麗で、グレーチングもなく、速度を出しても怖くありません。あれだけ苦労して登った1800mを一気に下り、長野駅には16時過ぎに着きました。秋でも時期によっては1日で回れそうです。今日よりは暑くないと思うし。

というわけで今回のルート。最大標高差が1500mを超えるとやっぱりきついなー。2000m超えると空気薄く感じますし。今回はちょうど100キロくらい、獲得標高は約2200mでした。



全く話は違うのですが、ある程度登ると高い木が無くなって、道路脇が笹ばかりになるのですが、車もほとんど通らず、鳥の鳴き声しか聞こえない山で、たまにその笹からガサゴソ音が聞こえて来ました。最初は熊かと思ってドキドキしたんですが、そのうちそれがタケノコを採りに来ている(?)地元の人だとわかってホッとしたのでした。でもつい先日笠岳で遭難死亡事故があったそうで、タケノコ採りをする人は気をつけて。というか、背丈より高い笹の中へ果敢に挑むおじさん・おばさんすごいと思いました。私自身も相当物好きだと思いますが、山の中にはいろんな人がいるものです。