[自転車]紅葉富士見ライド...のつもりだったけど



そろそろ富士山周辺の紅葉が見頃だそうなので、なんとか天気が持ちそうな土曜日は再び富士山駅まで輪行です。本当は東京駅発の始発に乗る予定が、大幅に寝坊してしまって特急を乗り継ぐ方法で行くことにしました。新宿7時発のあずさは大混雑なので、7時3分発の臨時のかいじ利用。あずさよりも自転車置きやすいし、そこそこ空いてて快適。大月からはフジサン特急なるものに乗りました。300円で乗れるのですが、最後尾の車両に自転車置いてくださいと言わんばかりの広い台がありました。すばらしいです。

富士山駅のいつもの場所で1枚。この幕のところに自転車置かなくてもいいじゃん、と思う今日このごろ。



県道を通って忍野に向かいます。途中、結構長いトンネルがあるのですが、新しいトンネルで特に怖さは感じませんでした。先週通ったトンネルのほうが怖かったかも。最初の目的地は二十曲峠。富士山が綺麗に見える高台のようなところです。そこに向かう道は綺麗に整備されていました。



山の中に入ると、木漏れ日に輝く黄葉が綺麗。



というわけで、えっちらおっちら登ったのですが、残念ながら富士山は姿を見せてくれませんでした。次こそ。



下りて来てせっかく忍野村を通るのだから、湧き水の池を見なければと出口池に寄ってみました。ここも黄葉が綺麗です。立て看板によると、関東大震災前はもっと湧水量が多かったそうですが、震災後は減ってしまったとか。でもたまにボコボコと水が湧いているのが確認できます。



小腹が空いたので、国道に出てから富士吉田の道の駅で吉田うどんを食べて、少し裏道を行くと、今度はもみじが綺麗です。今日は平地はもみじの美しさが際立っていました。



道の駅かつやまの前には、立派なもみじがありました。対岸の山も綺麗です。



河口湖の南岸を半周して西湖へ。西湖の周りの山も錦繍と呼ぶにふさわしい色づき。



明日は西湖で自転車レースがあるそうです。沢山の人が試走、練習をしていました。湖を回るときは反時計回りが普通なのでしょうか(左側通行なので、湖に近いのは反時計周り)。私は富士山が最後に正面に見えるといいなと思って、時計回りに西湖を巡っていたので、逆側から来るロードバイクに沢山会えました。しかし、逆回りの努力むなしく、やはり富士山は見えず。


河口湖に戻ってきて、今度は北岸を行きます。もみじトンネルは正に見頃でした。が、富士山はここでも見えず。実際は雲の間から山頂近いところがちらっと見えたのですが、それだけでした。本日富士山が綺麗に見えたのは、行きのフジサン特急の車窓からだけ。残念です。



北岸途中で県道に左折し、石和温泉方向へ。ここからの登りはややきついですが、峠まで行くわけではなく、山をながーいトンネルが貫いています。その長さ約2600m。長いです。こんなに長いトンネルを自転車で抜けたのは初めてです。今までの最長記録は恐らく塩原温泉のトンネルだと思うのですが、あれでも1600mくらいでした。車の通行量は少なく、明るい新しいトンネルのため、自転車で通っていても問題はないのですが、しかしいつまでも出口が見えないとやはり圧迫感を感じます。途中、車が完全に途絶えて、私の呼吸音とクランクを回す音しか聞こえなくなったときは心細かったです。トンネルは嫌いです。

ようやく長いトンネルを抜けて、鳥坂峠へ。ここも山の紅葉が見頃でした。トンネルを抜けて笛吹市に入るとお天気も回復してきて日が射してきました。



最後の鳥坂トンネルを抜けると、なが~い下り。そのまま下り続けて石和温泉駅へ。駅前に立派な足湯があり、冷えた足を温めました。

また紅葉の時期に来たいですが、今度は富士山ばーん、て感じのがみたいな。紅葉はもう少し大丈夫そうですが、明日は荒天だそうなので明日で終わってしまう可能性もありそうです。そして、河口湖北岸から富士山を眺めると、昼間は逆光になるんですよね。早朝がおすすめなのかもしれません。

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