2013年9月30日

[自転車] 乗鞍エコーライン (三本滝から岐阜県境)

9月27日からの3日間は、乗鞍に行こうと以前から思っていて準備してました。国道最高地点には何度も行っているのに、自転車で登れる最高所、絶景道路としても名高い乗鞍に行ったことのなかった最大の要因は、輪行の拠点からの道。東京方向から乗鞍へアプローチするなら、松本から国道を通って行くのが一番の近道ですが、その国道がトンネルだらけ、しかも路肩はほとんどなく、トラックが往来する最悪の道路だからなのです。いろんな回避方法がネットには書かれていますが、一番安易な方法を採用することにしました。松本で車を借りて車で行けるところまで行く。その代わり一泊してエコーライン、スカイライン両方を登ろうとおもったのでした。

というわけで、1日目はいつものスーパーあずさ1号に乗って松本へ。松本からレンタカーを借りて三本滝レストハウスまで。レストハウス到着11時半。東京を7時に出発したことを考えると、やっぱり遠いです。1日目は三本滝から県境までの長野県側、乗鞍エコーラインを登ります。



台風一過、とてもいい天気です。三本滝のゲートで一般車(マイカー・バイク)は通行止め。ここからはバス・タクシーか徒歩か、自転車しか入れません。



例年の状況からすると、標高の高いところで紅葉が始まるかどうかという時期かと思っていました。三本滝のゲートは標高約1800m。2000mを超えるとちらほら色づいている木が見えてきました。



えっちらおっちら登って、ようやく2350m。位ヶ原山荘前です。既に自転車で登った最高標高を超過。2000mを超えると空気が薄く感じると誰かが言ってましたが、実際に2000mを超えた時、それは嘘だと思いました。しかし2300mを超えると、ちょっと厳しい斜度が出てくると息が苦しいです。これが空気が薄いってことなのかと思いましたが、単に心肺が足りないだけかもしれません。



この辺りから色の変わった木が増えてきました。もうあと2,3日といったところでしょうか。でも十分綺麗です。



グネグネ道を登り切ると、上から覗きこむことができます。カメラを持つ人も沢山。止まるたびに話しかけられていましたが、あるおじさんは「今年は霜枯れが目立つんだ」と言っていました。「これぞ当たり年」っていう時に来てみたい気もします。とはいえ、初めて見る私には十分絶景です。そして「こんな道路走ってみたいなー」と思える道路を実際に走ってみたら、見た目よりずっときつかったというお約束の状況。



おじさんと話してたら、県境を越えて畳平まで行っていた旦那がいくら待っても来ない私を迎えに来てしまいました。最後のひとふんばり。県境まで登りました。ところが午後1時を回って少し雲が出てきてしまいました。やはり山は午前中が良いようです。岐阜県境まで行ったところで、畳平には寄らずに下りて来ました。ガスに追いかけられています。そして午後だし、秋の格好でいいやと思っていた我々はバカでした。日が陰ってきた乗鞍は、既に冬の状況でした。



三本滝まで戻ってきて、デポした車で平湯温泉まで。この日の宿はひらゆの森です。立ち寄り湯に宿泊施設がついてる感じなのですが、露天風呂が半端ない広さで温泉ざんまい。山で凍った(文字通り凍った。チェックインする時震えてた)体を温めます。食事を夜のみにして朝食はなしにしたら、「朝早い出発ですか?」と言われました。よくわかってますね。

本日のルート。





2013年9月21日

[自転車]権現堂桜堤の彼岸花

お彼岸です。ここ数年、彼岸花はお彼岸に咲かず、10月に入ってからが見頃ということが多いように思っていましたが、今年は比較的普通に咲いているようです。巾着田に行くという案もあったのですが、権現堂の桜堤も彼岸花が綺麗だそうで、そっちに行ってみることに。

今日はほぼ凪、朝は快晴でした。朝早いから大丈夫だろうと、スカイツリーから6号を走ったのですが、やっぱり怖かった。帰りは反省して蔵前橋通りで帰ってきました。そうそう、江戸川の右岸は幅が広がり、綺麗に舗装されたところが増えていて、走りやすくなってきました。そして、三郷のところに不思議なベンチ兼休憩所ができていました。自販機があると嬉しいんですけどね。。。


関宿橋まで約60キロ。江戸川の問題は、あまりにも景色が変わらなさ過ぎて、全く動いてないように思えることですね。自分との闘い、みたいな。8時過ぎ、ようやく関宿橋で下りて、権現堂を目指します。

彼岸花は通路の左右は綺麗に咲きそろっていました。赤い線が引かれているようです。



でも斜面はまだこれからのようです。大分赤くなっていましたが、まだつぼみも目立ちました。全体的に5分咲きくらいでしょうか。彼岸花の成長はどのくらいの速さなのかは知らないのですが、来週末くらいが見頃かもしれないですね。



一部白い彼岸花も咲いてます。最盛期はじゅうたんみたいになるかも。巾着田も何度か行きましたが、あそこは人が多すぎるのが難点。こちらはそこまで人がいなくてゆっくり見られますよ。


帰りは茨城県へ入り、道の駅ごかに寄ってきました。自転車の人も結構多いみたいで、とても親切にしてもらいました。そして都内から彼岸花を見に来たと言ったら笑われました。農産物はさすがに持って帰れないですが、焼き立てパンとか、地産地消的な食べ物とか、いろいろあるので休憩に是非。ただ、残念ながら自転車用のスタンドはありません。広いのでどこでも立て掛けられますが。

権現堂はまた桜の時期に行ってみたいです。桜の時期は逆にこちらは大混雑ですが。

2013年9月16日

旧万世橋駅

旧万世橋駅、あるいは旧交通博物館を改装して作ったmAAch ecute 神田万世橋 に行ってみました。



上を走るのは中央線。高架下部分を細かく分けて店舗を入れた感じ。店舗の雰囲気は、赤レンガ倉庫っぽいなーと思いました。


1912階段。1912年の駅開業時に作られた階段だそう。今は線路を見られる展望台(旧プラットフォーム)に繋がっています。


展望台には、電車がよく見えるカフェが併設されています。ただ、中央線の神田-御茶ノ水間は、それほど珍しい電車って走らないですよね。普通の中央線と、1日数本しかない「かいじ」ぐらい?でもカフェは混んでました。




展望台を通り抜けると、1935階段。鉄道博物館(のちの交通博物館)が作られた時に設置されたそうです。まーどこにでもある国鉄の階段な気はします。小淵沢駅とか、韮崎駅とか、こんな感じの階段だったなーと思いました。


1912階段の隣に、コーヒーショップがありました。アイスコーヒーをいただいたのですが、美味しかったです。1杯1杯丁寧に淹れてくれるのですが、それだけにちょっと時間かかりました。

お店は客の入りを見ながら徐々に入れ替わったりするのでしょう。場所的にオシャレなカフェよりもガッツリ飯とか、居酒屋のほうが受けそうな気もしました。

そして、ざっと見た感じ自転車置場はありませんでした。万世橋側の入り口に有料バイク置き場がありましたが、自転車は止めちゃだめですよね。そのせいか、万世橋の歩道に自転車がちらほら置いてありました。

そうそう、鉄つながりで。15日に名古屋から東京まで東海道新幹線に乗ったら、N700Aでした!実際に乗った感じは「本当にマイナーチェンジだなー」と思いましたが・・・。



2013年9月11日

[exhibition]興福寺仏頭展



 近隣で開かれる久しぶりの仏像展。興福寺蔵の仏頭をはじめとする仏教美術が集められた展覧会です。残念ながら、それほど流れがあるというわけではなく、地下2階は法相宗の教義伝来に関連する法典・絵画類と、十二神将の板彫刻。3階が東金堂から出てきた仏頭と、東金堂の十二神将像が並ぶ広間になっていました。仏頭自体が面白い運命と共にこうして陽の目を見ているわけで、それを軸にしても良かったんじゃないかなあとも思ったのでした。芸大"美術館"(博物館ではない)で開催した弱みかな。一方で仏頭がある展示室の奥ので連続上映されていた仏頭をデジタル技術で復元するビデオが面白く、芸大で開催した意義もあったとは思います。

 でも1300年の歴史を持つ興福寺だけに、出品された仏像はとても素晴らしいです。十二神将像は、どの寺にあるものも動きがあって美しいと思うのですが、興福寺東金堂の十二神将像は、その動きが「面白い」といえるものもあって、特に婆娑羅大将、波夷羅大将あたり、お気に入りです。(参考: 興福寺木造十二神将像)

  一番最後に深大寺の銅造釈迦如来倚像が陳列されていたのですが、この仏像の説明が非常に面白い。深大寺自体よりも明らかに年代が古く、かつ縁起などにも出てこないので、伝来が不明なのだとか。しかも昭和18年に盗まれて行方が分からなくなっている新薬師寺の香薬師に、表現が非常に似ているとも言われているそうで、こうした同時期の仏像を並べて掘り下げても良かったのになーとも思ったり。(参考:釈迦如来倚像)

 興福寺はたびたび火災に見舞われ、伽藍はほとんど残っていませんが、現在中金堂を再建しているのだとか。平成30年落慶予定。この展覧会は資金集めのひとつなのかな(笑)。夏休みも終わり、お天気もいまいちな平日だったからか、上野公園自体も閑散としていましたが、仏頭展も空いていました。じっくり仏像と対面できるのでお好きな方は是非どうぞ。

参考: 興福寺仏頭展