豊洲〜有明間の新道と富士見橋開通



東京オリンピックに向けてなのかどうか、それとも豊洲市場工事が本格化したからなのか、いつ開くんだろうと思ってた道路のひとつが、3月2日にようやく開通しました。公的には「補助都道315号線」と名付けられているその道路は、ゆりかもめに沿って走る都道484号を豊洲6丁目の突端から外れ、海上をショートカットして有明スポーツセンター前に出る道路です(地図参照)。有明側から豊洲6丁目へ向かってみました。

お台場から来ると、レインボーブリッジ出口の複雑な交差点を通り、のぞみ橋を渡って2つ目の交差点(有明テニスの森交差点)が左折できるようになりました。写真の赤い道です。ちなみに手前ののぞみばし東交差点も将来的には左折できるようになり、これも同じ道路につながりそうです。



左折すると歩道に自転車道が。歩道に自転車の走行空間を作るタイプです。うーん、どうなんだろう。


しかもこの狭さで双方向進入可。ああなんてこと。これなら歩道部分もう少し削って、双方向2車線にしても良かったんじゃ・・・。


ただ、色分けしただけの自歩道よりも良いと思うのは、自転車道と歩道の間に街灯などの障害物があること。横に広がった歩行者が自転車道を塞いだりといった事態はある程度防げそうです。

富士見橋が見えてきました。これで有明側から、旧豊洲埠頭へと海を渡ります。


富士見橋と名付けられたからには、もちろん富士山が見えるのでしょう。都道484号からも富士山が見えるので、恐らく見えるんだと思いますが、今日は見ることはできませんでした。レインボーブリッジと富士山というビュースポットになるのではないかと思われます。


富士見橋を渡り切ると、豊洲市場予定地に入ります。豊洲市場側からこの道路に出るための交差点らしきものもできていました。


首都高晴海線豊洲出口や、ゆりかもめ市場前駅からの東京の夜景はとても綺麗なのですが、こちらもきっと綺麗でしょう。朝も綺麗かもしれません。東京タワーからスカイツリーまで、THE TOKYOって感じの景色が見られます。お台場からだとレインボーブリッジが実は邪魔なんですよね。しかし、写真の手前の工事現場は市場予定地。ここに市場ができてしまうとこの景色見えなくなっちゃうのかな。



下りきると都道484号、ゆりかもめ市場前駅に出てきます。


上の写真の左側はまだつながっていませんが、環状2号の末端です。ここを左折すると、2008年9月に架橋が完了してから、なんと5年半も放置され続けている豊洲大橋へ繋がっています。これで海を渡ると、晴海の選手村予定地入り口辺りに出ます。


有明テニスの森前の道路が舗装が悪く、しかもバス通りなのにとても狭くて通りにくかったので、この景色の良い新道はとてもありがたいです。

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