[自転車]梅見を兼ねて犬吠埼へ



久々の輪行ライド。実は前の輪行袋が穴開いたり袋の口が破れたりとひどい状態だったので、年末に新しいのを買った(おなじオーストリッチの色違い)のに、ずっと使っていませんでした。今日はお花見を兼ねて海を見に行こうとまずは千葉みなと駅まで輪行。首都圏の市街地を通るのは嫌なので、まずはその部分をワープです。

京葉線に乗るときに、ちょうど日の出の時間でした。


千葉みなとから、しばらく東金街道(R126)を走りますが、路肩が広いのでまあまあ走りやすかったです。県道53に入ってからは、車もほとんどいなくなりました。

しかし今日は寒いです。風が強く、気温も低いので、顔が痛くなってきました。台地の畑は霜が降りて真っ白です。


千葉県はどこもそうなのですが、妙にアップダウンの多い道が続きます。結構な斜度の道に足が削られます。

上を見上げると、尾翼のマークがはっきり見えるくらい近くに飛行機が飛んでいるのが見えるようになりました。成田空港が近いのです。ここからもう少し。梅林まつり→の看板を曲がると、坂田城跡にある梅林に出ます。農家の方々が梅の出荷用に栽培しているもので、公園でも鑑賞用でもないのですが、梅が咲く時期は売店がでているようです。とはいえ、まだ朝早かったので売店は開いてないようでしたが・・・。


それぞれの区画ごとに持ち主が違うのでしょうか、密集しているわけではなく、こちらの畑もあちらの畑も梅が植えられている、という感じでした。ただ、周りが森に囲まれた場所に大量の梅が植えられているので、梅のいい香りが漂っています。


全体的に来週末のほうが見頃かもしれません。

再び県道に戻り、国道126号に出ました。ここからは一路東へ向かいます。この辺りは風が強くて、しかも場所によっては横から後ろからと気まぐれに突風が吹くので、ちょっと気を抜くと持って行かれそうになり、やや気を使いました。相変わらずアップダウンの多い道で、下りで速度が出ると、風に乗って本当に飛べるんじゃないかとも思いました。

犬吠埼の手前で飯岡灯台に寄り道。飯岡灯台→という看板を曲がってすぐの登りがかなりエゲツナイです。でも頑張ると、その先にはこんなカワイイ灯台が。


ここから犬吠埼への道に「銚子ドーバーライン」と名付けられた道がありますが、この道良いですね〜。風がここまで強くなければ、もっと気持ちよく走れたと思います。


犬吠の駅に下りる手前に「地球の丸く見える丘展望館」があります。門をくぐって建物前に来てみると、入館料(350円)を取られるようです。どうしようかと思いましたが、入り口のところにロード用のサイクルラックがあったので、思わず入ってしまいました。サイクルラックが無かったら引き返してたかもしれないので、この効能は大きいですよ(笑)

そして登ると本当に地球が丸く見えます!天気が良い日は350円の価値ありです。本当は晩秋から初冬の空気が澄んだ時期だと、かなり遠くまで見えそうです。ただ寒いんですが・・・。


銚子電鉄の犬吠駅を横目に、犬吠埼灯台へ。一番手前に昭和時代からあるようにみえるイカ焼き屋さんが、徳永英明の「輝きながら」を流してました。一気に昭和時代に戻った気分です。


クリート付きのシューズで登る気にはなれず、見ただけで終わりにしましたが、灯台には子供の時に来て、99段の階段も登ったと思います。約30年後に自転車に乗って来るとは、想像してませんでした。

君ヶ浜を通り、漁港へ抜ける道をまわって (この道路も景色最高)、観音の丼もの屋さんでお昼。銚子駅から特急で帰ってきました。


今日のハイライトは、やっぱりドーバーラインと、犬吠埼からの道路かなー。千葉の太平洋側の海が見える道路は、どこもとても良いですね。風が強いのが難点ですが。

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