2015年12月31日

2015年を振り返って

1年の感覚は歳を取るにつれて速くなるものと言われます。確かに「ああもう12月か、2015年終わるのか、あっという間だった」と思うのですが、このエントリを書こうと思って1年間撮った写真などを見ながら振り返ってみると、案外「あれって今年のことか!あれからまだ1年経ってないのか」と思うんですよね。今年は異動後1年過ぎた今の部署にもすっかり慣れて、何故か図書館とは思えない(つまり就職以来全く縁のなかったような)イベントをこなしているだけに、「あれもこれも今年だったか」と思う1年でした。蔵書量も多く、ある意味資料漬けだった以前の職場と比べて、新しい分野を学ぶ現在のキャンパスは、むしろ大学図書館とはどうあるべきかを考えさせられます。今年はツタヤ図書館がいい意味でも悪い意味でも全国的に話題になり、図書館のあり方が問われた年でもありました。図書館の持つ基本機能が近い将来に要らなくなるとは思っていませんが、図書館に求められている機能が変わっているのは日々感じているところです。

映画は67本。本年の映画は2つの大きなテーマがあったと思います。1つは第2次世界対戦終結から70年だったこと。それを記念したような戦争を振り返る映画が沢山ありました。日本からは『日本のいちばん長い日』、ドイツは『顔のないヒトラーたち』『ふたつの名前を持つ少年』など、またナチスの美術品鹵獲ものとして『ミケランジェロ・プロジェクト』『黄金のアデーレ』がありました。私は『黄金のアデーレ』がお気に入り。早世したおばの肖像を取り戻そうとするマリア・アルトマンを演じたヘレン・ミレンが素晴らしかった。もうひとつのテーマは冷戦時代に逆戻りしたかのようなスパイ映画。ミッション・インポッシブル、007の2大シリーズものに加え、ナポレオン・ソロのリメイク、そしてキングスマン。キングスマンを除くと、必ずヒロインがキャスティングされてますが、そのヒロインは昔に比べると非常に強くなってると思ったのでした。女性に焦点をあてる作品は最近多くなってると思います。女性が主役の作品の中では『アクトレス 女たちの舞台』がよかった。若い女性と老年期を迎えようとする女性の間に挟まれるクリステン・スチュワートの危うさが最高でした。また同じ女性を主人公とした作品に『繕い裁つ人』がありましたが、ファッションの話なのにチーズケーキの印象が強い作品で、今年は何故かチーズケーキが食べたいと思うことが多かったのは、この映画の呪いだったのだと今更思い至りました。

さて、写真で振り返る1年。

1月 このところ毎年恒例の行事になりつつある初場所観戦は、初めての天覧相撲でした。お相撲も面白かったけど、天皇皇后両陛下が来たことでいつもと違う雰囲気の国技館を楽しめました。私が応援している松鳳山は、この時はまだかろうじて幕内だったのですが、その後十両陥落。中々這い上がれない時期が続きましたが、9月場所で十両優勝、再入幕場所となったご当地九州場所で優勝争いに加わり敢闘賞受賞など大活躍。来年の飛躍に期待してます。


2月 最近下町が元気です。高齢化で空き家(特に空き倉庫や町工場)が多くなって開発余地が大きいこともあるのでしょう。東京の西側と比べて地価が安いのも幸いしているのかもしれません。昨年のブルーボトルだけでなく、次々と新しいカフェやお店ができていて、特に清澄白河辺りは一気に観光地化しました。中でもポタリングにちょうど良い距離にある千住のSLOW JET COFFEEはお気に入りです。



3月 3月14日、公私ともに重要な時刻表改正がありました。1つが上野東京ラインの開通です。東海道線を通勤に使う私にとって、これは大きな変化でした。終着駅だった東京は単なる通過駅に。朝の下りは少し遅くなると10両編成が続いたり、混んだりするので、少し早めに行くようになりました。2つめが北陸新幹線の開業です。輪行族の私にとって、北陸地方へ簡単に行くことができるようになったのは大きな変化でした。来年は金沢にも行きたいです。



4月 7年に一度(数えなので、実質は6年に一度)の善光寺御開帳。志賀草津道路の雪の壁ライドと合わせて行ってきました。次回の御開帳は2021年。東京オリンピックの翌年です。どんな年になっているでしょうね。


5月 火山活動が日本全国で活発化していると言われていますが、見た目には大事にはならなかったとはいえ、心理的にも物理的にも近い箱根山の火山活動は驚きでした。結局6月末から7月にかけて箱根山は小規模な噴火を起こしました。



6月 初めて自転車で新潟へ。輪行とはいえ、10年前の自分に「お前は10年後自転車で日本海を見に行く」と言っても信じてもらえないと思います。今年は北陸新幹線開業のおかげで、新潟県に何度か行きました。



7月 やはり美しが原は美しかったのです。初めて美ヶ原高原牧場内を散策しました。自転車は押し歩きで抜けられます。



8月 合宿で2000m超の峠三昧。今年は10月に大弛峠も制覇したので、2000m超の車道峠はコマクサ峠を残すのみとなりました。



9月 海外では開かれていた春画展は、日本では開催されていませんでした。春画を生み出して世界に輸出してる国が自主規制っていうのもオカシナ話ですが、法に触れる可能性があると言われてしまうと冒険はできなかったのでしょう。しかし今年、細川元首相のおかげで初めて日本でも春画展が開かれました。18禁展覧会と厳しい規制での開催となりましたが、いつか国立博物館で普通に開催されるといいですね。



10月 10月はよく登りました。乗鞍に始まり、大弛、蔵王、河口湖周りとやたらと峠を越えました。お天気が良い週末が続いたのも幸いしましたし、寒暖差が大きく山の紅葉は非常に綺麗でした。特に「これぞ見頃」だったのは蔵王でした。この頃は「今年は紅葉が早いねえ」なんて言っていたのに、11月に入ってからは全く気温が下がらなくなり、平地の紅葉は「色づかない」「色がいまいち」「遅い」と全く逆の傾向に。自然現象は人の思うようにはいかないようです。



11月 本業がやや忙しかった上に雨の週末が続いたり、法事があったりであまり乗れませんでしたが、主に荒川を走っていました。彩湖で開催されたバイクロア、5回めにして初めて見学(知人の応援)に行ったのですが、手作り感あふれるイベントで楽しかったです。



12月 東京都心の紅葉は、このところ12月半ば頃まで見られます。11月は「今年は遅くて色付き悪い」説が出ていた紅葉ですが、都心の紅葉は見事だったと思います。特に日比谷公園の紅葉が本当に綺麗で感動しました。


今年の自転車は 5043km。距離は一応の目標である年5000kmをやや超える程度で、2013年を超えることはできませんでしたが、去年の反省をふまえて意識的に登りました。昨年を10,000m、一昨年を3500m上回る累積獲得標高51,294m。来年も綺麗な景色を見て、美味しいものを食べるために、あちこちに行きたいです。

今年1年ありがとうございました。また来年もよろしくお願いいたします。皆様良いお年をお迎えください。

2015年12月29日

[自転車] 2015年 Festive500

Festive500とは、毎年Raphaが提案する12月24日(クリスマス・イブ)〜12月31日(ニューイヤーズ・イブ)の8日間に500km走ろうという、ヴァーチャル・ライドイベントです。世界中の人がStravaでエントリし、それぞれのルートで、それぞれのペースで500km以上を走ります。初めてFestive500にエントリしたのは2年前。2013、2014とFestive500だけは毎年走ってきました。今年も辛く楽しい8日間(今年は実質4日間)が進行中です。

Day 1 今年はこの日はお休みでした。朝と夕方用事があったので、葛西臨海公園にポタリング。バードウォッチャーに人気だという鳥類園、私は全然鳥に詳しくないし、珍しい鳥を見たこともなかったのですが、何故かこの日はカワセミとか、オナガとか、私にとっては珍しい鳥に会えました。平日で人が少なかったのも幸いしたのかもしれません。22km / 500km


Day 2 この日は仕事。よほど自転車で輪行しようかと思いましたが、昨年最終日はとても電車が混雑してたので諦めました。不幸中の幸いか、夕方から雨が降ったので自転車じゃなくてよかったかも。

Day 3 Festive500の時期に毎年行っている印旛沼の「かどかわ」へ。なんと「うな重」がさらに300円値上がりして2800円になってました。銀座の回らない寿司のランチより高い。すっかり高くなってしまいました>うなぎ。でもこうしてたまに食べると美味しいのです。何度も松戸方向に抜けて失敗している帰りのルートは、国道464号から県道288号へ入り、そのまま市川から国道14号へ出るというルートにしたところ、正解だったように思います。一方で行きのルートを花見川サイクリングロードにしたところ、未舗装区間を迂回しようとしてかなり迷いました。

帰りに旦那がクリートが削れてるからと晴海の自転車屋に行き、晴海埠頭に行ってみたら、帆船の海王丸と、航海訓練所の銀河丸が停泊してました。年末はずっといるのかしら。ちなみに海王丸は夜になるとライトアップしてます。163km / 500km



Day 4 職場の近くに水産会社直営のレストラン(定食屋といったほうが正しいか)があります。この日はそこへ行ってみることにしました。他のキャンパスには自転車で行ったことがあるのですが、電車とバスで自宅から2時間かかる現在のキャンパスは初めて。ほぼ箱根駅伝ルートをトレースする感じで行きました。帰りはどうしようかと旦那と相談し、旦那が「中原街道に出よう」と言い出したので、つい「いいよ」と言ってしまったのが運の尽き。中原街道って本当にアップダウン厳しいですね。上りで千切られつつ、なんとか丸子橋を渡って東京へ戻ってきました。ウインズ銀座に14:30頃到着。この日は有馬記念でした。私はIPATで先に買ってましたが、旦那が馬券を購入するのを待って帰宅しました。馬券は(私も旦那も)かすりもしませんでした。残念。来年も応援しているよ>ラブリーデイ。 *この日はiPhoneの充電を忘れるという痛恨のミスで写真がありません。これまた残念。284km / 500km

Day 5 iPhoneの充電はどうも電池の問題らしく、充電ができなくなってしまいました。結局この日は旦那のスマホで撮影した借り物写真です。今日140kmくらい行けば、明日は100kmで済むよという悪魔の囁きに負けて、何故か北風が強い江戸川を野田市まで遡りました。旦那が前を引いているのですが、昨日の中原街道で傷めつけられた脚は最初から売り切れ気味です。まずはせんべいやの喜八堂でおしるこを。そして利根運河〜利根川と辿って、茨城県守谷のハンス・ホールベックでお昼。さらに松戸のツオップでパンを買って、蔵前橋通りで帰ってきました。*ちなみにiPhoneは帰宅後に正規修理店に行って電池交換してもらい、この日に復活。 425km / 500km


Day 6 心の中では最終日。この日はいつも走っている荒川を使って、初めて行く場所へ行ってみます。上福岡駅近くのうどん屋さん條辺へ。旦那が誰かのブログで知ったそうで。朝から開いてるみたいなので、朝早くに出て、お昼過ぎに帰ってこられる感じで行くことにします。この日は前日とは打って変わって朝のうちは北風はそれほど強くなかったのです。9時過ぎくらいからでしょうか。突然冬の北風が牙を剥き、かなり苦労しました。唯一の救いは富士山が1日中綺麗に見えたことでしょうか。うどんを食べ、帰りは北風アシストに乗って再び荒川を戻り、最後は上野のうさぎやでどら焼きを買って帰宅。 529km / 500km



今年もFestive500終了です。

Festive500は今年で3年目ですが、昨年までは間に仕事の日があって、100kmのロングは2日以上続けていないのですよね。今年はカレンダーの都合で26日から休みだったものですから、4日間休みなく100km以上乗ってしまいました。結果、売り切れたのは脚だけではありません。腕も痛いわ、首も痛いわで、まだまだ鍛える必要がありそうです。また、乗った分をはるかに上回るカロリーを摂取してしまったのも反省点です。ただ、2日あれば名古屋、4日あれば大阪に自転車で行けるかなと思うと、感慨深いものがありますね。


2015年12月6日

日比谷公園の紅葉

寒さと強い北風に負けて、朝から遠出する気分になれないでいますが、重い腰を上げて朝食を千住のSlow Jet Coffeeに食べに行きました。北風に乗って戻りつつ、どこ行こうかなと思ったのですが、「今年の紅葉はいまいち」と言われる中でも何故か日比谷公園は綺麗と聞くので、自宅方向に戻りつつちょっと皇居方面に寄り道してみます。

昨日から乾通りの一般公開が始まり、皇居周りはとても混雑しています。皇居周辺の道路はかなり規制されていて、ランナーも遠回りさせられていますので、皇居周辺へ行く方は注意です。皇居を一周しつつ乾門(一般公開ルートの出口)から覗いてみました。やはり皇居は都心にあっても、お堀もあるし周りに日差しを遮るものがありません。適度な湿度と日差しが保たれて、朝晩の気温差も大きいと思われるので、紅葉も綺麗に色が出るのでしょう。とても綺麗そうでしたよ。まだ開門予定時刻の10時よりも早い時間でしたが、既に出てきている人がいましたので、前日同様開門が30分ほど早まったのかもしれません。

そのまま日比谷公園へ。桜田通り側から走って行くと、雲形池のところの紅葉が綺麗そう!早速公園に入っていきます。

東京都の木でもある銀杏が黄金色。隣のもみじも綺麗です。



立派なもみじも真っ赤。



順光で見ても綺麗でした。真ん中の鶴の噴水は、真冬の非常に寒い日の朝には見事なつららが出来るんですよ。一見の価値ありです。


紅葉の見事さと、日差しの暖かさに、ベンチでしばし紅葉鑑賞しました。


六義園も紅葉が遅れてるって言われてましたけど、そろそろ綺麗になってるかもしれないですね。




2015年12月5日

お台場レインボー花火2015

年末年始はなんとなく「毎年恒例」をこなすことで、年が終わり、そして新しい年が始まるという区切りにしているのですが、その恒例のひとつになりつつあるお台場レインボー花火。今年も毎週土曜日に19:00〜10分間打ち上がります。冬の花火は綺麗です。是非。


2015年11月29日

[自転車]下町酉の市巡り


本日は三の酉で、東京ではあちこちで酉の市が開かれています。おとりさまとも言われるこのお祭りは、関東の習俗なのだそうですが、商売繁昌の神様だけあって下町商人の願いと合致したのでしょう。江戸後期からは酉の市といえば現在の台東区にある鷲神社(おおとりじんじゃ)が有名になったそうです。ちょうどこの裏に吉原遊郭があり、酉の市の日は大門以外も開けたというのが人気になった要因のひとつでもあるとか。いかにも下町っぽいこのお祭りを見に、自転車で出かけました。

荒川河口に近い自宅からは、まっすぐ江東デルタを抜けてもよいのですが、お天気も良いので荒川へ。清砂大橋から荒川に出るところから見る河口の景色は結構好き。


荒川の花壇では季節はずれのコスモスが満開です。種をまく時期をやや逸してしまって遅咲きになったのか、それともしばらく暖かい日が続いたから今頃咲いたのか...


とりあえずはトレーニングも兼ねてるので岩淵水門へ。水門と富士山。すっかり雪化粧ですね。


Uターンして戻ります。都民サイクリストの灯台、スカイツリー。特に江東デルタに住む私は、スカイツリーが近く見えてくると、その方向に行けば良いのがわかるので、少しほっとします。


千住大橋で荒川を離れ、しばらく国道4号を南下します。三ノ輪の駅のところで国際通りへ。国際通りに入れば、沢山の人がそちらのほうに進んでいるので迷うことはありません。しかも警察がでて周辺を規制しているのですぐにわかります。まず見えてくるのは長國寺の山門です。長國寺に安置されるのは鷲妙見大菩薩、別名鷲大明神です。


11月の酉の日に行われる酉の市ですが、今年は暦の関係で三の酉まである年。酉の市は午前0時から1日中行われるらしいですが、3回ともなると大変ですね。また三の酉がある年は火事が多いという俗説があり、長國寺では火除け守りも授与(もちろん有料)してました。上の写真では見切れているのですが、右下の白い看板に三の酉の件が書かれていて、火除け守りのサンプルも飾られています。

すぐ隣が鷲神社。さすが「酉の市と言えば」と言われるだけあって、ものすごい人。こちらを目指す人は隣の長國寺とどちらに行こうかとか全く迷う気配がありません。山門の右側、左側にそれぞれ長い列ができています。警察官が列を規制し歩道に通路を作っていました。お参りに来る方たちは、皆さん昨年買った大きな熊手を持っていて、それを返納し新しいものを買うようです。


最寄り駅は三ノ輪または入谷です。浅草からだとかなり歩かなければなりません。私は自転車なので、酉の市の喧騒を離れて浅草方面へ...。吾妻橋方向へ左折すると、例の三の酉の年は火事が多いという言い伝えの関係なのか、「長谷川平蔵と火付盗賊改方パレード」なるものの準備がされていました。そして前方にはスカイツリーとアサヒビール本社ビルが。


再び隅田川を渡って江東デルタに戻ってきました。最後の目的地は富岡八幡宮。富岡八幡宮境内末社に大鳥神社があり、そのお祭りとして「深川酉の市」が開かれています。トップの写真はそこにあった大熊手。派手さは本家に負けてません。さすが見栄っ張りの江戸っ子です。酉の市が開かれる神社では、それぞれ熊手御守(かっこめ)というお守りを授与していますが、よく見る派手な縁起熊手は参道の熊手店で購入します。ちょうど熊手を買う方がいらして、手締めをしていました。威勢良い掛け声がやはり下町っぽいです。

ただ、さすがに富岡八幡宮は本社のお祭りではないので人出はややまばらですね。


提灯が灯る夜のほうが、よりお祭り気分が味わえるそうです。夜中までやっているそうですから是非。




2015年10月31日

[自転車]富士山を見ながら紅葉狩り、のつもりが富士山見えず

なんか私が富士急に乗って山梨に行くと、富士急行の車窓からは見えていた富士山が、ライド中は一切見えないという呪いにかかるようです。

今日の輪行はまず河口湖駅まで。しかし今日は寒かった。冬のジャージにモンベルのジオラインの中厚手をインナーに着ていたのに、全然足りませんでした。下り用に持ってきたウィンドブレイカーが脱げない状態。しかもウィンドブレイカーでも寒いし、下のタイツも秋モノでは足りなくて、ニーウォーマーを持ってくるべきでした。まず服装から大失敗です。




河口湖を目指します。河口湖畔の木は、場所によっては十分見頃のものも。





銀杏も綺麗でした。



ただ、もみじ回廊や、もみじトンネルのはもう少し。特にもみじ回廊は後1週間くらいかかるかもしれません。

河口湖を後にして、二十曲峠へ。河口湖では全く富士山が見えなかったのですが、忍野のほうに行けば少しは見えるかな、なんて無謀な望みを捨てきれず9%の坂を登ります・・・。でも全然。下の写真は富士山の方角を写しています。素晴らしい富士山を心の目で見てください。峠まで来たのは2度目ですが、私は今回も拝めませんでした。また来ます。



忍野八海のほうに下りると、道路の両側も色付きはじめ。



やはり富士山は見えず。厚い雲に覆われて、ちょっとのぞいたりもなさそうだなと思い、ここからショートカットして山中湖を横切って籠坂峠を越えて御殿場駅に戻ってきました。うーん、次こそ二十曲峠から富士山が見たいです・・・。

今日は雲が出るかもしれないと思いつつも強行したのは10月のStrava Climbing Challengeがあと残り300m程度だったからです。無事600m超を登り、月間獲得標高7500mを達成しました。11月は6000mが目標ですが、多くの山岳道路が冬季閉鎖に入るので、逆に難しいなあと思っているところです。

本日のルート

2015年10月20日

[自転車]蔵王エコーラインで紅葉狩り

今年は紅葉の進みが速くて、まるで桜の花見を計画してるときの気分です。そろそろ紅葉は標高2000mを下回り、特に東北は山全体が紅葉してるらしいので、10/18の日曜日は以前から紅葉シーズンに行きたかった蔵王に行くことにしました。蔵王は以前雪の壁を見に行きましたが、その時の反省から今度は山形側から登ることにします。宮城側も山形側も登る量はそれほど変わるわけではないのですが、スキー場の多い山形側は、なんだかんだと自販機が5kmごとぐらいにあるのです。また、宮城側に下りて仙台まで行けば新幹線の本数が格段に多くなることもメリットとしてあげられます。

東京駅始発の新幹線は大体乗ってると思うのですが、6:12に東京を出発するつばさに乗るのは初めて。このつばさは、東北新幹線に連結するタイプではなく、単体で走る数少ないつばさです。相変わらず旧車体のつばさは自転車を置く場所に困るのですよね。フットレストが邪魔になって一番後ろの席の裏に自転車を入れにくいのです。デッキも狭いですし。新しい車両はまだ乗ったことがないのですが、少しはましになってるのかしら。そして、在来線を走るつばさはものすごく時間がかかります。散々二度寝してもようやく福島を越えた辺り。ただ、山形新幹線の在来線部分の車窓が私は結構好きです。米沢から赤湯辺りまでは山の中を進みますし、既に山は全体が色付き、錦の衣をまとっているよう。下りの場合は進行方向左側がおすすめです。

かみのやま温泉駅で自転車を組み立て、9:00過ぎに出発しました。


県道12号に入ってからが少し厳しいです。直線的に登るルートで、山川牧場あたりまでが一番つらかったかなぁ。ただ、山が色づいているのが見えて、それを励みに登ります。



猿倉スキー場を10時頃通過。ここにレストハウスがあり自販機もあるので補給可能です。ここからS字カーブが続くのですが、4kmほど登ると坊平です。坊平より上は冬季閉鎖になるので、事務所のような建物があります。ここにも自販機があるかと思いましたが、残念ながら自販機は見えませんでした。この日は直売所ができていて、野菜などが売られていました。坊平にはアスリートビレッジという国の施設があり、高地トレーニングの強化拠点になっているそうです。「そうか、これは高地トレーニングか・・・」と思いつつ坊平を過ぎると、道の両側が一気に色づいてきました。


坊平には自販機が無いのですが、そこから少し行ったところに「ライザワールド」というレストハウスがあります。冬はスキー場になるようですが、夏はレストランだけ。リフトは営業していません。ロードバイク用のスタンドもあり、自販機もありました。ここでボトルに水を追加。そして、ライザワールドの向こう側の山が素晴らしかったです。少し遅かったかな。もう少し早いと山全体が赤く見えるのではないでしょうか。


再びS字カーブの続く登り。ただ、S字カーブは一部厳しい斜度の坂があるものの、休める平坦な場所も出てきてましです。少し登ると背の高い樹木はなくなり、ハイマツのような低木ばかりに。最後のカーブを曲がると、正面に刈田岳とハイラインのガードレールが見えてきました。


蔵王、蔵王と言っていますが、蔵王という名前の単独峰はありません。この辺りの火山群を総称して「蔵王連峰」とか「蔵王山」と言うそうです。蔵王の呼称は、正面の山の上に見えるお社(刈田嶺神社)に祀られていた蔵王権現から来ているとか。

残念ながらハイラインへは自転車は入れません。というわけで、自転車での頂上はここ(実際はもう少し手前が頂上です)


宮城側へ一気に下ります。宮城側から登ったときに厳しいと思ったのは、S字カーブも直線も、どれもこれもずっと坂が続いてるってところだったんですよね。しかも遮るものがなく風も強いのです。今回は下りですから、空を飛ぶ気分。


正面に真っ赤に染まった山が見えます。素晴らしいです。


自転車は明らかに宮城側から登ってきている人のほうが多かったです。また、自動車も宮城側から登ってきている車が多いです。紅葉ピークの時期はハイラインの駐車場待ちの列がエコーラインまで溢れて渋滞になるそうです。既に頂上辺りは紅葉も終了で、そこまでひどい状況ではありませんでしたが、やっぱり車の通りは多かったですね。

約6kmで旧料金所を通過します。冬季閉鎖区間はここまで。標高は約900mです。この辺りからが紅葉最盛期でした。



少し下りると、蔵王不動尊があります。ここから対岸に不動滝を見ることができます。山の眺めも最高でした。午後になると逆光になるのが若干残念です。


展望台前の道路も素敵ですよ。


もう少し下りると、滝見台という展望台があります。ここからも不動滝が見えるのですが、メインは三階滝。



この展望台の前から、下りてきた道の眺めが最高でした。車が並んでますが、この渋滞(駐車)のおかげで、簡単に道路を横断することができました。。。


遠刈田温泉街で、Zao Booというハンバーガー屋さんでお昼。ハンバーガーというか、肉メインのお店で、バーベキューとかもできるみたいです。私にはハンバーガーのスモールサイズでちょうどよかったです。

県道12号を離れて、県道47号へ。標識によると蔵王川崎線という主要地方道なのですが、幅も広くて走りやすい気持ちいい道でした。最初の3kmくらい登りがきつかったんですけどね。ただ、蔵王から仙台へ抜ける道なので、交通量はやや多めです。また、川崎という場所に何があるかというと、国営みちのく杜の湖畔公園と、釜房湖(ダム湖)で、日曜日だけにそこへ向かう車も多かったようです。ちらっと見た感じ、みちのく公園は昭和記念公園のようにコスモスなどが綺麗に植えられているようでした。

釜房湖まで下りてくると、紅葉はまだこれからといったところ。もう少ししたら正面の山も黄色や赤になるかもしれません。


この橋を渡って少しいったところにシベールファクトリーテラスという洋菓子屋さんがあるのですが、そこでソフトクリームをいただきました。お菓子もとっても美味しそうでしたが、持って帰れないですもんね。外のテラスで食べられるのだと思うのですが、そこまでお腹空いてなかったので。

最後の最後で誤算。東北自動車道を越えたところで国道と別れ、名取川沿いの細い道を行く予定だったのですが、なんとその道が「通行止め」になってました。。。仕方なくしばらく国道を行くと、途中から次々と前の車が左折して側道に入っていくので、ついていくことに(全く土地勘のない場所でそういうことをして迷ったことは数知れず)。幸いにして、当初の予定の道へ合流できそうなので、そのまま行くことにしました。

無事、広瀬川を渡ります。


信号待ちしてたら、「今日はどのくらい走ったの?」と歩行者のおじさんに聞かれました。ここまで86km。山形から来たと言ったら呆れられました。

仙台駅到着。夕飯にする牛タンのパックを買って新幹線へ。臨時のはやてに乗れたので、仙台の次は大宮。止まらないし、人の出入りもないしでゆっくり寝られました。

蔵王を宮城側・山形側からそれぞれ登っての感想は、登るなら山形側のほうが良いということですね。やはり太平洋側と日本海側では雪の量が違うのでしょう。山形側はスキー場が多く、グリーンシーズンもレストハウスが営業していたりするので、補給が楽です。かみのやま温泉駅がエコーラインに繋がる県道12号に近いので、無駄に登ったり平地を行く必要もありません。宮城側からは白石蔵王駅が近いですが、どのような道順を辿っても遠刈田温泉まで20kmあり、途中低いながらも峠越えがあります。また、帰りの輪行は仙台駅まで行くのがベスト。遠刈田温泉から40kmありますが、全体としては下り基調で、20km差でも余りあるほど仙台駅と白石蔵王駅では新幹線の本数が違います。ただ、駅の周りに日帰り温泉が無いのが残念。少し(数キロ)行けばあるんですけどね。

ただ、山形側から登ると、宮城側に下りてくるときに山側は逆光気味になるのがやや残念です。朝なら陽があたってもっと綺麗かもしれません。

本日のルート。