護衛艦、フリゲート艦見学(晴海埠頭)

晴海埠頭は最近軍艦の入港が多いのです。先日は東京みなと祭で護衛艦ゆうぎりがやってきました。今週はトルコのフリゲート艦が登場です。ホストシップとして護衛艦たかなみもついてきて、両方とも一般公開されています。なんでトルコかというと、1890年のエルトゥールル号遭難事件から125年を記念してとのこと。遭難事件現場の串本港に立ち寄った後、6月5日(金)に晴海埠頭へ入港しました。

家から近いので、ポタリング車で晴海へ。ちょっと早めに着いたのですが、結構並んでました。東京駅方向からのバスが来るたびに列が伸びる感じ。


9:50頃から記帳が始まりました。さすがに海外籍の軍艦に乗り込むので、氏名・住所・電話番号を記入しなければなりません。身分証確認を行うと書かれてましたが、結局身分証見せろとは言われませんでした。荷物検査はありましたけど。


トルコのほうは、グループ分けされて、前後に係りの人がつく(ただし英語も通じなかったりする)という形。勝手に歩かれては困るからでしょうか。まずは艦首から。ちゃんと武装した人が見張ってましたが、もしかしたら単に格好だけ(一緒に写ってあげるよ的な)だったのかも?


自衛隊の護衛艦は艦首までは行かせてもらえないのですが、結構フリーな感じのトルコ。


狭い階段を登って艦橋へ。


地図によると、東京を出港した後マニラに行くようでした。5月に見学したゆうぎりもそうでしたけど、結構計器類は古い感じですが、上からぶら下がってるフラットパネルだけは新しめ。


このフリゲート艦は、もともとU.S. Navyのもので、退役後に払い下げられたそうなのですが、羅針盤?にはその名残が。船体についてる看板なんかは全てトルコ語なんですけどね。


自衛隊の護衛艦にも同じような矢印書いてあったなーと思いながら。


ちなみに自衛隊のはこんな感じ。何かの方向を示してると聞いたのですが・・・。忘れちゃった。赤十字は救護所の方向だったと思う。


続いて護衛艦たかなみへ。


たかなみ型護衛艦は1998年に作られたそうで、1983年製のあさぎり型護衛艦(ゆうぎりもこの型)に比べると、通路も広いし、乗ってる装備もバージョンアップしてるようです。が、まあ軍艦なので大きな違いがあるわけではなく。まず前甲板には速射砲。晴海から、北は埼玉、南は横浜くらいまでが射程距離だとか。


通路はゆうぎりよりも余裕があるように見えました。


狭い階段(というかハシゴ?)を登って


艦橋へ


ゆうぎりのときも思ったのですが、意外とアナログな感じですよね。もっとデジタルで、タッチパネルとか無いのかと思うけれど、戦闘のことを考えると無茶な運転をするわけで、アナログのほうが信頼が置けるってことなのでしょうか。いざというとき動かないとか、機嫌が悪くなるような機械に命を預けるわけにいかないし。しかしディスプレイとか、いまだブラウン管?

というわけで、一周終了。面白かったです。晴海埠頭も青海に移転された後はどうなるのかなー。選手村の建設も始まります。選手村の建設といえば、環状2号線の工事はもう終盤です。行き先表示の覆いが取られてました。なんとなく自転車レーンは車道ではなく、歩道に引かれるような気がするな・・・。本当にそれでいいの?


フリゲート艦、護衛艦の見学会は明日も行われます(最終日は8日(月))。結構入るまで時間がかかる(記帳するので)ので、早めに行ったほうがよいと思います。


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