2016年12月31日

2016年を振り返って

リオデジャネイロ・オリンピック/パラリンピックが終わり、いよいよ「次は東京」と言われるようになりました。ロンドン大会が終わってから4年も経ったということでもあり、うかうかしていると「もう今年が大会かー」と言ってそうです。東京という都市は、常に新陳代謝を繰り返してはいますが、何十年かに一度脱皮するように大きく変化する時期があります。そのきっかけは戦争や地震だったり、そして東京オリンピックだったりするわけです。先の東京オリンピックで作られた遺産が、いよいよ耐用年数を超え始め大手術が必要な時期に来ていると感じていたこの頃。次のオリンピックに向けた東京のスクラップ・アンド・ビルドは激しく、毎月のように駅の通路が変わり、古い建物が取り壊され、新しい建物が現れています。これから4年は、景色もサービスも色んな意味で変わるんだろうな、東京という都市は4年後に向けたカウントダウンが始まってるんだなと思います。私も4年後を目標にいろいろ考えようと思っているところです。

今年映画館で見た映画は53本。『君の名は。』『シン・ゴジラ』など、今まで無い手法で大ブレークした日本映画が話題になりました。いずれも面白い映画でした。一方で、終戦70年の流れは続いていて重いテーマの映画をつい好んでみてしまいました。中でも『サウルの息子』はかなり衝撃的でした。『帰ってきたヒトラー』は、ブラックジョークの効いた痛烈な社会批判になっていて面白かった。その後に現実世界で続いたBrexit、そしてトランプ大統領の誕生という、なんとなく暗さが増していく世の中を的確に表現しているように思いました。ラブコメディ系では、『二ツ星の料理人』が私としては最高。『最高の花婿』も良かったです。図書館員そしてレファレンスライブラリアンとしては調査報道とはこういうものだということを示してくれた『スポットライト:世紀のスクープ』に拍手を贈りたいし、ミステリとしては『手紙は憶えている』が好き。そしてそういったものを超越して『アスファルト』は私の好みでした。

このところ海外ドラマも面白いのが多くて、特に『クローザー』のスピンオフ『Major Crime』はシーズン4まで見てますが、続きが気になる作品のひとつ。また『ホワイトカラー』を全部見てしまっていい男ロスに陥っている私を救ってくれたのが『Suits』でした。今年AXNで放送開始された『シカゴ・ファイア』はシーズン1に続き、シーズン2の放送も始まりました。良いです。消防士が人間関係でこんなに問題だらけだったら困るんじゃないかとも思いますが、面白いです。一方で長ーいシリーズが終わりました。ひとつが『CSI:科学捜査班』。シーズン15が最後でした。『BONES』も本国の放送はいよいよ最終シーズンだそうですね。一方でNetflixで『ギルモア・ガールズ』のリバイバルが始まるそうで、登録するか(それに日本に配信されるのか?)迷ってるところです。

写真で振り返る1年

1月
2015-2016年にかけての冬は、明らかに暖冬で雪の少ない冬でした。毎年恒例となりつつある箱根登り初めは最高のお天気でしたが、富士山を見るとやはり白いところが少ないです。2015年1月に登った時は箱根駅伝の日に雪が降り、国道1号でさえ路肩に残雪のある状況だったのに、年によって大分違います。この冬は比較的雪が多そうですが、まあ例年どおりであることを祈りたいところです。


2月 今年10回の記念大会が行われた東京マラソンのコースは、2017年から変わります。最後の湾岸地区が応援の人が少なく寂しいこと、より東京(江戸)的な地域を通りたいこと、そして何より佃大橋を始めとする細かいアップダウンや海沿いの強風に影響されない平坦コースにすることで、記録を狙えるようにすることが理由だそうです。というわけで、この晴海通りをランナーが走るのを見るのも今年が最後。近くで勝負どころが見られるのはよかったですが、交通規制でほぼ1日陸の孤島と化すので、大変は大変でした。来年の規制の案内がもう出てますが、第一京浜の品川ー日比谷間は9:30頃から16:30頃まで上下線とも通行不可となるので注意が必要かもしれません。来年の東京マラソンは2月26日(日)です。


3月 自転車に乗り始めてから「自転車乗りの聖地」といった場所が沢山あることを知りましたが、「聖地中の聖地」とも言えるしまなみ海道に初めて行きました。自転車を持って行った最も遠い場所はハワイですが、国内輪行としては最長の遠征です。お天気に恵まれたこともあって、最高でした。他にも色々ルートがあるそうなのでまた行ってみたいです。この後、香川出身の方に「瀬戸内海の海が綺麗で最高ですよねー」と言うと、「私が子供の頃は赤潮とかの問題でとても汚くて、入りたいと思える海じゃなかった」と言われたのがとても印象に残っています。人口や工場の量などの違いはありますが、東京湾だって少し努力すれば、もっと綺麗になるんじゃないかと思ったのでした。


4月 今年もあちこちの一本桜を見に行きましたが、中でも記憶に残るのは為内の一本桜でした。丘の上に立ち立派な枝を広げる桜は一本桜のイメージそのものでした。八幡平はアスピーテラインが凍結で閉鎖されていて登れなかったので、これは絶対にリベンジします。


5月 お気に入りの新潟の妻有地区の棚田めぐりに昨年よりも早い時期に行ってきました。すばらしい水鏡を見ることができました。妻有地区はまた来年も別のルートを考えているところです。


6月/7月 夏の衝撃は、舛添知事の辞任でした。参院選に続き、突然行われることになった都知事選、今年の夏前半は都民にとって選挙の夏でした。それによって11月に決定していた市場の移転は突如白紙に。とはいえ、発注された工事が止まるわけではありません。なんとなくそれを追いかけた2016年でした。今は下の写真で白く覆われている歩道橋は完成し、あとは開場を待つばかりとなっています。時間が止まってるのは市場だけで、晴海大橋の脇にBrilliaのランニング施設が12月にオープン、その奥に建設中のIHIの劇場(IHIステージアラウンド東京)は来年3月末にこけら落とし公演が始まります。そして、首都高晴海線の豊洲-晴海間は来年中に完成予定。新市場-築地間の環状2号はもういつでも通れる状態で、豊洲大橋は来年早い内に通行可能になるようです。あとは築地市場脇にできるという「暫定道路」の開通を待つばかり。晴海ふ頭にできる選手村の建設も始まり、紆余曲折のあったオリンピック関連施設も来年度には全て着工されるでしょう。新市場の時計はいつ動き始めるのでしょうか。


8月 リオ・オリンピック/パラリンピックに湧いた夏でした。大会終了後、学内(職場)で参加選手の招待会があり、選手と共に銀メダルを掴み取ったリレーバトンを見ました。(話によると、ロンドンのものに比べると塗装が甘いらしく、文字などが剥がれちゃいそうなんだとか)



9月 iPhoneにFelicaがやってきて、10月末にはSuicaが使えるようになりました。docomoのケータイにFelicaが乗った時も真っ先に買って使ってた私は、「ヒトバシラー」になることをものともせずに買いましたよ。いつも持っているiPhoneにSuicaが入っているのは便利です。一部の早期予約による割引以外にほとんど割引のないJR東日本の新幹線特急券ですが、モバイルSuica向けの割引料金があるのが新幹線輪行族の私としてはありがたいです。


10月 今年の紅葉ライドは、つばくろ谷の紅葉がとっても印象的でした。磐梯吾妻スカイラインを使うときは必ず立ち寄っていた高湯温泉あったか湯は3月に火事に見舞われ、3ヶ月間休業しましたし、今年はかなり長期間磐梯吾妻スカイラインは災害復旧工事が行われていて、通行止めや一方通行が続いていたのですが、紅葉のこの時期は通常営業に戻っていました。先の地震(と原発事故)から何かと大変だったと思いますが、こうして山が綺麗に色付き、そして人が沢山来ているのを見るとよかったなと思います。


11月 3日は山梨ワインの解禁日。ワイン好きの人たちからも最近甲州のワインが良いとおすすめされるのですが、その新酒解禁日に合わせた試飲会が数年前から日比谷公園で開かれています。この日に解禁とされるのは、甲州とマスカットベリー・Aという日本原産のぶどうを使ったワインですが、テイスティングにはデラウェア、ネオ・マスカット、アジロンなど様々な品種を使ったワインが並びます。気に入ったものは瓶で購入できますが、人気ものは試飲よりも先に売り切れます。八重洲に富士の国やまなし館というアンテナショップがあるので、気に入った銘柄をメモしておいてそちらで買ったほうが良いかもしれません。甲州もすっきりしていて飲みやすいのですが、お子様な私はデラウェアの甘さも好き。なのでお気に入りのセレーナがデラウェアの白ワインを作らなくなってしまって残念です。赤でもアジロンという品種のぶどうを使ったワインは、びっくりするぐらい甘くて飲みやすいワインでした。同じ品種を使っていても、醸造所によって大分味が違って、飲み比べるのも楽しいイベントです。



12月 Festive500 を今年も走りきりました。2013年から毎年参加しているFestive500は、Raphaが主催するバーチャルイベントです。クリスマス・イブ(24日)からニューイヤーズ・イブ(31日)までの8日間で500km以上自転車で走ると、ワッペンがもらえます。Stravaがチャレンジのひとつとして掲載しているため、世界中のチャレンジャーと距離を競い、それぞれのライド写真などを共有することができるようにもなっています。8日間全てを使ってじっくりライドできれば1日60km程度、それほど厳しい目標ではありませんが、寒さ、朝の暗さ、北風とそして年末の忙しさ(そもそも毎年期間中に2,3日は出勤日がある)の中で500km走るのは、毎年綿密な計画とスケジュール調整が必要です。でも「今年も期間中に500km走りきった!」という達成感はその年の全てを吹き飛ばしてしまうくらい大きなものです。というわけで、4年目のFestive500も終了しました。また来年も年末は「厳しい!」とスケジュール調整しながら500kmを達成したいです。今年の走行距離は残念ながら4200kmと目標の5000kmに届かず。年間5000kmは目標として来年も持っていたいです。


それでは皆様、良いお年をお迎えください。

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