2009年4月5日

[exhibition]国宝 阿修羅展

興福寺創建1300年を記念して行われている阿修羅展。130じゃない、0が1個多いその歴史の重みと神通力はさすがに魅力があるのか、上野の満開の桜もあって、ものすごい人出でした。

ただ、主な展示物が大きな仏像で、余裕を持った配置になっているので、多少混んでいても案外ゆったり見ることができました。帰るときに、それは入場制限をしていたからだと分かりましたが、それでも混雑がひどくて阿修羅が見られない、ということはなさそうです。

目玉は仏像ですが、1つめの部屋にある発掘調査などで発見された遺物もおすすめ。特にガラス玉は本当に綺麗です。2つめの部屋がさっそく十大弟子と八部衆像。何度も被災している興福寺、本尊とかは平安末期のものなのですが、この十大弟子と八部衆像は持ち出されて今もこうして見られるそうです。特に阿修羅像は綺麗に残っていて、持ち出すときも気に入れられてる仏像が先に持ち出されてたんじゃないかと思った次第。残念ながら胸部より上しか残っていない五部浄像は元は顔が青く塗られていたのではということで、本来なら阿修羅と対になるものだったのかもしれません。この仏様も綺麗に残っていたら、阿修羅と共に人気の仏像だったかもしれないですね。隣に置かれた五部浄像右腕残欠は国立博物館所蔵ということで、この2点が並んで展示されるのは珍しいことなのかも。なんかこれはここが欠けてて、これは綺麗に残ってるとかいうのが並んでいるのを見ると、この傷はどうしてできたのか、どうして腕が欠けたのか、知りたい気分になります。十大弟子は最も若い姿の須菩提像が一番かわいかったかな。迦旃延像は非常に印象的。口の悪い相方は「梅干し食べてスッパマン」とか言ってましたが。

阿修羅像はこの中に一緒には無く、3部屋目に特別扱い。中央に立つ阿修羅像の周りを時計回りに一周できるようになっていました。よく考えると、興福寺の阿修羅像ってガラスケース内だったので、横からとかちゃんと見たことなかったのですが、横からみるとまた全然違うんですね。他の2つの顔は、どちらも誰かに似てる感じで、「誰だったっけー」と2人で首をひねってました。ちなみに正面は旭鷲山という意見が一致したんですが。

朝一で入って、本館の国宝室も見て出てきたときは11時頃でしたが、その時点で特別展の入館は40分待ちでした。土日に行く方は朝一がおすすめです。かつ、前売りを持っていない方は、上野駅公園口のチケット売場(発売は9時から)で当日券を購入してから博物館に行くことをおすすめします。博物館の窓口は開館の9時半までチケットを売ってくれません。十大弟子と八部衆のうちの3体は4月19日までの展示ですので、揃いで見たい方はお早めに。

今興福寺は1300年を記念して、今伽藍も大改修中だそうです。特に金堂は建立時の姿に戻すために頑張っているらしく、完成したら是非見に行きたいです。

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