2009年12月31日

1年を振り返って

今年はまずは何をさておいても引っ越したのが大きくて、いろんな意味で環境が変わりました。築地までなら自転車で行けるかなと思って、自分用のクロスバイクを買ったのですが、思った以上に自転車の可動範囲が大きいことを知ることができたのは、思わぬ収穫でした。ちなみに今年の目標のひとつが「自転車を買って、上野まで行ってみる」だったんですが、今思うとあまりに低すぎる目標設定でした(笑)。自転車のよいところは地元を知ることができることで、電車だと行きにくいのに、物理的には近い場所というのが多々ありますが、徒歩ではその範囲が限られてしまいますし、かといって自動車で移動する距離ではない、という中途半端な距離が、自転車だとちょうどよいのです。また、自転車の速度自体も、町を知るのによいのかもしれません。子供のころは、自転車であちこちに遊びに行って地元を知ったものですが、結局人間は子供でも大人でも同じってことですよね。区内くらいなら余裕で移動できるので、方向感覚というか、どことどこがどう繋がっているのか分かってよかったと強く感じています。そして今はロードバイクがとっても欲しいです。

引っ越して東京競馬場が遠くなってしまったのが非常に残念なのですが、一方でよいこともありました。映画館がものすごく近くなったのです。一度帰ってきて、家でごはんを食べて、券だけ持ってレイトショーに行く、ということができるようになり、映画が身近になりました。多分シネコンの近くに住んでる方は同じようなことをされるのではないでしょうか。その映画館も、土日は外からの客も多いと思うのですが、平日の夜は「家でテレビ見る」感覚で来る人が多いのか、手ぶら&楽な格好の私のような方もよくいます。

というわけで、今年映画館で観た映画は32本。多分今までで最多です。

今年最も面白かった映画は『南極料理人』。私の中で、今最も注目する俳優・堺雅人主演映画の中でも、この作品は彼の持ち味が存分に発揮されている映画だったと思います。笑いの方向が独特で、きっと原作も面白いんだろうなあと思うのですが、まだ読んでません。

映画を観たら、原作も面白そうと思ったものが、『風が強く吹いている』。本当に期待しないで(しかも招待券だったし)観たのに、この爽やかさ、この感動は何なんだと思うくらいよかった映画です。原作も読んでしまいました。先に映画を観てしまったので先入観入っていますが、映画は原作の雰囲気を見事に表現してると思いましたし、原作は原作で、映画では表現しきれない各々の気持ちが描きこまれていて、結末を知ってるにも関わらず面白く読めました。

そして今年の目玉は本格的に3D映像が導入された『アバター』ですよね。映画は脚本が重要と思う私も、あの映像には圧倒されました。雪や埃みたいなものが目の前をちらちらすると払いたくなったり、人々が集合するシーンでは、手前に映っているエキストラの頭が邪魔だと思ったり(笑)。きっと初めて映画を見た人たちが感じた驚きを、あの映画は追体験させてくれているように感じました。映像で感動できる映画もあるということを久々に思い出させてくれた映画です。

海外の映画では、『フロストXニクソン』がよかったですね。映像の怖さと、それがジャーナリズムの中心となっていく時代を知ることのできる映画ですが、テレビからインターネットへ、報道における媒体のパラダイムシフトが起きている今だからこそ面白いとも言えるストーリーでした。

ふと気付くと、最近日本映画が結構面白いなーと思うのですが、一方で外国映画は映画よりもドラマのほうが面白いんですよね。ドラマが大体24時間くらいの長さを提供してくれるので、映画をやっていた人々が、表現媒体をドラマに替えているという話を聞いたことがありますが、きっとそのせいもあるんだろうなあ。『ボストン・リーガル』は相変わらず安定した笑いを提供してくれていますし、『LOST』はシーズン5までほぼ一気に見たのですが、ありえないストーリーながら、それこそ日本ではテレビドラマではありえないような映像のおかげで、「ばかばかしい」よりも「面白い」ほうが強く出ているドラマだと思いました。『バトルスター・ギャラクティカ』は来年ファイナルシーズンのシーズン4が始まるのでそれも楽しみ。今年見始めたテレビシリーズで「これはいい!」と思っているのは『ダメージ』です。

1年間お付き合いいただいた方はありがとうございました。来年もあまりかわり映えしないブログになると思いますが、よろしくお願いいたします。

今日はおせちとお雑煮の準備をしたら、一度昼寝をして、いつもの場所にカウントダウンにでかけます。去年はブログに投げてましたが、今年はTwitterに常駐しているでしょう。そうそう、今年の「これは買って良かった!」ベスト1は、クロスバイクを差し置いて、iPhoneでした。

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