2010年12月31日

1年を振り返って[映画編]

今年は去年に増してアホみたいに映画をみました。感想書いたのだけで45作品。DVDやスカパーで見たのも含まれますが、トロント映画祭で4本見たとか、4ヶ月も外国で一人暮らしをしていて、暇になると大学図書館が大量に所蔵する映画コレクションから映画を借りたり、映画館に行ったりしてたこともありますけど、仕事でもないのに週1本ペースで見てたのかと思うと、自分でもちょっと呆れます。

私、ハリウッドのセレブを見たのは、ずいぶん前にドリュー・バリモアが舞台挨拶に出てきたときだけなんですが、トロント国際映画祭で、ミラ・ジョヴォヴィッチ、エドワード・ノートン、そして、キアヌ様に会いましたよ!今年最大の収穫?

今年、この映画は良かったなーと思うのは、『インセプション』です。物語の作り込み方が半端なくて、実際のところ整合性が取れてるのかどうかも完全に理解してるとは言いがたいのですが、映像もストーリーもよくできた映画だったと思います。この作品好きな方には、岡嶋二人の『クラインの壺』(私が読んだのは新潮社版だったと思いますが、多分講談社文庫からもでてるはず)をおすすめします。逆に『クラインの壺』が好きな方にもこの映画をおすすめします。

今年の映画じゃないのですが、日本映画では『ディア・ドクター』。医者の問題は、日加とも存在しますし(しかも、ここは国土が広く、人口が少ないせいで、多分過疎化問題はもっと深刻)、医者が公務員でも、ボランティアでもなく、「職業」である以上、経済的な側面は絶対に無視できません。過疎化と超高齢化社会に、無資格医という切り口で挑んだストーリーは、単純に感動させようとするものではなく、考えさせられる映画でした。今でも「彼なら、母をどう死なせたのかと思う」というセリフが忘れられません。

英語・日本語以外だと『アイガー北壁』がおすすめ。私は史実に基づく映画が好きなことに加えて、山の物語も大好き。自分や他人の生死の選択を迫られるような状況におかれたときに、人間がどういう行動をとるか、という話も好き。この映画は、そういう私の好きな要素が詰まった映画でした。話運びは淡々としているのですが、雄大な山、厳しい気候、カタストロフィに向けた緊迫感と、力のある映像で最後まで飽きさせません。

おバカ映画の中では『ハングオーバー:消えた花ムコと史上最悪の二日酔い』。ストーリーは本当に単純で、「捜し物は、結局・・・」の物語なんですが、大酒を飲んで無くした記憶のバカバカしさ加減が本当におかしくて、最後は笑ってすっきりしたーって思える映画でした。

映像という意味では、『インセプション』をおさえて、『TRON:Legacy』です。ここまで来ると、もう「映画を見る」というよりも、ひとつのアトラクションを体験するに近いですね。もう一度gridに戻りたいって気分にさせるのは、以前言われてたアバター・シンドロームみたいなものでしょうか。

来年は、また年初から3D大作がやってきます。2月公開予定のジェームズ・キャメロン製作総指揮"Sanctum"はIMAXで見てこうと思っている作品のひとつ。同じく2月公開予定のサスペンス映画"Unknown"は、まだ日本での公開も決まってない雰囲気なので、こっちで見てこうかなと思ってます。早くもショーレースのトップを独走と言われている『英国王のスピーチ』は帰ってからちゃんと日本語字幕でみようと思っていて、またこちらではすでに公開が終わってしまっていた『キッズ・オールライト』もGWに日本で公開されるみたいなので楽しみ。アメコミ原作の"Cowboys & Aliens"も、ハリソン・フォードファンで、さらにおバカ映画ファンとしてはみなくてはならないかと思ってるんですけど、こちらの公開が来年夏なので、日本公開は1年先くらいですか。日本公開を切実に待ってます。あとは『パイレーツ・オブ・カリビアン4』でしょうか。日本映画は『セイジ』に期待してるんですけど(すでに封切り日で付箋だらけになってる、私の2011年ほぼ日手帳)

こっちにきたとき、最初テレビをつけて日本語字幕が出ない(当たり前)ことに、ものすごく不安を感じたのですが、4ヶ月もいるとだんだん慣れてきます。久々に『トロン:レガシー』で日本語字幕付き予告編を見たら、言ってることに集中して理解しようとすることに慣れすぎた私は、「日本語字幕邪魔」と思ってしまいました。日本語を読もうとする目と、英語を理解しようとする耳が、頭の中で喧嘩してる感じ。英語は集中してないと理解できないし、その上100%理解できてるわけじゃないから、ますます「字幕邪魔」と思わせる原因かもしれませんが・・・。帰ったら、慣れるのにちょっと時間かかるかも。

こっちでたまに「CSI」とか「BONES」とかがやってるのを見てたんですが、1話完結だから途中だけ見ても問題ないだろうと思って見たCSIが、なんと私が最も好きだったある人が死ぬ回で、「この回だけは(先に)みたくなかった」と思いました。「BONES」は多分私が見ていたシーズンの次のシーズンじゃないかと思うんですが、テンペランスが前髪を短くしてて、ちょっと可愛らしくなってました。そして彼女の話す長い専門用語が全然理解できませんでした。日本語って偉大ですよね。だって漢字で書かれれば、言及されてるのがどのへんの部位かぐらいはわかるもん。BONESの英語も、英語を本当に理解すればそのくらいわかるようになるのでしょうか。いずれにせよ帰ったらキャッチアップしなくちゃ。

来年も沢山面白い映画が見られるといいですね。

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