2013年7月12日

[exhibition]深海展

生きて動いているダイオウイカの撮影に成功したことで、最近話題の深海。その展覧会が国立科学博物館で行われています。金曜日は20時まで開館時間が延長されるので、久しぶりにかはくに行ってきました。


大きく2つのパートに分かれています。前半は日本が誇る深海探査船「しんかい6500」を中心とする深海探査の歴史と現状です。


子供の頃、筑波科学博でしんかい2000を見たことを強く覚えているのですが、その直ぐ後に6500が登場し、以来20年以上この探査船が現役のようです。今の6500は、掃除機のような口とか、腕も持っていて、深海で生物を捕まえたりもしているようです。


ちょうど入館直後から海洋研究開発機構の先生によるギャラリートークが始まったので、拝聴。写真は普通のカップラーメンの容器と、深海に沈めて圧縮されたカップラーメンの容器。麺は圧縮されないので、にゅるって外に出てきてしまうらしいのですが、塩辛くて食べられたものではなかったとか。


展示後半が深海の生物の不思議な生物たち。注目のダイオウイカや、ダイオウグソクムシ(どこかの水族館でハンガーストライキしているやつ)とか、巨大な生物はもちろん、発光したり、寄生したり、その形も様々で楽しいです。チムニー(熱水噴出孔)の近くには特異な生息域ができていて、硫化水素を栄養素にする生物や、硫化鉄製の殻を持つ生物など、これまでの常識を覆すような生命体もいるようです。展示の中で面白かったのは、鯨の死骸が深海生物にとって餌になり、その骨格が格好の棲家になっているということ。そして、ギャラリートークをしていた先生がお気に入りと言っていたのが、アンコウの一種。メスにオスがひっついているというのが特徴です。ちなみに栄養もメスとオスを繋ぐ管からもらっていて、一生離れられないとか。まさにヒモというやつです、というジョークに場内からも笑いが。

深海生物の研究はまだまだこれから。特に日本の周りはこれから探査されるところも多いとか。何でもわかっているような気になる現代で、まだまだ未知の世界があるというのはワクワクしますね。エネルギー問題もあるので、これからは海の底が注目されて、その解明速度も上がるのかもしれません。

最後はいつものようにおみやげコーナーなのですが、グッズが変わっていて(それは科学博物館全体がそうなんですけど)面白いです。ダイオウイカがこっち見ている学習帳とか、夢にでてきそう。ダイオウイカのぬいぐるみ、小さいのは可愛らしいのですが、最大のものは「実寸大」とかいう6 mもあるシロモノ(20万円)。これを購入して上野駅まで歩き、山手線に乗せて帰るツワモノがいないかと心密かに期待したのでした(笑)。

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