2008年6月23日

東京は乾いているのか

梅雨だなーという天気が続いていますが、なんか湿気ってるなあという感じがしない今日この頃。もしかして、今年は案外湿度が低いのかしら、と思って気象庁の統計データを調べてみたのです。そしたら、別のことに気づきました。

なんか、150年前と比べて、東京の年平均湿度って随分低くなってない?

1800年代後期から記録されている統計データによると、1870年代の東京の湿度は80%弱。大体湿った空気という時は、「湿度80%以上」を指すそうなので、年平均で78%なんていうのは、温帯湿潤気候と言われる日本らしいデータと言えると思います。

ところが、ここ数年の平均値は、60%を切るレベル。しかも単に数値を見ているだけでも、徐々に湿度が下がっているのがわかるような感じです。他の地域はどうなんだろう、と大阪・札幌・名古屋と共に湿度のデータをグラフにしてみたのが下の図。




やっぱり微妙にですが右肩下がりのグラフが現れました。特に東京は他の都市と比べても下がり方が大きいようです。下がりが顕著になったのが1960年代半ば。いわゆる高度経済成長期です。1964年には東京オリンピックも開かれ、東京のインフラが急速に整備されていた頃。つまり、東京から土が消えた頃とも合致するのかもしれません。土から発散される水蒸気が無くなり、東京はどんどん乾いてきたということなのかも。

でも湿度が下がるってことは、「ジメジメしてない」っていうことだし、湿度が上がると体感温度も上がるらしいので、湿度が下がるのはよいことなんでしょうか。それとも何か別の問題が?

温暖化温暖化と言われているけれども、実際は気温だけじゃないんじゃないかしら、とこのグラフを見ながら思ったりしたのでした。

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