2012年10月22日

ジャパンカップ観戦 in 宇都宮


ジャパンカップと言っても11月末に行われる競馬のジャパンカップじゃなくて、サイクルロードレースのほう。毎年宇都宮で行われていて、今年は21回目だそうです。意外と老舗。

で、そのレースを見に、東京から自走していくことにしました。10時スタートですから、9時ぐらいに着くために、東京の東側にある自宅発2:00AM。PMじゃありません。夜中の2時です。アホです。

自宅近くのコンビニで朝ご飯と飲み物を調達し、国道4号をひたすら北上します。旧4号〜一時新4号バイパスを走り、途中再び並行して走る県道に離れ、関宿へ。日曜日の丑三つ時の道路は、案外交通量が少なく(トラックもあまりいなくて)走りやすくはありましたが、東京を出てしまうと、道には24時間営業のお店も少なく、場所によっては街灯がかなり途切れるところもあったりして、ほとんど道路を視認できないこともあります。強力なライトと共に、リアランプも強力なものを、そして反射材のついた上着は必須です。

今回は何人かそういう酔狂なお友達と一緒に行くことにしました。他の方たちとは道の駅さかいに5:00AM集合。自販機とトイレは24時間営業ですから、おすすめです。関宿の橋から真っ暗なサイクリングロードを少し走ってきたので、明かりが見えてホッとしました。

5:15AM、道の駅さかいを出発。日が昇ると、周りの畑から立ち上る靄がすごくきれい。遠くには朝焼けの中に筑波山が浮かび上がっています。この景色を見るために、もう一度早朝(いや夜中だ)走ってもいいかなと思えるくらい。

小山に入ったあたりで、再びコンビニ休憩。おにぎり補給です。ここから国道4号を行きます。都内を走っているときに、宇都宮80kmの上に、福島240kmと出ていたのが、宇都宮は20km弱に、そして福島は170kmになりました。ただひたすら足をまわし続けていて、しかも2時という時間に家を出ているので、頭がおかしくなっています。なんか170kmなら行けるんじゃない?と錯覚するくらいネジが外れてます。

8:00AM過ぎ、ようやく宇都宮の大通りに出て、大谷街道に入りました。この辺りから自転車がものすごく増えてきました。もちろん我々同様、ロードレースを見に行こうとする(恐らく地元の)方々です。宇都宮の市街地から会場までは、ほぼこの道一本なので、なんと選手も通ります。車の上に自転車を乗せたチームカーはもちろん、ジェリー・ベリーの面々が自転車で通りすぎたと思ったら、緑のリクイガス・キャノンデールの選手も自転車に乗って我々を追い越して行きました。私の後ろにいた自転車好きの中学生S君が、突然息を吹き返し、私をぶち抜いて旦那と共に彼らを追いかけ始めました。もう100キロ以上来ていて、頭も回ってない私はとてもついて行けません。でも選手たちはすごく早くて、あっという間に豆粒になってしまいました。ただ、自動車よりも早く走れそうな彼らはやりたい放題です。彼らの国なら誰もが知ってる超有名人、彼らのジャージとロードバイクは、道路上でもあらゆる意味で免罪符になるのでしょうけれども、ここは自転車乗りとドライバーとが一触即発、仁義なき戦いまっただ中の日本です。渋滞する車を道路の真ん中(つまり右側)からぶち抜き、赤信号を無視して走り去る彼らは、きっと世界的なロードレース選手なんぞ全く知らないドライバーたちから「また自転車乗りが危険走行を!」と見られてるに違いない(^^;

9時前、会場到着!最後の坂がきつかった〜。年々自転車での来場者が増えているからか、今年は広大な自転車置き場が用意され、そこに置くように指示されました。駐車場はかなり遠くに用意されていて、そこからバス輸送のようですから、メイン会場内に駐輪場を用意されているだけ自転車は優遇されてはいますが、それ以上にものすごい量の自転車。入りきってません(笑)


なんとか駐輪場所を確保し、鶴カントリークラブの方向へ。下ってくる選手は早すぎるので、登りの地点は人気があります。KOMの古賀志林道は人が多すぎるので、2番手の鶴カントリー。こちらはまだ場所がありました。レジャーシートを敷いて場所を確保。10時にスタートして、大体20〜25分に1回選手たちが回ってきます。


主催者発表では7万8000人 (8万人ではなく7.8万というところが律儀?)来ていたそうですが、周回とはいえ、コースの総延長は14キロ余り、移動しながら見る人も多いので、思ってたよりも混乱はありませんでした。普通に食べ物を買うことができましたし、トイレ行列でうんざりということもなかったですし、レジャーシートでゆったり観戦が可能でした。

最後の周回は鶴カントリーは省略されて、森林公園通りを直線で登ってくるルートを通るので、7回目の周回を見たあと、ゴール100m前に移動しました。

勝ったのはリクイガスのバッソでしたが、どこかの下りで(案の定?)遅れたようですね。サガンがバッソを引いて集団に戻そうとしている!とか、Twitter情報で確認してたところ、すぐ後ろの道路で拍手と歓声が起こりました。振り向くと、当のサガンがリタイアして控え所?に戻って行くところでした。今日の彼の仕事は、「バッソが遅れたらアシストする」ということだったのでしょう。

最後の直線は、私たちも駐輪場まで登ってきた坂です。若干斜度のある登りの後、上り下りがあって、最後再び緩やかな登りなんです。ところが、そこを通る選手はものすごい速度。見えないくらいの勢い。うあーって言ってるうちに、バッソとダニエル・マーティンが通り過ぎて行きました。その後も集団が何度か過ぎましたが、最初の4人、特に最後まで優勝争いをしていたバッソとマーティンはレベルが違う早さでした。すごいな〜。

帰りは、ジェリー・ベリーの選手たちが(意図せず)先頭を行くながーいながーいトレインに乗って、宇都宮駅へ。駅までの約10キロ、ずーっと自転車の列で一本の線が引かれてるようでした。駅でも輪行の支度をする沢山の自転車に囲まれながら、私も輪行準備をしました。そしてお天気のよい行楽シーズンの日曜、新幹線は宇都宮駅の時点で既に立ってる人がいるほどの混雑でした。大宮駅で座れたのですが、座ったとたん爆睡。気づいたら東京駅。本当は帰りに皆で餃子食べながら帰りたいとか言ってたけど、それはさすがにかないませんでした。

福島は冗談にしても、宇都宮なら自転車で行けますね。ほぼ平坦ですし。朝早い(早すぎる)のだけが辛いけど、楽しいレース観戦でした。テレビで見てれば全体像が見られて、それはそれで面白いのだろうけど、周回コースなら何度も選手が見られるし、宇都宮の道路をバッソやサガンと一緒に走るとか、こんなことでもない限り、絶対ないですよね。それはそれで貴重な経験でしたし、楽しかったです。そうそう、新城選手も見に来ていて、気軽にサインや写真の要求に応じてくれてました。いい人です。

お天気よいのが楽しかった要因のひとつだと思います。来年もお天気よければ行ってもいいかなー。誰が出るかにもよるけれど。今年からとうとうJSPORTSが中継を始めたようですから、来年以降はさらに人が増えて大変なことになるかもしれないけれど、逆に注目されて、有名な選手がもっと来日してくれるかもしれないですよね。良い方向に変わって行くことを期待してます。





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