2016年2月22日

ルート計画にはRide with GPSが便利です

自転車で遠出するときは、ルートデータをgpxでダウンロードし、Garmin etrex20 に入れてそれを専用クレードルで自転車のハンドルに取り付けてナビとして使ってます。etrex20とは、主に登山用に使われるハンディGPSですが、単三電池2本で2,3日十分動くという優れもののGPSです。地図はフリーのOpen Street Mapを入れており、特に問題は感じていません。重いのが難点ですが、命綱とも言える地図なのに途中で電池切れは避けたいので単三電池2本で駆動するという利便性に負けました。もう手放せません。

ナビとして使用するために、あらかじめルートデータを入れる必要がありますが、そのルートデータを作るウェブサイトがいろいろあります。私は昨年からRide with GPSを常用しています。ルートラボという便利なサイトがありますが、いかんせん動きが重すぎるのと、私が使ってるSafariでもGoogle Chromeで使えなくなってしまったので、別のを探していた時に見つけたのがRide with GPSでした。最初はルートラボと似て非なるインターフェースに戸惑ったのですが、使い続けているうちにいろいろ便利機能があることに気づき、とても重宝しています。1年経って大分慣れてきたので、おすすめポイントなどを書いてみようかな(そして、もっと日本の人に使ってもらいたいなー)とエントリ作成。

使い方は簡単。まずは検索またはドラッグでスタート地点を表示します。住所レベルの検索が可能です。あとはポチポチルートを押していけばよいのはルートラボと同じ。ルートラボと違って、ぽちった場所が画面中央になるのでストレス少ないです。いちいち地図を動かしていく必要がありません。


インターフェースは英語ですが、日本語の入力・検索も可能です。タイトルを日本語で付けて保存もできます。

ここでルートラボと違う便利オプションがいくつかあります。

  1. UndoだけじゃなくてRedoもOK
    最初、Undoが見つからなくて戸惑いましたが、標高表示のところにありました(上の図では地図の右下)。UndoだけじゃなくてRedoもあって便利。ちなみにこのUndoは、Ctrl+z(直近の作業を元に戻す)に近いです。ルートの最後の点を削るのではなく、最後の変更を戻すのです。例えば自動で引かれたルートをドラッグで変更した場合、Undoを押すと、その内容を元に戻します。一度Saveすると作業ログがクリアされるようなので、そうすると最後の点から削る仕様になってます。
  2. スタートとゴールを逆に、あるいは往復ルートは自動作成
    あるルートを作成し、やっぱり逆方向から走ろうと思ったとき、Reverse Route機能で一発変換可能です。しかもSave時に「Save as new」を選択すれば、別のルートとして保存できます。往復同じルートで行き帰りするのならば、片道ルートを作成し「Out and Back」機能で往復ルートを自動作成できます。
  3. 自転車道も「道ピタ」で引ける
    OSM cycleという地図に変更し、「道に沿って線を引く」設定のまま、CYCLINGでルートを引くと、自転車道でも道沿いに引くことができます。荒川、江戸川、他に図の例のような碓井川もOKでした。ルートラボだと「直線」に変更してちまちま引くしかなかったので、これは本当に便利。ただ、OSX cylceは地図の読み込みがやや遅いので、それ以外のときはGoogle Mapに戻し、DRIVINGにして引くほうがサクサクできます。Avoid Highwayにチェックを入れておけば、自動車ルートにしておいても高速を避けてくれます。

  4. スクリーニング機能が秀逸
    そうして計画したルートは、ROUTEというタブに格納されます。ルート名だけでなく、距離、獲得標高、作成日、などが表形式で一覧できるので、距離順に並べ替えたり、獲得標高順に並べ替えたり簡単にできます。○km-○kmの範囲のルートを検索するなど、詳細検索も簡単にできるのが大変ありがたいです。ルートラボでは獲得標高や距離が一覧に表示されず、タイトルにわざわざ(xxkm/○○m)と入力してました。また地名で検索すると、その範囲を通るルートをヒットさせてくれるのもすごい。
  5. Garmin Connectと相性抜群
    私はGarmin Edge 510でGPSログを取り、BluetoothでiPhoneと接続してGarmin Connectにアップロードしています。Garmin Connectのアカウントは、StravaとRide with GPSとに連携させていて、自動的に両方に同期してくれます。つまり、いちいちGarmin ConnectからTCXファイルをダウンロードし、Ride with GPSへアップロードするという手間が要りません。結果、ブログにルートを表示させるのがとっても楽になりました。一昨年までは手入力していた年間走行距離も自動で表示してくれるバナーがあり(このブログの右側に表示)、これはルートが他の人には見えない「Private」設定にしているRideも実走距離としてカウントしてくれます。 またライド計画として作ったルートはROUTEに、実際に走行したログはRIDEに登録され、別管理されます。実走ルートと計画ルートがはっきり分かれ、混同することもありません。
  6. 地図データがGoogle Map、Street viewも参照可能
    地味にありがたいのが、ルート作成にGoogle Mapをそのまま使えること。コンビニも地図上に出てくるし、Street View機能も使えるので、ルート設定の際に助かります。
ちなみにRIDEにはプライバシー機能あり、自宅や職場が特定されないようにプライバシーゾーンを設定することができます。

ただ、いくつか不満がありました。例えばトンネルの標高計算が変なのです。トンネルの標高ではなく、トンネルが貫通する山の標高を取得してしまうようで、突然槍の先のように尖った標高グラフが現れたりします。また、Web上ではPOIの設定(例えばランチの場所や間違えやすそうな曲がり角などにチェックポイントを設定する)ができるのに、それをルートデータと一緒にダウンロードしてGarmin Basecampに登録できません。

1年間結構使ったので、お礼の意味を込めて1年50ドルのベーシック会員に登録してみました。そしたらそういう不満が一気に解消、しかもさらに便利な機能が使えました。

  1. ダウンロードデータにPOIを含められる
    ダウンロードしたGPXデータをBasecampに入れると、おやまあ!POIも一緒に登録されて手間いらず。これは便利です。
  2. 特定箇所の標高をフラットにできる
    トンネルなど標高計算が変になっているところを指定し、Flatten Elevationで平らにできました。



  3. 選択箇所あるいは選択した以外の箇所をルートから削除、またRouteを別途追加可能
    範囲指定してルートから削除することができます。例えば、作成したルートの短縮バージョンで走りたい場合に走る部分だけ選択して、Trim endsをすると、選択以外の箇所が消えます。逆に選択部分だけを削除することも可能です。これは非常に便利。RIDEをROUTEにコピーする機能があるのですが、フリーバージョンではReverse Routeくらいしか使えませんでした。途中を修正しようすると、簡単ではなかったのです。有料会員なら、以前のRIDEデータをROUTEにコピーし、trim機能で不要な箇所を削除、さらに今回は別の駅から走ってみようと思ったときは、Add Route機能でそこまでのルートを追加することで別のルートに早変わり。これは便利!また、作成途中のルート上に以前作った別のルートを読み込むこともできます。
実はGarminへアップロードという機能もあるのですが、それはさらに高額なプレミア会員用の機能です。またプレミア会員の場合は、過去のライドデータから、計画ルートの予想走破時間を計算してくれるそうです。まだまだいろんな機能が加わりそうなRide With GPS。英語インターフェースにアレルギーが無ければおすすめの選択肢です。日本ユーザーが増えてくれると、ルート検索で使えるルートも増えると思うので、皆使ってくれるといいなと思ってます。

2 件のコメント:

匿名 さんのコメント...

素晴らしい!
ルートラボより使いやすいです。
日本語になってユーザーが増えるのを願います。

intertechdalian さんのコメント...

使いにくかったルートラボから、このRide with GPSにたどり着きました。
英語版で操作方法など習得に苦労してましたが、本サイト情報で助かりました。
今後の日本語版に期待したいです。

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