蟹三昧と紅葉の京丹後

 


11月6日に解禁された蟹を目当てに京丹後へ行ってきました。

6時台の新幹線に乗り、京都駅からはしだて号に乗り換えておきながら、終点の天橋立まで乗らずに福知山で途中下車。そこから丹鉄のくろまつ号に。


朝食プラン。
撮り忘れたけど、これに米粉パンも。あと丹鉄オリジナルコーヒー飲み放題。



デザートプレートの左側はあかおにくん、という名前がついてるお菓子なんですが、この路線の途中にある大江山の鬼伝説にちなんだもの。途中大江駅でしばらく停車してくれるので、鬼瓦公園を見ることもできます。


大満足して、天橋立駅で降車。


ここから天橋立を散策し、対岸から船で帰ってこようと思ったら、船の時間が合わなくて往復歩いちゃいました。



この日の宿は丹後半島を少し北に行ったところにある油屋別館和亭。部屋に入ると蟹の匂いがほのかに(笑)。そしてひたすら蟹食べました。

刺し身も蟹。でも鰤も美味しかった!


前菜も蟹


生でも食べられるタグ付き蟹を炙って


茶碗蒸しも蟹。


さらに蟹鍋

実はこのあと、一人一杯分の茹でタラバ蟹が出てきたんですが、さすがに食べられないからと送ってもらうことに。写真撮るの忘れた...

そして天ぷらも蟹。


最後はもちろん鍋のスープを使って蟹雑炊。


ちょっと量多かったけど、美味しかったです。旦那なんて「しばらく蟹見なくていい」とか言ってたのに、帰ってきて送られてきたゆで蟹をバリバリ食べてました。

翌日は朝からいい天気。


伊根の舟屋を見ながら海辺を散策


そして傘松公園から天橋立を眺めたんですが、


意外と良かったのが、リフトからの正面に見る天橋立。


そして成相寺は紅葉真っ盛りでした。



ここも結構上のほうに展望台があるんですが、そこからの眺めもよいです。登りちょっとつらいですが、ぜひ。


もともとレンタカーを24時間で借りていたので、お昼に車を返却し、さてどうしようかと思ったのですが、とりあえず京都へ戻るかと丹鉄に再び乗車。ちなみに丹鉄は鉄道系ICカードには対応してないんですが、クレジットカードのタッチ決済に対応してます。乗車のときに乗車側の端末にピっとやって、降りるときは降車側の端末にピっとやれば、運賃が請求されるそうです。首都圏でも東急とかが試験的に導入を始めてますが、ペンギンとロボットが二分支配する首都圏では若干導入遅れ気味ですよね。定期券を持たない旅行客(外国人にも便利ですね)にはありがたいです。
ちなみに乗った特急はたんごリレー号というもので、今度はあおまつ号という車両でした。これもまた内装が結構凝ってました。


京都まで来て、そういえば伏見稲荷に行ったことない、と思ってそのままJRで稲荷駅まで。そしたらそこは日本の中の外国でした。もうありとあらゆる言語の人々が、鳥居のトンネルをくぐってました。ちなみに正月じゃないです。連休でもないただの日曜日の午後です。まだ紅葉にも若干早い時期で、この混雑。


でも伏見稲荷ってめっちゃ広いんですね。ほぼ山登り状態で、どんどん奥に行けば人は減っていきます。


そして令和◯年って書かれている鳥居もあったりして、案外入れ替わっている(もしくは次々新しいのが追加されている?)んだなと思いました。

朝がっつり食べすぎたのと、たまたま時間的にお昼を食べそびれたので、京都駅で遅めのお昼兼早めの夕飯で、ポルタ内で見つけた串かつだるまに行ってみました。串かつ田中は最近東京でもあちこちで見ますけど、だるまはネット情報によると超老舗かつ、「ソース二度づけ禁止」の発祥とか言われるチェーンなのに、東京に無いんですね。いや、銀座SIXができたときに、串かつというより串揚げの高級店業態で入ったみたいなんですが、閉店してしまったようです(さもありなん)。普通の居酒屋風なのに、とっても美味しかったです。ついつい食べすぎました。

京都駅は完全にオーバーフローしてしまってます。乗降客数ランキングでは10位にも入らないし、東京駅と比較したら半分、1位の新宿駅と比較したら1/4なのですが、駅を貫く通路が少ないとか、そもそも駅の面積が狭いとか、旅行客が多いとか、いろんな要素が絡んでいるのでしょう。新幹線の切符売場前がものすごい人だかりで、年末年始かと思いました。東海道新幹線乗る人はスマートEX登録したほうがよいですよ...。丹後も観光客多めではありましたが、たまたま時間帯がよかったのか、それほど混雑しているという印象はなかったです。

というわけで、京都を南北縦断しながら楽しんだ週末でした。

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