歴史というか、ゴミというか

人事異動で部署が変わることになって、今の机を片付けなくてはならなくなりました。もう8年も今の部署に居着いていたので、大変です。資料もそうだし、その資料の底には何やら大昔に渡された本が出てきたり。。。で、片っ端からそれを片付けてるのです。

資料を区別しながら思うのは、こういう資料に残せるような事柄ではなくて、自分が仕事をしながら経験で得てきた「感覚」とかそういうのって、なかなか残せないよなあということです。どんな部署にも経験を積み重ねたベテランっていうのはいると思うのですが、その経験って共有できないものですよね。私は問題処理係だったもので、マニュアル的に処理できないような本だの資料だのはぜーんぶ私のところに回ってきてました。そういう変な図書をどう処理するかとか、どういうところに問題があるのか、とか、そう言えば前もそれあったな、とか、そういう頭の中の記憶が実は一番重要だったりするわけです。とりあえず資料(テキスト)にできるものは全部していかなくてはいけないでしょうけれども、そういう日々培ってきたものが残せないのがちょっと悔しいかも。

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