[movie]火星からの手紙


監督: キム・ジョングォン
出演: シン・ハギュン, キム・フィソン
2003年韓国/カラー/107分/

幼くして父を亡くしたソヒ(は、父の死の直前の言葉を信じて、父が火星に行ったと信じていた。「火星の父」へと手紙を出すソヒに淡い恋心を抱く少年・スンジェ(キム・ハギュン)は、ソヒの夢を壊したくないばかりに、「ソヒの火星の父」になりきって手紙を書いていた。そして、月日は経ち・・・


同じ監督の『リメンバー・ミー』もそうでしたが、ちょっとファンタジーの入った恋愛映画でした。映像がとっても綺麗だったし、田舎の純朴な青年と、ソウルに出て変わってしまった女性のすれ違いといったテーマもそのファンタジーのおかげで、意外と新鮮に映りました。ただ、火星とかけた「赤」をすごく意図的に使っているように思ったのですが(ソヒが突然村に戻ってきたときのマフラー、薬屋のおねえちゃんも赤いマフラー、そしてラスト間近でソジュンが来ているセーター、誕生日プレゼントのカードも赤だった)、それが何を表しているのか、いまいちつかみきれなかったかも。

なんか見ている間中、シン・ハギュンが誰かに似てる・・・と思ってたのですが、最後の頃になってようやく気づきましたよ。浜ちゃんそっくりだと。

上映時間もちょうど良い感じでしたし、ビデオとかで見るにはなかなかかも知れません。ただ、私はあまりラストは好きじゃない。あれは怖いでしょう、そんなことないですか?

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