[movie/スカパー]ビヨンド・サイレンス

ビヨンド・サイレンス
カロリーヌ・リンク ヤーコブ・クラウセン トーマス・ベプケ ルギ・ヴァルトライトナー

キングレコード
2004-02-25
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監督:カロリーヌ・リンク
出演:シルビー・テステュー/タティアーナ・トゥリープ/ハウィー・シーゴエマニュエル・ラボリ/シビラ・キャノニカ/マティアス・ハービッヒ /ハンザ・ツィピィヨンカ
脚本:カロリーヌ・リンク/ベス・セルリン
配給:パンドラ
1996年/ドイツ/113分/カラー

ろうの父と母を持つララは、彼らの専属通訳者。両親もそんなララをどこへでも連れて行き、可愛がっていた。そんなララが、叔母の影響でクラリネットを知る。クラリネットと音楽の虜になったララだったが、父は面白くない。自分は楽しむことのできない音楽と、それを娘に教えた妹に娘を取られてしまった気持ちなのだ。やがて、ララは両親の元を離れて、ベルリンの音楽学校に入りたい、と言い出すが・・・。


自分では理解のできない感覚と、娘との距離感に焦燥感を抱く父親。ついつい心ない言葉で相手を傷つけてしまい、でも本当のところは・・・というよくある親子物語なのですが、その何でもない予定調和的な物語が最近の私のツボです。映画はやっぱりハッピーエンドじゃないとね、とそんな感じ。

ヨーロッパはどの町並みも美しいと思いますが、ドイツ映画に出てくる色遣いが私はとっても好き。前にも感じたので、きっとドイツらしい色遣いってことなのでしょう。家具や食器の調和の仕方がとても良いです。

そんな中で、両親を助ける幼いララが、これまためちゃめちゃ可愛いです、おすすめ。

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