ウィスキーと本って似てるかもってちょっと思った日

今日は目黒の某所で開店一周年+1日の特別営業日にお邪魔してきました。相方もお邪魔していた昨日の一周年パーティはいろんな意味で盛況だったそうで、マスターが愚痴愚痴言いながらも、でも楽しそうにパーティの話をしてくれました。でもマーブルチーフの傷心は癒えていなさそうでした。

お隣の方が1974年のアードベック(番号が打ってあるやつ)を並べているので、思わずまじまじとラベルを見ちゃいました。私より年取ってるよ、こいつ。そう言えばもう数年前に自由が丘で私より歳をとったスプリングバンク(やっぱり違ったらしい。グレンファークラスだったそうで)を相方から奪って舐めさせてもらった(本当に舐めただけ)のですが、こういうのが2005年の今までちゃんとお店に並んでるってのもすごいなーと思うんですよね。ワインとかもそうですが、年数がモノを言うお酒って、案外本に似てるかもと思ったり。やっぱりああいう付加価値のついた古いウィスキーなどはその手のマーケットがあるそうで、コネやらオークションやらを総動員して手に入れるそうです。そんなところも古本に似てません?いや、本だけじゃないか。古いモノってのは大抵そうですかね。あ、でも私の目の前にあったウィスキーと同じレベルを「古本」に当てはめるとすると、「古本」というより「稀覯書」って言ったほうがしっくり来るかも知れません。

私がラベルを熱心に見てるので、ウィスキー好きらしいお隣さんが「おいしいですよ~」と言ってくれました。でも59度のウィスキーは私には無理です(たとえ風邪気味じゃなくても。それに勿体ないし)。

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