2006年8月31日

Googleでシェークスピアをダウンロード

いよいよGoogle Book Searchの本命機能キターって感じですね。

Official Google Blog: Download the classics

著作権が切れて、パブリックドメインに入った資料をデジタル化し、それをネットで公開(およびダウンロード)するサービスは、Project Gutenbergとか、日本の青空文庫なんかでもやってるのですが、いずれもボランティアに近いもの。Googleの場合は営利企業がその業務の一つとして行い、しかもそれが世界で最も使われている検索エンジンに付属するサービスだってところがすごいというか、怖いと思うのです。

先日も、「ここに引用(というか抄訳のような形だった)されてる文の元の資料が見たい」という依頼を受け、最初は出版年や分野から思いつくデータベースを検索したのですが、らちがあかないので、日本語を適当に英訳し、単語をいくつか絡めてGoogle様にお伺いを立てたら、まさにどんぴしゃの論文そのものがGoogle Scholarでひっかかっちゃったんですよね。

日々業務でデータベースを使う私たちはともかく、普通の人はまずどのデータベースで検索するかを調べるのが面倒だったりするわけです。そこでとりあえずGoogleに入れてみる。そしたら答えが出ちゃう。もちろん、これもまたある検索戦略というか、慣れが必要ですし、これかな?と思う論文に当たったあと、実際にその本文までたどり着くのは、本文がネット上に載っていない場合は簡単ではありません。が、「とりあえずGoogleで検索してみる」という行動を研究者さえもが取る以上、そこで欲しかった資料(本であれ、学術雑誌掲載の論文であれ)の情報(本文または書誌)に当たってしまうのであれば、もう他のものは要らなくなるのです。例え青空文庫やProject Gutenbergよりもずーっと後発であっても、Googleの強みは「世界中の人がネットの入り口として考えている」ということなのでは。

そしてボランティアの手入力なんかと違って、企業として行うGoogleのデジタライズで使われる機械は半端ではありません。本を開いておいて、両側を撮影、撮影したらページをめくる、という作業を大型の機械で自動的に行います。機械というか、スキャンロボットというそうですが。こんな感じ

Googleの無料本ダウンロードのニュースを聞いたとき、超有名パブリックドメイン作家ということで、まず思いついたのは(というか、それだけしか思い浮かばなかった)Shakespeare。案の定たくさん出てきました。読まないと思うけど(笑)。でも、自分好みの紙に印刷して、自分好みに装丁する、なんていうのがここに来て再び流行になったりして?しかもデジタル化されてるHamletって、1832年版ですよ!それなりの印刷機で、それなりの紙に印刷したら、結構良い雰囲気でるかも・・・?

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