2006年9月10日

2ちゃんねるに負けるかもと思った瞬間

2ちゃんねるのすごいところは、質を圧倒的な量で補えるところだと思うのですが、今日ウォッチサイトにこんな命題が載ってました。

1995年河合塾模試の小論文にあった不気味なイラスト(イミフwwwうはwwwwおkwwww )

1995年の河合塾模試の小論文にあったイラストをもう一度みてみたい、しかし情報は11年も前の模試に掲載されてたということ以外は、「2,3歳の子供もしくは天使が首吊り用にするような縄を持っている不気味な絵」「海外の作家が描いた結構有名なモノらしい」ということだけ。

こういう質問って、よく公共図書館がはまっている質問と似てるんですよね。「子供の頃読んだ童話で内容はこんなもの」っていうのと同じ。登場人物索引とか、モチーフで引ける事典とかを片っ端から当たるのですが、作者もタイトルも分からない書籍や絵を探すのは至難の業です。質問者の「こんなイメージ」が長い年月の間に他とごっちゃになってたりして、実は間違っているなんてこともよくある話。

1の投稿から約20日。問題の絵がビアズリーの「理髪師の唄(The Ballad of a Barber)」に添えられた、本人の手のよる挿絵だということがわかりました。その10分後には、絵そのものがアップロード。投稿者は何もせずに答えを(しかも「見たい」という希望まで)かなえられたわけです。図書館だと「どこそこに載ってます」と回答はしますし、回答までに20日もかからないと思いますが、それを実際に見るとなると、再び自分で努力しなくちゃならない。近くでは見られなくて、金銭をかけなければならない場合もあります。著作権的にはグレー(作者は1800年代に亡くなっているので、絵そのものに対する著作権は既に消滅している)ではありますが、何もしないで実物まで見られるという意味では、2ちゃんねるに投稿したほうが楽ってこと?

「はてな」とかもそうですけれども、Googleよりも「ネットの人力」のほうが(Googleもある意味人海戦術とも言える)怖いかもと思う今日この頃でした。

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