2006年10月12日

Google Docs&Spreadsheetにインターネットの行く末を見る

以前、授業で指定されたファイルがWordファイル、自分はMacだからwordファイルを開けない、という利用者から問い合わせ電話が来たという話を書きました。

実は私も結構それではまることがあります。あちこちでアップロードされてる資料って、案外MicrosoftのWordファイルやExcelファイルが使われてるんですよね。総務省の統計ポータルでアップロードされてるファイルも、思いっきりExcelファイルですからね。Windowsの場合、最悪Word が無くてもWordファイルを開くためのディフォルトソフトが入ってるのですが、Macの場合は完全にアウト。プレインストールされてて、購入すれは継続利用できるiWorksのアクティベートをするしかありませんでした。私の場合、すぐ隣に置いてあるWindowsマシンを起動すればいいだけなのですが、やっぱり面倒で。

最近はOpenOffice.orgというフリーソフトがありますが、それでもMac版は実験版に近く、しかもインストールがやや面倒。あーExcelファイルか~と思ったとき、今まであきらめてたのですが、つい最近気づいたのです。そういえばGoogle SpreadsheetsってExcelファイル読めなかったっけ?

やってみたら、ビンゴ!です。見事Excelファイルが読めました。Writelyも使っていたので、Wordファイル問題も解決です。

つい最近、Writelyが完全にGoogleアカウントの一サービスとして統合され、さらに昨日Google SpreadSheetと合併してGoogle Docs&Spreadsheetsというサービスになりました。Google版Officeです。もちろん決して安くはないOfficeの機能の代替になるほど多機能ではないですが、一般的に文書を作りたいとか、簡単な(とはいえ、かなりの関数は用意されている)表を作りたいとか、そんな場合なら充分に使えます。何より優れているのが、Googleサービスお得意の「Share機能」。先日、某図書館系メーリングリストで「Writelyに置いておきました」とPublicにしたURLが流れてきました。添付ファイルよりもスマートですし、相手のプラットフォームも気になりません。離れた人たちとファイルをやりとりするのに、こういう機能があるととても便利です。

今まで「ファイルを作成する」ことと、「ファイルを特定の人とやりとりする」「ファイルを公開する」ことは別ものでした。言い換えると、何かを作ることと、それを公開・流通させることには、必ず何らかのステップが必要でした。インターネットは、ファイルを共有するという機能で公開・流通自体のハードルをものすごく下げましたが、このところ次々と登場する「Web2.0的」と言われるツールで、流通に至るまでにあった壁もとっぱらわれようとしています。Webベースのブログソフトウェアしかり、このGoogle Docs & SpreadSheetsしかりです。様々な人がタグ付けしたり、リンクしたり、それを元に何か創ったりすることで、効率的な検索も可能になっていき、露出度も上がっていく。それが文字情報ばかりじゃなくて、画像や音楽や映像や・・・、次は何が出てくるでしょうね。ブロードバンドという足回りと、Web2.0的装置というソフトウェアがそろって、インターネットがようやく期待されていたスタート地点に立った、そんな気がする今日この頃でした。何もかもがGoogleというのが、やや怖くもありますが。

#この記事はWritelyで下書きしました。

http://docs.google.com/View?docid=dhd3jtfq_26hbkfnd

参考:
米グーグルのWeb上で使えるワープロ&表計算サービスを実体験

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