2007年1月31日

本当はオンラインが良いんだけどな

明治の「バラバラ事件」もヒット 読売新聞の記事DBを体感 - ビジネススタイル - nikkei BPnet

どういう使い方をしたのかはこの文章からよくわからないのですが、読売新聞の明治期版CD−ROMから戦前版まで全部いれるとものすごい量なんです。しかも、このデータベース、なんとそれぞれの期の横断検索ができません。大正期と戦前1を一緒に検索することはできないのです(最近出た戦後版の検索システムでは改良されてるのかもしれません)。また、やはり古い紙面になると、かなり文字がつぶれており、画面上で確認することが困難なものも多々あります。結局マイクロフィルムからもう一度見るみたいなことも何度かやりました。

やっぱりオンラインで検索できるようにならないかなぁというのが私の希望。現在オンライン版のヨミダスは、1986年からのものしか検索できません。これはオンライン版としては日経テレコンなら1975年から、朝日は聞蔵IIなら1945年から検索できることを考えると(朝日も日経も紙面画像データ(日経はPDFも)方式を採用)、やや弱いのです。

ひるがえって海外ならどうかというと、もう日本なんかてんで足下にもおよびません。Times Digital Archiveなら、The Timesの創刊号(1785年)から1985年までの、広告を含むすべての記事を全文検索でき、画像で表示もされます。それ以降なら、今度はLexisNexisというデータベースで他のさまざまな国の新聞と一緒に横断検索できるのです。New York TimesとWall Street JournalもProquest Historical Newspapersで一度に19世紀分からオンラインで全文検索が可能です。日本が遅れすぎなのです。前に、Racing post紙が大学図書館で検索できた、という話をしましたが、それもLexisNexisで検索できるひとつ。さまざまな言語の大量の新聞を一度に検索できるので、ある事象をどの新聞がどのように伝えたかも一発です。

遅れの原因は、日本の新聞社の囲い込み気質が問題ということもあるだろうし、日本語という言語の機械処理的、そして販売戦略的な不利という問題もあります。また各社がそれぞれサーバーの管理までやらなくちゃならないとコストがかかるとかいう問題もあるのでしょう。

記事でも書かれていますが、これ価格がものすごく高いんですよねぇ。県立レベルならともかく、市立図書館には購入は無理じゃないかと思うのですが・・・。ちなみに国会図書館まで行かなくても都立中央図書館なら見られるんじゃないですか?>立花さん。

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