2007年5月5日

「お金を払う」ことが抑制する行動

飲み物タダの自販機、6月にも 画面や紙コップに広告朝日新聞 - goo ニュース

広告で商品をタダにするというビジネスモデルって、大きなところだと民放、そしてGoogleなど、いろんなところで使われていますが、こういう食品とかいわゆる消費したら無くなるものに対して、そのビジネスモデルを導入するのって、実は間違ってるんじゃないかと思うんです。

以前、海外の図書館に研修に行っていた人が、帰国したときの報告に、「図書館で行うガイダンスは、有料で予約を取る。なぜなら、無料で予約させると、当日来ない人がいるから」っていうのがあったんです。あるいは食べ放題。「食べられるだけ取ってください。残したら料金をいただきます」という看板、よくありますよね。

100円程度だけれど、一応お金を払うという行動で、抑制されることってあると思うのです。無駄にジュースを買ったりしないし、必要も無いのに貰って、挙げ句残してそのあたりに捨てたりすることも少なくなるでしょう。競馬場やウインズには無料のお茶サービスがあるんですが、よく灰皿として使ってる人いるんですよね。まあ競馬場に来る人の民度が低いと言われてしまえばそれまでですが、無料でたまたまそこに水代わりのものがあったら、絶対にやらないって言えますか?そう言えば、入試監督のときにも無料のお茶サービスがあるのですが、結局飲まずに「飲み残しバケツ」に捨てられるお茶がたくさんあります。会社内だけとか、別の抑制が働く場合(周りの目とか)ならともかく、その辺に置いたら、やたらと無駄に飲まれたあげく、補給が追いつかないとか起こらないかしら。食品みたいなものは、広告が入ることで50円になりますとかのほうが良いんじゃないかなあ。さらに、紙コップを処理する機械に入れれば10円戻ってくるとか(大江戸線にあるようなやつ。あまりに面白くて、電車を一本見送ってしまったことがある)。あるいは本来タダなのだから、50円はなんかの寄付をするとか。企業イメージもアップするし、ジュース飲んで寄付できるなら、と評判になるかも?

たった10円でも、有料っていうことが人の行動に与える影響って大きいと思うんですよね。なんでもかんでも広告による無料提供ビジネスを導入しようとする企業姿勢ってもう少し考え直して欲しいなあと思うのでした。

0 件のコメント:

コメントを投稿