2007年5月17日

[movie]バベル


監督:アレハンドロ・ゴンサレス・イニャリトゥ
出演:ブラッド・ピット、ケイト・ブランシェット、ガエル・ガルシア・ベルナル、アドリアナ・バラッザ、菊地凛子、役所広司ほか
2006年/メキシコ/143分/カラー/ビスタサイズ/ドルビーデジタル

リチャード(ブラッド・ピット)は、スーザン(ケイト・ブランシェット)と共にモロッコを旅していた。ある出来事で出来た2人の溝を、この旅行で埋めようとしていたのだ。ところがバスで移動中、スーザンが何者かに銃で撃たれてしまう。


最後まで見て、「うーん、なんか評価の難しい映画かも」と思いました。映像で見るより、本で読んだほうが「おー」と思えるストーリーかもしれないですね。『パルプフィクション』を狙ったのかなーと思ったので、あえてあらすじは少しぼかして書きましたが、一丁の銃が言葉も、住む場所も、そして宗教も異なる地球上の人々の間で数奇な運命をたどる映画と見るのか、それとも「バベル」という題名から、その言葉が異なる(それは単に言語が違うというばかりでなく、社会的要因によってコミュニケーションが取りにくいという意味も含めて)ことによるコミュニケーションの難しさとすれ違いの哀しさに重点を置くべきなのか、そういうところまで含めて、観客に投げてる映画かと思います。後で考えると、あれもこれも伏線になってるんだなーと思いますが、もう一度見て「ああ!こんなところにも伏線が!」と思えるほどでもないところが、私の中では微妙な評価です。

ただ、ラストのほうで、地の果てのような村から、ビルの建ち並ぶ市街地へと戻るシーン、私は石垣島から飛行機で東京に戻ってきたときのことを思い出しました。そのとき「私は多分都会から離れられないだろう」と思ったんですよね。隣の家が何キロも先、とかありえないと。あのシーンは、多分この映画の中でも象徴的なシーンだったんじゃないかなあと私は思ってます。

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