自分で見ないと気が済まない

随分前、「空気抜き孔付きガス栓確認のお願い」というハガキが来ていて、我が家はその形状とは違ったので、「違います」という返信までしていました。私は全然知らなかったのですが、東京ガスからこんなプレスリリースが出ていたようです。

東京ガス : プレスリリース / 空気抜き孔付き機器接続ガス栓のご使用に関するお願いと自主的な確認作業の実施について

ところが、その後も何度も「点検しますので、連絡してください」というチラシが入っていたのですが、「だから違うって言ったじゃん」と思いつつ、無視していたのです。それが、つい最近、とうとう封書で「確認するので、電話しろ」という案内が来たので、なんだしつこいなーと思いつつ、あえて東京ガスから封書で「連絡しろ」と言ってきてるので、連絡先に電話をしました。人を派遣するので、いつが良いかを確認され、ガス栓を見せて貰いますと言われました。

そして今日がその日でした。ガス栓を見るというので、仕方なくいろいろ掃除したり、人が入るから家の中も掃除して待っていました。9時から12時の約束でしたが、10時前にその確認の人が来ました。ガス栓を見るものだと思っていたので、台所に案内しようとしたところ、「ベランダの給湯器見たいんですけど」と言われたのです。

ひえー。そのベランダに出るには、まだトドのように寝ている相方を起こさねばなりません。「おーい。ガスの人ベランダに出たいんだってー」となんとか起こし、慌てて布団もどかして、「どうぞー」と言ったのですが、トドの相方を見てガスの人も「すみません、すみません、失礼します」と困惑気味。

さらにその後台所のガス栓も見て、どうだったかなーと思うと、一枚の紙を渡されました。

「ええと、お客様のガス栓は結局のところ、対象のガス栓ではありませんでした」

・・・だから最初から言ってたじゃん!違うって!だったら、確認のためのハガキとか一々送らなくてもよかったじゃん。

我が家は複数棟ある団地の一棟なのですが、何度かに分けて建てられているので、棟によってはそのガス栓が使われていたりするようです。しかも、同じ棟の中でもこの部屋は入ってるけどこの部屋は入っていないとかあるとかで、全部確認していますと、長々と言い訳されました。恐らく出入りの激しい団地で、しかも人が出ると毎回大がかりな補修工事とかしているようなので、それで紛れ込んでしまったのでしょう。

というわけで、トドの相方を大騒ぎして起こした割には、10分もしないうちに点検の人は帰って行ったのでした。

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